地元の新鮮な野菜を子育て世代に食べてほしい ~ Sakayama farm(五條市)~
Sakayama farmの代表の坂上由起子さんと義妹の山田幸子さんは、「新鮮でおいしい野菜を子どもたちに食べさせたい。農地を荒らしてはいけない」という思いから10年前に就農し、五條市北宇智地区で長年作られてきたサラダごぼう、やまのいも、なす等を栽培しています。
同年代で気心が知れた二人は、子どもの成長等のライフステージにあわせた経営を行うことで、無理をしすぎない農業を行っています。
(取材・撮影:令和6年5月)

サラダごぼうの圃場
【収穫期を迎えたサラダごぼう】
栽培する野菜の中でも一押しの野菜はサラダごぼうで、今、収穫期を迎えています。

収穫作業の様子
【丁寧な作業で食卓に届ける】
中腰でごぼうを引き抜く作業は大変ですが、一本一本丁寧に仕事をされています。

収穫したてのサラダごぼう
【香りの良いサラダごぼう】
「北宇智地区で栽培されたごぼうは柔らかく香りのよいのが特徴です」と坂上さん。

洗って調整したサラダごぼう
【農産物直売所で販売】
サラダごぼうは、煮物や天ぷらなど様々な料理の食材として利用できます。
収穫時期は、春は5月から6月、冬は12月から1月で、奈良県内の農産物直売所で販売しています。

【土地にあった野菜を作る】
Sakayama farmのある地域は、金剛山のふもとにあり、気候風土にあった水稲、なす、やまのいもなどが作られてきたそうです。

なすの圃場
【ライフステージにあわせた農業】
今年から早朝の作業が多いなすの作付けを減らし、日中に作業ができるサラダごぼうの栽培を増やすなど、ライフスタイルにあわせた経営を行っています。
また、一年を通してコンスタントに作業ができる品目を考え、無理をしすぎない農業を目指しています。

にんじんと赤大根
【色とりどりの野菜を栽培】
市内の飲食店の注文に応えるため、様々な野菜を栽培しています。
(画像提供:Sakayama farm)

左から、山田幸子さんと代表の坂上由起子さん
【農地を荒らすことなく農業を続けたい】
お二人は「地元の新鮮な野菜で食卓を豊かにしたい。美味しい野菜が育つ農地を荒らすことのないように農業を続けていきたい」と抱負を語られました。
【お問い合わせ】
Sakayama farm (さかやまファーム)
https://www.instagram.com/sakayama_farm/
https://sakayamafarm.hp.peraichi.com/
お問合せ先
奈良県拠点
電話:0742-32-1870