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串本町で今年もポンカンの搾汁作業が始まりました!(重ね山果樹生産加工組合)


串本町伊串にある加工場で、ポンカンの搾汁作業が1月26日(木曜日)から始まりました。
「重ね山果樹生産加工組合」(中村省一組合長、15戸)は、同町姫地区、伊串地区の生産者の組合で、約50年前からポンカンを栽培しており、ジュースへの加工は、生産者の所得を増やすため約20年前から取り組んでいます。


 

【農家から運び込まれたポンカンを水洗い】

ポンカンの樹は植えてから50年を超えていますが、毎年丁寧な剪定をしており、収穫量は減っていません。
ジュースに加工するポンカンは、皮が青かったり、キズがあったり生果として販売できないものを使っています。


【ポンカン搾汁の様子!】

搾汁からジュースに加工するまでの作業は3人体制で行っています。
ポンカンを搾汁機に投入して、果汁を搾り、約84℃で加熱殺菌します。
1日約800kgのポンカンから約280kgの果汁が搾れます。
搾汁作業は3月上旬まで行われます。


【瓶詰め作業の様子】

洗浄機や搾汁機、瓶詰めの機械は、ポンカンジュース用にカスタマイズして使用しています。
今は搾汁機が1台しかないため、生産量は限られていますが、新たに搾汁機を導入すれば、生産量を増やせると考えています。


【できあがった「くしもとぽんかんジュース」】

農薬はほとんど使用せず、土づくりに、近くの養豚農家の堆肥や、果汁を搾ったあとの皮を肥料として活用することで、持続可能な環境にやさしい農業に取り組んでいます。
中村組合長は「今年もおいしいジュースに仕上がっているので、ぜひ多くの人に飲んでいただきたい。」と話されました。





写真(左)大瓶900g、(右)小瓶180g
お問い合わせ先
中村組合長   090-1624-0683



お問合せ先

近畿農政局和歌山県拠点

ダイヤルイン:073-436-3831