将来に渡って地域の優良な農地を守っていきます!
農事組合法人 鬼の里農園
福知山市大江町河守地区の農事組合法人 鬼の里農園は地元の営農組合を元に平成22年4月に設立されました。現在、約32haの農地で水稲、小麦、小豆、タマネギを栽培されています。
今回は、代表理事の新井 春男さんと理事(総務担当)の廣瀬 敬治さんにお話を伺いました。
栽培作物について
約32haの農地で水稲(京の輝き、五百万石、コシヒカリ)、小麦(せときらら)、小豆(京都大納言)、タマネギのブロックローテーションをされています。2年で4作の栽培を行うことを基本にされているそうです。京の輝きは鉄コーティングした籾の直播栽培、コシヒカリは特別栽培に取り組まれています。
効率的に農作業をするために
大区画の田で効率的に農作業ができる様に、大型の農業機械を所有されています。役員(理事3人、監事2人)と約20人の臨時雇用の方で活動されていますが、そのうち理事3人と臨時雇用の方7人が大型特殊免許を持っておられます。
農作業安全に対する意識も高く、こうした農業機械の作業時にはヘルメット着用を徹底されており、今後はGAPの取組も始めたいとの意欲を示されています。
小麦の作付けと白い目印
見渡す限り一面に、きれいに列をなして、小麦が作付けられていました。
その中に白い目印が10mごとに立てられていたのですが、何だと思いますか。
消毒時に、この目印を中心に散布することで、どの場所を消毒したか分かる様に工夫をされています。
これからの展望
大江町河守地区には、ほ場整備された大区画の田が多いため、将来に渡って地域の優良な農地を守っていくことを一番に考えられているそうです。
また、今後は大江町内の他集落の営農組合とも連携して、繁忙期の労働力の融通や農業機械の共同利用をしていくことも考えられています。
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