農産物直売所で農業者の所得アップと地域の活性化を図っていきたい!!
株式会社京都佐伯の里 代表取締役 茨木 儀一さん(亀岡市)
京都府亀岡市で、農産物直売所「京都佐伯の里」をオープンした株式会社京都佐伯の里を訪問し、代表取締役の茨木儀一さんと農産物直売所店長の吉田正子さんにお話を伺いました。
(取材:2023年7月)

農産物直売所オープンのとき、向かって左から同社の谷本役員、茨木代表、浪川役員

左から茨木代表と吉田店長
株式会社京都佐伯の里を立ち上げ、農産物直売所「京都佐伯の里」をオープン!
佐伯集落では、国営のほ場整備事業の完了を契機に、令和元年4月に集落営農組織「佐伯農家組合」を立ち上げ、農作業受託による営農を開始。その時から集落営農組織の法人化と農産物直売所の構想があり、令和4年3月に「株式会社京都佐伯の里」(以下「同社」という。)を設立しました。
同社では、現在15haの水田を借り受けて営農を行うほか、ビニールハウス2棟でアスパラガス、6棟で水稲育苗及び野菜の生産を行っています。また、農山漁村振興交付金の農山漁村発イノベーション整備事業(定住促進・交流対策型)を活用して農産物直売所「京都佐伯の里」を令和5年6月24日にオープンしました。
農産物直売所は、観光地「湯の花温泉」への通り道(国道372号線沿い)にあることから、地元客のみならず観光客の利用も見込める好立地となっています。


地元で取れたキャベツや加茂ナスなど
地元の新鮮な農産物を売ることで農業者の所得アップ、集落を超えた繋がりと地域の活性化を図っていきたい!
農産物直売所には、地元で取れた新鮮な野菜(キャベツや加茂ナス)、加工施設で製造したスイーツ(シフォンケーキやマフィン)などが並んでいました。
茨木代表からは、佐伯集落だけでなく周辺地域の農産物も扱うことで、集落を超えた繋がりができ、地域の農業者の営農意欲が高まり、野菜などの生産量も増えるのではと期待されていました。
また、地元女性9人を新たに雇用しており、地域の雇用創出と共に交流イベント等を行い、農産物直売所を拠点として地域の活性化を図っていきたいと言われていました。
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