農業教育を通じて農業の魅力を伝え、人間性豊かな職業人を育成する ~大阪府立農芸高等学校~

令和8年1月14日(水曜日)、大阪府立農芸高等学校(以下「農芸高校」という。)を訪問し、意見交換を行いました。 農芸高校は、農業に関する必要な知識、技術、技能を習得するとともに、生命・自然・ものを大切にする心、規範意識、倫理観、勤労観等を備えた、人間性豊かな職業人を育成する。あわせて、変化の激しい時代を生き抜く力となる課題発見能力、チャレンジ精神、創造力を持ち、大阪の都市農業を担う人物や、環境の緑化や福祉分野などの農業関連分野で活躍できる人物を育成することを目的に、大正6年(1917年)に創立された農業専門学校とのことです。
農業実習や動物の飼育に取り組んでいます

約9ha(校舎含む)の敷地に農産物のほ場や動物の飼育施設、食品の加工施設などがあり、全学年の生徒が日々、農業実習や動物の飼育に取り組んでいるとのことです。 今回は、動物の農場を中心に視察しました。
全国で唯一の合鴨の食鳥処理施設を有する高校

全国の高校で唯一の合鴨の食鳥処理施設を整備し、食鳥処理業等の許可を取り、愛情を持って飼育した合鴨等のと殺、解体処理等を行っているとのことです。この施設は、食育教育ファームとして、地域の小中学校の生徒や保護者等が作業内容を見学できるようになっているとのことでした。 これらのことを通じて、生徒たちは、命と自然の恩恵に感謝できる豊かな情操を養うとともに、学ぶこと・働くことの大切さを身に付けているとのことです。
環境負荷軽減への取り組みも積極的に実施

環境負荷軽減への取り組みとして、動物の糞尿から作成した堆肥を農作物の栽培に使用したり、おからと配合飼料を混合した使用した「おからサイレージ」を飼料として使用しているとのことです。
「生息環境展示」ができる「百年の丘」

農芸高校創立百周年の記念事業として、動物の「生息環境展示」ができる「百年の丘」を正門横に整備したとのことです。百年の丘は、「見上げの景」によるランドスケープデザインで3つのエリアに分けられ、それぞれのエリアで動物が持っている行動を引き出し、特徴的行動や、能力を展示するため丘の形状に変化を持たせているとのことです。そして、定期的にアルパカ、ヤギ、ヒツジ等の展示を行い、動物を介して人と人を結ぶ動物園活動を行っているとのことです。 今後について、様々な機関等と連携した広がりのある教育の構築により、学校の有する施設・設備や生徒の活動成果等を府民に還元するなど、農業教育のセンター的機能を果たしていきたいとのことでした。
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大阪府拠点
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