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近畿農政局

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学校給食に近江しゃも!美味しさを知って 

滋賀県草津市|滋賀県立草津養護学校

新型コロナウイルス感染症拡大により外食・インバウンド需要が低迷し、在庫が増加しているなど深刻な影響が生じている農林水産物の消費拡大推進のため、滋賀県では、県を代表する特産品である、近江牛、近江しゃも、湖魚(あゆ)の美味しさや魅力を知ってもらい、消費拡大につなげようと、学校給食の食材として提供する事業を実施。そのうち、近江しゃもを使用した給食を提供した滋賀県立草津養護学校の取り組みを取材させていただきましたので紹介します。
これは、滋賀県が国の「国産農林水産物等販売促進緊急対策事業」を活用して行うもので、児童・生徒には無償で提供されます。

調理室の様子

学校内の調理室の様子

調理師さんたちが、大きな鍋で毎日、420食の調理をされています。

 

献立表

献立表

毎月、各家庭や学校内に配布・掲示される献立表で、10月8日は「近江しゃもをたべよう」と紹介されていました。

 

学習資料

学習資料

生徒たちが、栄養教諭お手製の資料を基に、給食前や給食時間に「近江しゃも」について事前学習されていました。

 

特別食

特別食

同校では、生徒たちの食形態に合わせて特別食と普通食の給食があります。近江しゃもをペースト状にしたり、少し食感を残した刻み食などの特別食は420食のうち30食程度あります。

 

通常食

通常食

「近江しゃも」がたくさん入った「とりのすきやき煮」です。

 

盛り付け

盛り付け完了!!

味の感想をインタビューすると、「いつもよりおいしい」や「噛めば噛むほど味がでる」と通な感想もいただきました。
牛乳やご飯は地産地消。牛乳は滋賀県産100%の生乳で生徒たちに大好評です。

 

ランチルーム

ランチルーム

今は、新型コロナウイルス感染症対策のため、ランチルームと各教室での食事組に、以前よりも分散しての給食タイムです。

※近江しゃもとは 
 (出典:滋賀県近江しゃも普及推進協議会「近江しゃもをご利用されるにあたって」
滋賀県畜産技術振興センターで開発された高級肉用鶏です。
<特徴>通常の鶏の2~3倍の大きさ。飼育期間は通常の鶏の2.5 倍の約140 日。平飼いで運動量が多く、ほどよい筋肉がつく。脂肪分が少なく、ぷりぷりでコリっとした歯ごたえの肉質。噛めば噛むほどに豊かでコクのあるうま味が特徴。通常、スーパー等量販店にはあまり出回っておらず、県内外の料理店を中心に提供されている。

   「みんなで食べよう近江牛、近江しゃも!」学校給食に本県特産品の近江牛と近江しゃもが提供されます!(滋賀県HP)
        https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/chikusan/314190.html 
   国産農林水産物等販売促進緊急対策事業(農林水産省HP)
        https://www.maff.go.jp/j/budget/attach/pdf/r2hosei-23.pdf 

お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261