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近畿農政局

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子ども食堂での出前授業を実施しました

滋賀県東近江市|八日市おかえり食堂



東近江市で「ママ友」有志により設立された団体「おてんとさん」が運営している子ども食堂「八日市おかえり食堂」で出前授業を実施しました。

八日市おかえり食堂は、年齢関係なく誰でも利用でき、多いときは子ども・大人合わせて90名を超える人が来ることもあります。

この日来ていたたくさんの子どもたちと一緒に、実験を交えながら「食」について考えました。


八日市おかえり食堂


  実験!この野菜、浮く?沈む?

いろいろな野菜を用意して、水に浮くか沈むかを実験しました。

実験の前に、子どもたちはそれぞれの野菜を見たり触ったりして、「重いから沈みそう」「中身はほとんど水分だから浮くと思う」など、いろいろな予想をしてくれました。


子どもたちの予想

実験の結果に子どもたちは興味津々。意外な結果に驚きの声があがる野菜もありました。
実験の後は、浮いた野菜と沈んだ野菜には、それぞれどんな特徴があるのか、畑の写真を見ながら考えました。

「でき方を知らない野菜もあった」という子もいて、暑い中、畑で野菜を作ってくださる方がいるから、私たちは食べ物を買うことができるということを伝えました。

実験の様子


結果の考察



  食品ロスとわたしたちができること

また、食品ロスを減らすためには何ができるのかを一緒に考えました。

日本では、年間472万トンもの食品ロスが発生しており(令和4年度 推計値)、人口1人あたり毎日103gの食品を捨てている計算になります。
103gをお菓子で計ってみると、「意外と多い」「結構捨ててる」との感想がありました。

今回の授業が少しでも子どもたちの心に残り、普段の食事について考えるきっかけとなれば嬉しく思います。


子どもたちが重さを体験してくれました

お問合せ先

滋賀県拠点 地方参事官室
TEL:077-522-4261