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近畿農政局

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ブルーベリー農園で地域活性化につなぐ

滋賀県栗東市|はしりFarm 今岡智恵美さん

豊かな自然に美しい棚田が広がる栗東市走井地区で6月にブルーベリーの観光農園をプレオープンした「はしりFarm」の今岡智恵美さんと意見交換を行いました。
今岡さんは、高齢になった両親の跡を継ぐため、Uターン就農を決意され、農業を始めるなら新しいことにチャレンジしたいと滋賀県立農業大学校就農科に研修生として入学。そこでブルーベリーに出会い、観光農園を開けば過疎高齢化が進む地域の活性化にも貢献できると考えたのが開園のきっかけでした。1年間の研修終了後は、JAのチャレンジ農業塾を受講し果樹経営のノウハウを身につけ、同時に日本各地のブルーベリー園を訪れ、長野県で美味しいと感動した品種の苗木を購入し開園準備を整えてこられました。

はしりFarm代表 今岡智恵美さん
はしりFarm 代表の今岡智恵美さん



たわわに実る大粒ブルーベリー

棚田(23a)を活用し、食味の良い大粒品種を中心に30 品種 570本を栽培。
味や香りの違いを食べ比べて楽しめます。

たわわに実るブルーベリー
直径2センチほどの大粒なブルーベリー     



ブルーベリー畑
山地に囲まれた ブルーベリー園

                  ブルーベリーのパック詰め

はしりFarmのブルーベリーは栗東市の道の駅や直売所などでも販売されています。


カフェ外観
カフェの外観  まだ建築途中とのことです 
ブルーベリー農園の受付もこちらです

観光農園は来年の本格オープンを見据え、多くの人に自然豊かな雰囲気を感じ、楽しんでもらいたいと準備を進めておられます。

  看板
    この看板が目印。
    道中はアジサイや棚田の
    広がる景色も楽しめます。
 
       

ほっと涼める憩いの場所を手造り

ブルーベリーの収穫は6月中旬から8月中旬と暑い季節。ブルーベリー狩りを楽しんだ後は涼しい場所でほっと一息ついてもらいたい。そんな思いから、林業を営む父親と地元の木材を使いカフェを手造りした今岡さん 。
冷たい韓国版かき氷「ピンス」やスムージーを販売しています。


意見交換の様子

意見交換の様子(木の香り漂う手造りのカフェにて)



もも園
山あいに広がるもも園

過疎化が進む地元の活性化に貢献

ブルーベリーのほかにも、ももやぶどう、いちじく、トマト、さつまいもなどを栽培されています。
今後は、トマト狩りやさつまいも堀り体験などにも取り組み、1年を通じ人が集まる場所として、地元の「明日の走井を考える会」と協力し、地域の活性化につなげていきたいと考えておられます。

ぶどうやいちじくを栽培するハウス
ぶどうやいちじくなどを栽培しているハウス

はしりFarm
https://hashirifarm.com

ココロはしるはずむ、らんらん走井(はしり)(明日の走井を考える会)
https://www.ritto-kanko.com/runrunhashiri/

お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261