「大和の黒豆“KAWAI BLACK”」収穫体験 ~JAF奈良支部・河合町役場(河合町)~
河合町では昔から黒豆を栽培し、枝豆として食べてきたという歴史があります。町制50周年となった令和3年に、このおいしさを広く知ってもらいたいという思いから、特産品として「大和の黒豆“KAWAI BLACK”」の取組が始まりました。この取組を知ったJAF奈良支部が地域貢献の取組の一環として河合町と連携し、参加型イベント「JAFデーin河合町黒豆&さつまいも収穫体験」を開催し、たくさんの人でにぎわいました。
(取材・撮影:令和6年10月)
収穫体験について説明するJAF(一般社団法人 日本自動車連盟)奈良支部の西中 巧さん

【収穫体験ほ場の様子】
収穫体験は午前と午後の2部に分けて行われ、県内外からのJAF会員など約60名が参加しました。イベント参加者には収穫した黒豆2株とさつまいも2株、新米1kgのおみやげ付きです。

【独特の栽培方法】
一般的に黒豆は一株で一本の枝にして栽培しますが、“KAWAI BLACK”は一株で二本の枝を残す「二本立て」で育てています。
これは、河合町内で伝承されてきた栽培方法で、品質を損なわず収穫量が増えるという独特の栽培方法です。

【子ども達も興味津々!】
「隣県在住ですが、よく河合町に遊びに来ています。河合町で枝豆の収穫イベントを開催するのを知り、子どもにとって良い経験になると思い参加しました。思ったより大変でしたが、楽しかったです。」

【娘と収穫】
「初めて枝についた枝豆を見ることができ、良い体験になりました。」

【さつまいも堀りに夢中】
「さつまいもが大好きで、楽しみにしていた枝豆収穫よりも、いも堀りに夢中になって楽しみました。」この日は、黒豆収穫と同じほ場でさつまいも収穫体験も行われました。

【しっかり実の入った“KAWAI BLACK”】
収穫の時期(10月中旬~11月初旬)によって味の違いがあり、イベント当日の10月20日は黒豆らしい甘みが楽しめます。
農産物直売所「まほろば夢市」(河合町)が各種イベントにて販売しています。

【もっと奈良県の農産物を知ってほしい】
「天気にも恵まれ、多くの方に参加していただきました。JAF奈良支部では、これからも地域の農産物を知ってもらえるよう広く情報発信していきたいです。」
(写真)西中 巧さん

【荒廃農地解消に向けて】
「“KAWAI BLACK”が特産品としてブランド化が進めば、生産農家が増え、荒廃農地の解消が期待できます。」 ほ場の所有者で管理する河合町農業委員会会長上村 佳央さん(写真中央)河合町役場 桐原 麻以子さん(写真左) 同役場 河口 圭佑さん(写真右)
【“KAWAI BLACK”に関するお問合せ先】
河合町役場 まちづくり推進部 観光振興課
TEL0745-57-0200
お問合せ先
奈良県拠点
電話:0742-32-1870