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近畿農政局

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土づくりにこだわった、環境に優しい農法を実践 ~大和万葉の里 堤農園~

大和万葉の里 堤農園(代表 堤 耕三 氏)は天理市で水稲、山の芋、サツマイモ、ニンニク等を栽培しています。こだわりは、もみがらや米ぬか、馬糞、海藻等をもとにした土づくり。化学農薬や化学肥料の使用を控え、環境に優しい農法を実践しています。
特にインターネット販売を行っている山の芋と黒にんにくは消費者から好評を得て、売れ行きも順調とのことです。
代表は、今年から天理市4Hクラブ(※)会長に就任され、仲間とともに農業経営をしていく上での身近な課題の解決方法を検討したり、より良い技術を検討するためのプロジェクト活動を中心に、消費者との地域交流活動にも率先して取り組んでいます。

(撮影・取材:令和4年8月、10月)

【自慢の山の芋を持つ代表】

【自慢の山の芋を持つ代表】

26歳で実家の農業を継ぎ、8年目になります
今後もおいしい農作物を栽培します
(令和4年10月)


【山の芋は成長中】

【山の芋は成長中】

青々とした葉が茂り、地中では芋が大きくなっています
夏場は乾燥しやすいので、こまめに水やりを行います
1年で栄養分を大量に消費してしまうため、基本的に隔年でほ場を替えているとのこと
(令和4年8月)


【収穫する前の作業】

【収穫する前の作業】

収穫前に、専用アタッチメントを装着したトラクターで、固まった土を細かく砕きます
「以前は、掘り棒を使っていたが、便利になった」とのこと
(令和4年10月)


【収穫は手作業で】

【収穫は手作業で】

手作業で、一つずつ丁寧に収穫します
(令和4年10月)


【収穫メンバー勢ぞろい】

【収穫メンバー勢ぞろい】

晴天に恵まれて、作業が順調に進めば、約10日間で収穫は終了です

右から、堤 隆司 氏(代表の父親)、代表、4人のパート従業員
(令和4年10月)


【出荷の時を待つ山の芋】

【出荷の時を待つ山の芋】

手に馴染む大きさの物が扱いやすいので、家庭用には1個300g~500gが売れ筋とのこと
山の芋の保存剤には、奈良県ならではのヒノキのおがくずが使用されています
(写真提供:堤農園)


【低温熟成が美味しさの秘訣】

【低温熟成が美味しさの秘訣】

収穫したニンニクを黒にんにくメーカーに入れ、75℃前後でじっくりと熟成させます
約2週間低温熟成させることで芳醇な黒にんにくが完成します
(令和4年8月)


4Hクラブとは

将来の日本の農業を支える20~30代前半の若い農業者が中心となり、組織されているものです。
https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/4hclub.html [農林水産省へリンク]

【問い合わせ先】

大和万葉の里 堤農園
https://www.yamanoimo.com/
T E L: 0743-67-0218
F A X: 0743-66-3128

お問合せ先

奈良県拠点

電話:0742-32-1870
FAX:0742-36-2985