近畿「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第6回)選定証授与式を開催しました
奈良県拠点は、令和4年12月13日に九果園直売所において、近畿「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第6回)選定証授与式を開催し、代表谷尾 薫氏に対し宮本地方参事官から選定証を授与しました。
代表からは、「優良事例として選定頂いたことが終わりではなく、これを機に周りの地域において同じような想いの仲間を増やし、農事組合法人の設立を目指したい。
この地においていちじくが産地ブランドになるよう取組み、農地の集約や雇用の創出など地域の活性化に汗をかきたい」と語られました。
《取組の概要》 ~九果園~ 奈良県橿原市
〇橿原市や隣接する桜井市の荒廃農地を再生し、有機質肥料100%にこだわり、栽培努力により皮ごと食べられるいちじくを38品種栽培。
〇多品種を詰合わせた商品「ひみこの宝石」など高付加価値をつけた商品を開発し、百貨店のイベントなどで対面販売を行い、早々に完売するなど好評。
〇ドライいちじくやいちじくの葉を使用した入浴剤の開発・製造などの6次産業化にも取組む。引き続き生産拡大と販路開拓により荒廃農地の解消に力を注ぐ。
近畿「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」は、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現に向けて、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる近畿独自の特徴ある優れた事例を選定し、その情報を他地域へ広く発信するものです。
(撮影・取材:令和4年12月)

【選定証を受領した谷尾代表】
宮本地方参事官(左)と谷尾 薫 代表(右)

【選定証授与式の様子】
宮本地方参事官から選定証が授与されました

【多品種詰合わせ商品「ひみこの石」】
「1つ1つ最高の品質で詰め合わせた9種類の商品
品質の確保のため、収穫が近づくと天候等が気にかかる」と谷尾代表は語る
(画像提供:九果園)

【いちじく畑での様子】
「有機質肥料にこだわるだけでなく、品種の樹勢に合わせた植付間隔にしたり、雑草対策には敷き藁などを利用している
また、剪定にもきめ細かく気を配るなど、品質に一切の妥協はしない」と熱く語る谷尾代表
【お問い合わせ先】
九果園 ~きゅうかえん~
【住所】奈良県橿原市南山町297
【電話】0744-55-2012
【インスタグラム】https://www.instagram.com/kyu_kaen91/?hl=ja
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