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近畿農政局

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「わかやま農業高校マルシェ」が開催されました!!

令和3年6月18日(金曜日)、JR和歌山駅西口で「わかやま農業高校マルシェ」が開催されました。
「わかやま農業高校マルシェ」は、和歌山県が今年度から新たに始めた取組で、県内4つの農業を学べる県立高校(紀北農芸高校、有田中央高校、南部高校、熊野高校)の生徒たちが、実習で栽培した農産物や加工品を販売します。


販売開始直後から大盛況です

第1回目は、5月28日(金曜日)に4校合同で開催し、以降は各校が順番で毎週金曜日に販売します。

第4回目となる今回は、紀北農芸高校の生徒たちが販売を行い、たくさんのお客さんが集まりました。


選りすぐりの商品が並びます

マルシェでは、学校の農場で生産された新鮮な野菜(きゅうり、いんげん、トマトなど)や果実(桃)のほか、花苗や手作りのスイーツなどを販売しました。


人気商品のジャムとマーマレードです

なかでも人気があったのは、生徒たちの手作りジャムとマーマレードで、これまでラベルは手書きで作成したものを貼っていましたが、今回は生徒たちがパソコンを使ってデザインを考案し、専用プリンターで印刷したものに一新されました。

生徒の皆さんは、ラベルを一目見ただけでジャムの材料がわかるよう、シンプルなデザインの作成を心がけたそうで、出来上がったラベルには、大きな文字と可愛いイラストで材料が描かれていました。

取材当日、用意されていたジャムとマーマレード(柿生姜、苺、八朔、清見)は、販売開始直後に売り切れてしまうほど売れ行きが好調でした。

生徒たちの想いが込められたラベル

オリジナルラベル作成には、トナー技術の開発を行う花王株式会社テクノケミカル研究所(和歌山市)が専用プリンター・トナーの提供とデザインづくりのサポートを行い、マルシェ当日も生徒たちの応援に駆けつけられていました。

花王のテクノケミカル研究所では、農水産物の生産者や贈答者が、自ら作成したパッケージやラベルで商品への想いや贈り先への気持ちを伝えることができるよう、これまで熱に弱くて印刷が困難だったラベルやパッケージなどのフィルムへの印刷が可能な小型プリンターの開発もプリンターメーカーと一緒になって取り組んでいるとのことです。

引率の先生は「生産や加工、販売を中心に学んできた生徒たちにとって、ラベルを自分たちでデザインしたことや農業以外の他業種の方と繋がりを持てたことは、視野を広げる良い機会になった」と話されていました。

「わかやま農業高校マルシェ」は今後も長期休業やテスト期間を除く、毎週金曜日の正午から13時にJR和歌山駅西口で開催される予定です。

各校の生徒たちが選りすぐりの商品を持ち寄り、皆様のご来場をお待ちしていますので、JR和歌山駅近くに行かれる際は、ぜひお立ち寄りください。

お問合せ先

和歌山県拠点

ダイヤルイン:073-436-3831
FAX番号:073-436-0914