新鮮な野菜を供給、地方卸売市場の挑戦。地域と共に野菜産地を目指す!
株式会社京都山城の郷(木津川市)
木津川市で青果類を生産販売している株式会社京都山城の郷を訪問し、代表取締役の西井寿享さんと生産担当主任の北信人さんにお話しを伺いました。
(取材日:2025年7月)

(左から)丸寿青果(株)代表取締役兼(株)京都山城の郷代表取締役の
西井寿享さん、生産担当主任の北信人さん
地方卸売市場運営会社が農業へ参入
株式会社京都山城の郷(木津川市)は、創業昭和33年と歴史のある京都府南部地方卸売市場を運営する丸寿青果株式会社の子会社です。
生産者の高齢化や離農等により、卸売市場へ野菜等の入荷量が年々減少してきたことから、商品確保や地域の活性化のため、平成25年に農業に参入し、新鮮な地場産野菜や旬の京野菜を卸売市場を通じ地域の消費者へ届けています。

丸寿青果(株)が運営する京都府南部地方卸売市場
野菜の鮮度は抜群、地域の活性化も
京都山城の郷で生産された野菜は収穫後すぐに、丸寿青果へ納品しており、鮮度の良い野菜を提供できることが強みとなっており、取引先から好評を得ています。
現在は、主任の北信人さんを中心に社員5名のほか、パート、アルバイト従業員10名の計15名で、約3haある自社農園で九条ねぎ、小松菜、菊菜などの葉物野菜を中心に生産しています。
農地は、地域の遊休農地を活用しておられ、新鮮な野菜を消費者へ提供するだけではなく、地域農業の活性化にも貢献しておられます。
お問合せ先
京都府拠点
担当者:総括班
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