みどりの食料システム戦略の出張講座を行いました(貝塚市立浜手地区公民館)
貝塚市立浜手地区公民館は、毎週木曜日に65歳以上の貝塚市民を対象とした高齢者講座「シルバーライフ」を開催しています。 令和6年5月30日の令和6年度第4回シルバーライフにおいて、近畿農政局大阪府拠点が「みどりの食料システム戦略」をテーマとした出張講座を行いました。(令和6年5月)
葛谷地方参事官が講師を務め、気候変動による地球温暖化のリスク、農林水産業と環境とのかかわり及びみどりの食料システム戦略の概要を、受講生に分かりやすく説明しました。特に、消費者ができる取組として、有機農産物や大阪府認証エコ農産物、農林水産省が推進している温室効果ガス削減貢献率を星の数で表示する「見える化」マークの貼付された農産物等、環境に配慮した農林水産物・食品を選択することを推奨しました。また、食品ロス削減につながる行動として、すぐ食べる場合には消費期限の短い手前にある商品を購入する「てまえどり」を紹介し、日ごろから無理のない範囲で心掛けて欲しいと呼びかけました。
講座の後、受講生(29名)が4班に分かれて「地球温暖化対策や食品ロスの削減のために自分たちができること」をテーマに話し合いました。 受講生から、「買い物に行く前には冷蔵庫の中を見て、食品の期限表示や在庫数を確認し、食品ロスにならないよう心掛けたい。」「以前農業をしていたので有機農業や減農薬栽培等に取り組むのは手間がかかり難しいことを知っている。一消費者として、スーパーでは大阪府認証エコ農産物のような環境に配慮した野菜を手に取る等、地球温暖化対策に協力したいと思う。」「てまえどりを心掛けたい。」等、様々な意見が出されました。
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