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近畿農政局

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近畿の若手農家が集い、奈良で新鮮農作物マルシェを開催 ~奈良県4Hクラブ連絡協議会~

12月17日、奈良公園バスターミナルにおいて、近畿農業青年クラブ連絡協議会主催の「農家直送!新鮮農作物マルシェ」が開催されました。近畿府県の農業の魅力を発信し、4Hクラブ(※注)の活動を広く知ってもらおうと企画されたものです。
近畿農業青年クラブは、近畿地域の若手農業者を会員とする組織で、様々な活動を通じて会員の栽培技術を高め、高品質の農産物の栽培等に取り組んでいます。
古都奈良でのマルシェには県内外からの観光客が立ち寄り、こだわりの農産物の説明に聞き入り購入する姿が見られました。

(取材・撮影:令和5年12月)

奈良県産のこだわり産品を紹介

奈良県4Hクラブ連絡協議会のみなさん

【奈良県産のこだわり産品を紹介】

マルシェには奈良県から6名が参加し、いちごや野菜などこだわりの産品をPRしました。
メンバーが集まれば互いの農業経営や関心事など話は尽きません。


【人気のいちご】

鮮やかな赤色が人目を惹くいちご

【人気のいちご】

奈良県の育成品種「古都華」「ならあかり」「アスカルビー」などが陳列され、海外からの観光客にも人気となりました。


【チームワークで来客対応】

販売の様子

【チームワークで来客対応】

奈良県産いちごへの関心は高く、お客さんからの質問に品種の特徴を熱心に説明していました。
いちご農家以外のクラブ員も説明できるチームワークは日頃の交流の成果でしょうか。


【特産品をつかった商品も販売】

大和茶、柿を使った加工品(右下囲みは冷蔵柿)

【特産品をつかった商品も販売】

大和茶を原料にした「抹茶カプチーノ」や柿産地の五條市西吉野からは「柿チップ」「あんぽ柿」などの商品も販売しました。


【こだわりの野菜】

ちぢみ小松菜とカリフローレ

【こだわりの野菜】

ちょっとめずらしい「ちぢみ小松菜」や「カリフローレ」(カリフラワーの一種)などこだわりの野菜も販売しました。


奈良県4Hクラブ連絡協議会(乾会長)

奈良県4Hクラブ連絡協議会(乾会長)

【4Hクラブの活動で同世代間の交流が深まる】

奈良県4Hクラブ連絡協議会の乾庸介会長は、「4Hクラブは若手農家がもつ共通の課題や悩みを相談したり、互いの栽培技術を学ぶ機会もある。新規就農した若手農業者もぜひ4Hクラブに参加してほしい」と語られました。


近畿4Hクラブ連絡協議会のみなさん

近畿農業青年クラブ連絡協議会のみなさん

【交流が深まったマルシェの開催】

近畿各府県のクラブ員による活動は、会員相互の交流を深める場にもなっています。


(※注)4Hクラブとは全国農業青年クラブ連絡協議会HPより)
将来の日本の農業を支える20~30代前半の若い農業者が中心となって組織され、農業経営をしていくうえでの身近な課題の解決方法を検討したり、より良い技術を検討するためのプロジェクト活動を中心に、消費者や他クラブとの交流、地域ボランティア活動を行っています。
   4つの「H」は以下の頭文字を意味します。
      Head  (頭脳) ・・・科学的に物ごとをとらえることのできる頭
      Hand  (技術) ・・・農業の改良と生活の改善に役立つ腕
      Heart  (心)  ・・・ 誠実で友情にとむ心
      Health (健康)・・・楽しく暮らし、元気で働くための健康

【お問合せ先】

奈良県  食と農の振興部
          担い手・農地マネジメント課  TEL  0742-27-7617

お問合せ先

奈良県拠点

電話:0742-32-1870
FAX:0742-36-2985