リーフレタスの水耕栽培で安定出荷を実践 ~森島ファーム(奈良県天理市)~
森島ファーム代表の森島 秀浩さんは、サラリーマンをされていましたが、自分で何かをしてみたいとの思いがあり、また、農業に興味があったことから、実家の農地を受け継ぐ形で平成30年8月に就農しました。
森島さんは、「水耕栽培は、年間を通して安定して収穫できることが魅力であり、1年を通して安定的に出荷できるように、計画的な生産を心がけています」と語られました。
(取材・撮影:令和6年2月)

森島ファーム代表 森島秀浩さん
【湯通しもおすすめ】
「水耕栽培のリーフレタスは柔らかく、苦みが少ないので子供でも食べやすく、生食だけでなく、湯通ししてポン酢で食べるのもお勧めです」と語る森島さん。

ハウス内部のリーフレタス
【ハウス内部】
ハウス内には、播種から収穫前のリーフレタスが、生育順に並んでいて、成長の様子がわかります。

培地から植え替えられたリーフレタス
【成長に合わせて】
栽培は、スポンジ培地に播種して発芽させ、成長に合わせて植え穴が120個と12個の2種類の発泡スチロール製の栽培用パネルに植え替えます。

赤リーフレタスの栽培
【赤リーフレタス】
種苗会社から種子を提供してもらい、試験的に赤リーフレタスも栽培しています。

培養液の様子
【一定の培養液温度で栽培】
温度管理は、ヒートポンプで、培養液を一定の温度(約20℃)に保って水耕プラント内を循環させています。

フィルム包装したリーフレタス
【フィルム包装】
包装されたリーフレタスは、直売コーナーのある近隣のスーパーや農産物直売所等で販売しています。
お問合せ先
奈良県拠点
電話:0742-32-1870