都市農業に関する情報交換会で西野農園（大阪市東住吉区）が取組事例の発表を行いました

令和7年9月17日（水曜日）、近畿農政局兵庫県拠点（神戸市中央区）において、都市農業に関する情報交換会が開催され、大阪市から西野農園代表の西野孝仁氏が都市近郊型農業の取組事例を発表されました。

本情報交換会は、兵庫県西宮市での農園見学及び兵庫県拠点での情報交換会の2部制で開催され、農園見学では、地域への配慮や直売所運営について、また近隣農家と協力した残渣処理など課題解決に対する取組みの説明を受けました。
情報交換会では、農林水産省から都市農業をめぐる情勢の講演とともに、阪神地域の農業者3名からの取組事例発表がありました。その後、参加者は4つのグループに分かれ、都市農業ならではの課題や工夫について意見交換を行いました。

西野氏の取組事例発表では、自動販売機などを使った販売の工夫、体験教室の講師として地域の方との交流を大切にしていること、地域の食文化継承のため「なにわの伝統野菜」の栽培に取組み、伝統野菜の食べ方や伝統文化との繋がりについても紹介されていました。