これぞ芋掘りだ! ~橋本市立高野口小学校の体験授業~

令和4年11月22日、橋本市高野口町の「けんちゃんファミリー農園」の畑で、橋本市立高野口小学校の5年生児童26名が芋掘り体験をしました。
園主の木梨健さん、友紀さんご夫妻は2018年に新規就農し、現在1.4haの畑で四季折々の野菜を栽培しています。

「けんちゃんファミリー農園」では、無肥料・無農薬の自然農法に取り組み、そのほとんどの畑で有機JAS認証を取得。
今の時期は、ニンジン、ホウレンソウ、春菊、白菜、小カブ、レタスをはじめ多くの野菜が育てられていました。

芋掘り体験は、高野口小学校近くの畑で行われました。
友紀さん曰く、「大人がお膳立てした体験では面白くないでしょ」ということで、児童たちは木梨さんが普段行っている農作業をしました。
「芋の蔓(つる)を見つけ、周りの草を刈る。芋を傷つけないようにスコップを入れて芋を掘り起こす。」
木梨さんの説明を真剣に聞く児童たち。

いよいよ児童たちが芋掘りをします。
慣れない作業に手こずるかと思いきや、あっという間に蔓(つる)を見つけ、手際よく周りの草を刈り、スコップで周りの土を掘り起こしていきます。

芋を掘り起こす作業は慎重に、蔓(つる)の先で芋がどのように成長しているかを想像しながら掘っていきます。
最初はスコップを使って、最後は芋を傷つけないように手で掘っていく児童も。
1時間半の農作業でコンテナいっぱいの芋を収穫しました。

最後に児童たちから木梨さんご夫妻へお礼の気持ちを伝えました。
「毎日草刈りを手伝いたい!」
「土の中の芋を探すのが難しかった」
「農業の大変さが分かった」
など、しっかりと感想を話してくれる姿はさすが5年生。
お土産にいただいたお芋は、焼き芋パーティーでおいしくいただいたそうです。
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