小規模農業(小さな面積で色々な野菜等の栽培)に取り組むことで、有機農業を実践!!
べじたぶるぼーと 代表 大江 広一郎さん(亀岡市)
京都府亀岡市で、有機農業の取組を行っている「べじたぶるぼーと」を訪問し、代表の大江 広一郎(おおえ ひろいちろう)さんにお話を伺いました。
(取材:2023年6月)

大江 広一郎さん
有機農業に取り組んだ経緯等
大学3年のころ環境NGOの農業体験ツアーに参加、その後、日本各地の農業を体験し、その中で有機農業に出会い興味を持ちました。大学卒業後はサラリーマンをしていたが2年2カ月で会社を辞め、大阪府能勢町の有機農業者(師匠)のところで一年間研修を受けた後、2010年に亀岡市で農地を紹介してもらい、有機農業を始めたとのことでした。
大江さんは、師匠と同様に小さな面積で色々な野菜等の栽培を無農薬・無化学肥料等で行う小規模農業を追求していきたいと言われていました。

トマト等の夏野菜を栽培
有機農業で多品目の野菜作り及び米の取組について
現在、約25aの畑で年間90種類の野菜を無農薬・無化学肥料等で栽培しています。
また、亀岡を有機農業のまちにしたいと、2021年3月に「亀岡オーガニックアクション」(共同代表3人のうちの1人として)を立ち上げ、市の「有機米プロジェクト」に参加。一般社団法人亀岡オーガニックアクション(2023年5月に法人化)で市所有の土地を借り受け、無農薬・無化学肥料等による米作りに取り組み、学校給食への提供、田植えや稲刈りなどの体験イベントの開催を行っています。

季節の野菜5種類をセット
季節の野菜5種類をセットにして毎週宅配!
「べじたぶるぼーと」(屋号)で野菜の契約販売を行っており、季節の野菜5種類をセットにして、約80軒のお宅に自分の車で毎週配達しています。配達先は9割が京都市内、1割が亀岡市内となっており、毎週届けているので、少し見た目が悪くても説明すれば理解してもらえ、お客さんの評判は長年のリピートが物語っています。
10年以上続いている方も50軒位あり、あまり宣伝していないが、口コミで増えてきたと言われていました。
お問合せ先
京都府拠点
担当者:総括班
電話:075-414-9015