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近畿農政局

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連携により持続可能な多様性を尊重する農村づくりを!

滋賀県湖南市|東寺棚田を守る会・滋賀県立三雲養護学校

東寺棚田は、阿星山の水で作られた米がおいしいと評判の湖南市東寺地区に9.2haの水田があります。「東寺棚田を守る会」(以下「守る会」という。)は、地域の景観を守りたいという思いから、43軒の農家で中山間地域等直接支払制度を活用し、持続可能な多様性を尊重する農村づくりを目指し、地域全体で農福連携や棚田保全につながる農作業(田植え・稲刈り・野菜栽培等)の取り組みを実施しています。



(画像提供:三雲養護学校)

このような取り組みの一環として、守る会は、近隣地域にある「滋賀県立三雲養護学校」(以下「三雲養護学校」という。)と農作業等の協働活動に取り組まれています。


守る会代表吉川氏から作業説明


守る会役員の手作り「田植え定規」

 

「田植え定規」を用いた手植え

農作業の協働活動として、この日は、児童・生徒111名による田植え体験が行われました。
高等部農業班と中学部を中心に「田植え定規」に沿って定規を転がしながら手植えする方法に挑戦しました。ずっと前かがみでの作業は辛く、腰をトントン。友だちと協力して交代しながら取り組みました。


                                                      (画像提供:三雲養護学校)

田んぼの中ってどんな感じ?

泥のひやっとした温度や感触を感じながら、苗を植えたり、地域の方々と交流したりして、田植え体験を行い、棚田はたくさんの笑い声と活気に溢れていました。


手植えする生徒たち

(画像提供:三雲養護学校)


田植えが終わった水田




三雲養護学校の生徒が作った看板

今後の予定

農作業の協働活動は、令和7年6月5日に三雲養護学校小・中・高等学校、分教室の合同行事として、280本のさつまいもの植え付けを予定されています。


◎ おうみ棚田ネット(滋賀県ホームページ)
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/nougyou/nousonshinkou/18629.html

お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261