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近畿農政局

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つなぐ棚田遺産  感謝状贈呈式を開催しました

  滋賀県甲賀市トヨタ紡織滋賀株式会社 


山女原棚田
甲賀市  山女原の棚田(画像提供:滋賀県)

「つなぐ棚田遺産  感謝状の取組について」

棚田地域では、担い手の減少や農家の高齢化等により従来のような保全活動が難しくなり、棚田の荒廃が進み、その維持管理が危機に直面しています
そこ棚田地域の活性化や棚田の有する多面的な機能に対するより一層の理解とその維持活動に協力いただくことを目的として、今年度は、棚田地域の振興等に貢献いただいた企業・大学等の取組実績を積極的に評価し、感謝状の贈呈が行われました。

この度、滋賀県では「未来へつなぐ部門」において、甲賀市山女原で棚田の支援を行っているトヨタ紡織滋賀株式会社(以下「トヨタ紡織滋賀」という。)の活動を評価し、感謝状を贈呈することとなり、令和539日に、「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~  感謝状贈呈式」を滋賀県拠点において開催ました。

贈呈式には、トヨタ紡織滋賀株式会社を始め、つなぐ棚田遺産の認定団体である山女原棚田ボランティア委員会(以下「山女原棚田ボランティア」という。)等も参加されました。

 


草刈り作業
棚田で作業するトヨタ紡織滋賀の活動参加者(画像提供:滋賀県)

「皆ハッピーになれるように!」

トヨタ紡織滋賀は、「未来に向けて  明るく  楽しく  元気よく  皆ハッピーに!」をコンセプトに、長年にわたり山女原地域住民と一緒に棚田のり面の草刈作業や耕作放棄地に植栽されているオニグルミを有効活用し、その商品化に向けた殻むき作業などの保全活動に取り組んできました。また、保全活動に当たっては、滋賀県の事業である「しがのふるさと支え合いプロジェクト」の活動に参加して、山女原地区と連携協定を締結し、現在に至っています。

 

「しがのふるさと支え合いプロジェクト」は、農山村の活性化や新たな価値の創造を目的に中山間地域と企業・大学・高校・NPO等が協同する滋賀県のプロジェクト

 



感謝状贈呈式では、東京で開催された特別感謝状の贈呈式にオンラインで参加しました。

その後、滋賀県拠点地方参事官から改めてトヨタ紡織滋賀に感謝状の贈呈を行いました。

感謝状贈呈
感謝状を披露するトヨタ紡織滋賀代表者



記念撮影
記念撮影を行う、トヨタ紡織滋賀、山女原棚田ボランティアや滋賀県の職員のみなさん

「棚田の未来に向け意見交換」

贈呈式後には、トヨタ紡織滋賀、山女原棚田ボランティアや滋賀県の方々による意見交換を行いました。

意見交換では短い時間でしたが、棚田を維持管理する山女原の方々が抱える課題や都市部から中山間地の地域に入ってボランティア活動する企業の思い、棚田を支援する行政の役割など、棚田を未来につなぐために何が必要なのか、様々な意見が出されました。

意見交換
意見交換中の参加者



つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ

https://www.maff.go.jp/j/nousin/tanada/tanadasen.html 

お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261