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近畿農政局

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湖南農業高校に大臣激励状を伝達しました!

滋賀県草津市|滋賀県立湖南農業高等学校

~GAPの取組が学校全体の意識を変える~
「第71回日本学校農業クラブ全国大会」の開催中止を受けて、令和2年9月10日、湖南農業高校に農林水産大臣の激励状を伝達しました。同校は、湖南地域で唯一の農業高校で農業科、食品科、花緑科の3学科が設置され、一学年は定員160人です。専門性の高い農業の学習とともに、生産物の販売、地域での環境活動、企業との連携や児童との交流などにも積極的に取り組まれています。 

      激励状伝達


湖南農業高校で大臣からの激励状を伝達し
ました。

左から加藤彰吾農場長、井上升二校長、中
田毅事務長です。
今年は大会が中止となり、成果を披露する
ことはできませんでしたが、学校ではGAP
やHACCPの取組を始めとして、地域社会に
貢献する人材育成に取り組まれています。

 

意見交換


滋賀県拠点と意見交換をしました。

昨年度は、卒業生のうち約3割の方が農業
系への進学や就職をされました。また、今
秋に近畿の農業高校として、初めてASIA
GAPの認証を取得。GAPに取り組むことに
よって、学校全体の意識が変わり、生徒も
自信をつけ、就農の促進にもつながると井
上校長からお話がありました。

 

    普段の同校での取組を教えていただきました。
    (以下の写真は学校から提供していただきました。)

山田ねずみ大根


技術の継承で地域に貢献されています。

草津市の伝統野菜である山田ねずみ大根を
実習圃場で栽培されています。地域におい
て多くの人に守られてきた伝統野菜の良さ
を、これからも若い力で伝えていく取組で
す。

 

児童との交流


地域の児童たちと交流も行っています。

地域の児童・園児との多様な交流活動が行
われており、生徒たちが先生になって、自
らが学んだことを教える経験の場となって
います。

 

農産物販売


栽培した農産物の販売が好評です。

地域で共同して商品を開発されているほか、
校内販売会等で農産物や加工品の販売も運
営されており、地域や人とのつながりが深
まり、学校が地域における大きな存在とな
っているそうです。

 
 滋賀県立湖南農業高等学校
    http://www.konanno-h.shiga-ec.ed.jp/ 

 農業高校の紹介(農林水産省HP)
    https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/n_kyoiku/nokou/nokou.html 

お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261