地域の農地や自然環境を守っていきたい。 農事組合法人たち
今回は、綾部市舘町の「農事組合法人たち」代表理事 大槻昭男さんと理事 大槻眞純さんにお話を伺いました。法人は、50人の組合員で構成され、役員7名とともに、雇用契約を結ぶ約20人のメンバーが中心となって、地域の農地を守るため、農業経営に取り組まれています。
(代表理事と理事) |
栽培作物について現在、水稲(コシヒカリ、京の輝き、五百万石)8ha、小麦6ha、小豆6ha、茶(玉露)1.4haの生産に取り組まれています。収益向上を考え、直売にも取り組むとともに、将来的に米の消費量が減少していくことを見据えて、小豆の栽培面積の拡大を進めておられます。 |
(平成30年度農林水産業功労者表彰を受賞) |
平成30年度農林水産業功労者表彰を受賞舘町営農組合として活動されてきましたが、集落での担い手を確保する必要が高まったこともあり、平成19年10月、法人化されました。地域の農地や自然環境を守る取組を長年続けてこられ、平成30年度にはその多大な功績が評価され、京都府知事から農林水産業功労者表彰を受けられました。 |
(麦秋を迎えています) |
これからの展望高齢化が進む中、引き受けるべき農地も増える見込みですが、限られた人数で農業を継続していくため、農地や作業を集約することで、舘地域の農業を維持していきたいと考えておられます。また、今後は、隣接する地域と連携して、地域全体の農業を守っていきたいという構想も描いておられます。 |
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