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近畿農政局

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三宅町特別栽培米講習会が開催されました~三宅町~

令和7年12月4日、三宅町交流まちづくりセンター MiiMoホールにおいて、人と環境にやさしい持続可能な農業実現を目指している三宅町及び農業を持続可能で未来につながるものにするため、環境にやさしい農業に取り組む農業者に伴走する株式会社坂ノ途中(京都市)の共催で、三宅町特別栽培米(※1)講習会が開催されました。
講習会には、三宅町で水稲等を栽培する生産者15名を含めた20名が参加し、三宅町産業共創課、株式会社坂ノ途中及び三宅町内の特別栽培米の生産者から特別栽培米についての講演がありました。
近畿農政局奈良県拠点からは、みどりの⾷料システム戦略に基づく農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」(※2)について、パネルを使って制度の説明を行いました。

(撮影:令和7年12月)



三宅町の講演の画像

【三宅町の講演】

三宅町産業共創課から、環境にやさしい農業の必要性についての説明及び三宅町内において販売目的で栽培される特別栽培米の生産者に対する補助金について説明がありました。


三宅町独自ブランド「みやけのひかり」の販売の画像

【三宅町独自ブランド「みやけのひかり」の販売】

三宅町内で収穫された特別栽培米について、独自ブランドの「みやけのひかり」として12月2日から交流まちづくりセンター MiiMoで販売が始まりました。


奈良県拠点の講演の画像

【奈良県拠点の講演、パネル展示及びパンフレットの配布】

奈良県拠点は、農産物の環境負荷低減の「見える化」の取組への賛同者が増えるよう呼びかけを行いました。また、講演会場で「見える化」のパネル展示及びパンフレットの配布を行いました。


奈良県拠点のパネル展示及びパンフレットの配布の画像


坂ノ途中の講演の画像

【坂ノ途中の講演】

株式会社坂ノ途中から、自社業務の紹介、特別栽培米と慣行栽培米や有機栽培米との違いについての説明がありました。


特別栽培米の生産者の講演の画像

【特別栽培米の生産者の講演】

三宅町内で特別栽培米を栽培している生産者3名から、特別栽培米を栽培するために実践している栽培技術等についての講演がありました。なお、この生産者3名は、農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」に登録されています。




参加者の意見交換の画像

【参加者の意見交換】

参加者が5班にわかれて、各生産者がどの様な農業を行っているのか、三宅町で特別栽培米を広げるために何が必要か等についての意見交換が行われました。

※1特別栽培米とは、特別栽培農産物に係る表示ガイドラインに基づき生産された米穀で、その米穀が生産された地域の慣行レベル(各地域の慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況)に比べて、節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下、で栽培された米穀です。

※2環境負荷低減の取組の「見える化」とは、化学農薬・化学肥料や化石燃料の使用低減、バイオ炭の施用など、農業者等の栽培情報を用いて温室効果ガス削減や生物多様性保全の努力を評価し、貢献度に応じて星の数で分かりやすく表示したものです。

〇三宅町総務部地域共創局産業共創課
   TEL:0745-44-3071
   https://www.town.miyake.lg.jp/soshiki/4/

〇株式会社坂ノ途中
   TEL:075-200-9773
   https://www.on-the-slope.com/corporate/

お問合せ先

近畿農政局 奈良県拠点
   TEL:0742-32-1870