苗木屋直営のぶどう農家から”めっちゃうまいぶどう”を!
【乾健裕さん(令和2年7月)】
柏原市 乾 健裕(いぬい けんすけ)さん
柏原市の「乾のぶどうガーデン」代表の乾健裕さんにお話を伺いました。
農産物:ぶどう(デラウェア、シャインマスカット、ピオーネ、巨峰等10品種以上)
(令和2年7月)
【大きく実ったシャインマスカット】
農業の概要
経営面積は、65アール。(うちハウス33アール)
ご夫婦での家族経営で、デラウェア、シャインマスカット、ピオーネ、巨峰等、10品種以上のぶどうを栽培し、JAへの出荷、自らの直売所で販売しています。
【直売所の前でジュニアと】
就農の経緯
乾さんは、高校卒業後、NSC(吉本総合芸能学院)に入学し、芸人活動をしていましたが、30歳を機に家業である農業を継ぐ事を決意しました。
現在3代目の父が「乾苗木園」で苗木の生産・販売、4代目の健裕さんが「乾のぶどうガーデン」でぶどうの生産・販売をしています。
【コロナ感染防止対策をした店内】
営農・経営の特徴
消費者に安心・安全で美味しいぶどうを届けたいとの思いで、有機肥料での栽培、農薬等の使用を半分以下に抑えた大阪エコ農産物の認証を受けるとともにぶどうの着果量を極力軽減し、甘く濃厚なぶどうへ品質を高める低着果栽培を行っています。
消費者の購買意欲をあげるため、(1)皮ごと食べられる緑、赤、黒のぶどう(2)指の形をした緑、赤、黒のぶどう等の栽培に取り組んでいます。
【収穫したてのぶどう】
今後の目標及び将来展望
今後、経営規模を拡大し、法人化を目指したい。また、大阪府の農福連携事業により、現在障がい者の方がぶどうのパック詰め作業に来ている。「乾のぶどうガーデン」「乾苗木園」にかかる作業で周年雇用を考えたい。
令和2年度、大阪府4Hクラブ連絡協議会の会長となった。自分の役割としてはこの若手農業者の会をより活気あふれるものにしていきたい。
(注)大阪府4Hクラブ連絡協議会とは
将来の大阪農業を支える20代から30代の若手農業者を中心に組織され、会員相互の情報交換等を通じて農業経営上の課題解決を図るとともに消費者などとの交流活動にも取り組んでいます。
お問合せ先
大阪府拠点
TEL番号:06-6941-9062
FAX番号:06-6943-9699