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近畿農政局

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多様な農業人材を育て、農地の保全と農業振興に取り組むまち ~いこまファーマーズスクール(奈良県生駒市)~

奈良県生駒市は、隣接する大阪の中心部へのアクセスの良さから住宅都市として発展してきたまちです。
人口は大きく伸びる一方で、農業者の高齢化のため担い手が不足し、遊休農地の増加が課題となっていました。
生駒市はこの課題解決に向けて、新たに農業を始めたい方や別の仕事をしながら農業をする「半農半X」などを支援し、多様な農業人材を育て、農業への参画を促すことにより、農地の保全と農業振興を図ることを目的として「いこまファーマーズスクール」を開講しています。本講座には募集定員を大幅に超える応募があることから、半農半Xなど「農のあるライフスタイル」への関心の高さがうかがえます。
本講座は農林水産省のサポート体制構築事業を活用
(取材・撮影:令和6年6月)

集合写真

【いこまファーマーズスクールの受講生と講師の皆さん】
受講生は、サラリーマン、自営業など様々です。
生活様式に農業を取り入れ農地を借りたいという要望が多いようです。

開校式

【開校式の様子】

開校式の後、6か月間の実習や座学がはじまります。 座学では、土づくりや病害虫防除など野菜栽培の基礎を学ぶことができます。(写真提供:生駒市)


【講師から丁寧な説明を受ける受講生】

【講師から丁寧な説明を受ける受講生】

実習では、植え付けから収穫までの栽培管理等を学ぶことができます。


ジャガイモ収穫

【ジャガイモを収穫する様子】

みんなで楽しくジャガイモを収穫しました。大きなジャガイモが採れると歓声があがります。収穫する喜びを実感し、採れたての野菜を食べることができる農ある暮らしを満喫されていました。


【ニラの収穫方法を説明する講師】


【ニラの収穫方法を説明する講師】

受講生の質問に答えながら、収穫方法を適切にアドバイスされていました。


【鍬(くわ)の使い方を教える様子】


【鍬(くわ)の使い方を教える様子】

鍬を使ってスイカの土寄せ作業を指導する講師。


【今回講師を務められたお二人】

森田広幸さん(左)中本眞人さん(右)


【今回講師を務められたお二人】

森田広幸さんは、株式会社未来農業研究所代表取締役をされ、農業科の公共職業訓練を受講できる「オールケア学院 生駒校」の校長をされています。
中本眞人さんは、前生駒市農業委員会会長で、講習を実施している農園の所有者です。現在も精力的に農業を続けられています。

【お問合せ先】

いこまファーマーズスクール
https://www.city.ikoma.lg.jp/0000034712.html

生駒市地域活力創生部農林課
電話: 0743-74-1111内線(農林係:2162 )
ファクス: 0743-74-9100

お問合せ先

奈良県拠点

電話:0742-32-1870