規模拡大と積極的な経営により成長し続ける農業を目指す
株式会社 渋谷農園 代表取締役 渋谷 昌樹さん(八幡市)
京都府八幡市で、ASIAGAPの認証を受け、いちごを輸出する取組について、(株)渋谷農園の渋谷昌樹さんを訪問し意見交換を行いました。(令和5年3月)

代表取締役の渋谷昌樹さん
「農業を通じて人を幸せにする。」(渋谷農園HPより)
渋谷昌樹さんは、大学卒業後、農業をする両親の手伝いを経て、2013年7月、30歳の時に株式会社渋谷農園を設立しました。農業を取り巻く環境が目まぐるしく変化する中で、「農業を通じて人を幸せにする。」ことを企業理念にして成長を続ける農業を目指されています。

広大なハウスの中で栽培されているいちご
ASIAGAPを取得し、いちごを海外へ輸出
九条ネギ、いちご、万願寺とうがらしなど様々な品目を生産しており、特にいちごについては、ハウス16棟(70a)で「おいCベリー」などの品種を「京の雫(しずく)」という渋谷農園独自のブランド名で販売。生産量の3分の1を香港、シンガポール、タイなどの東南アジア各国へ輸出されています。輸出に当たっては、信頼できる農場と消費者を結ぶ国際的な認証制度であるASIAGAPの認証を受けており、併せて会社の経営改善のために運営体制やオペレーションの見直しにも活用されています。

意見交換の様子
更なる規模の拡大を目指して
八幡市は交通の便などの立地条件が良く、積極的な規模拡大で売り上げも順調に伸びているところですが、ハウスを建てることができる農地の確保が難しく課題となっています。渋谷さんは、燃油、資材の価格高騰など農家にとって厳しい環境のなか、経営を見直して生産性を上げて行くことが大切だと考えておられます。
渋谷農園ホームページ
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