バイオマス・ニッポン総合戦略
バイオマス・ニッポンとは?
平成14年12月27日に閣議決定された「バイオマス・ニッポン総合戦略」において、再生可能な生物由来の有機性資源であるバイオマスの利活用を政府として総合的に推進していく方向性が示されました。
化石資源由来のエネルギーや製品をバイオマスで代替利用することにより、地球温暖化を引き起こす温室効果ガスのひとつである大気中の二酸化炭素の発生を抑制し、地球温暖化防止に貢献するとともに、再生可能なバイオマス利活用を通じて循環型社会の形成に寄与します。
また、バイオマスは農林漁業との関連が強く、農山漁村に豊富に存在することから、その利活用は、農林漁業の自然循環機能の維持増進、持続的な農山漁村の発展に貢献し、エネルギーや工業製品の供給等農林漁業の新たな役割が期待されています。
「バイオマス・ニッポン総合戦略」の全文は、下記の農林水産省ホームページからご覧いただけます。 https://www.maff.go.jp/j/shokusan/biomass/biojapan.html
バイオマス・ニッポンの実現
バイオマスは、「広く、薄く」地域に存在する資源であることから、収集・輸送などの経済的効率性を考慮すれば、地域で、効率的にエネルギーとして利用できる地域分散型のシステムとして構築していくことが重要となっています。東北地方は、農業生産活動が盛んであり、豊かな自然環境に恵まれていることから、バイオマス資源が豊富に存在する地域であるといえます。
東北農政局は、「バイオマス・ニッポン総合戦略」の趣旨を踏まえ、関係省庁の地方支分局、試験研究機関、地方公共団体、その他関係機関・団体との連携の下、バイオマス利活用を総合的に推進するための支援体制を構築するための「東北地域バイオマス利活用推進連絡会議」を平成15年11月12日に設置し、バイオマス利活用のさらなる促進を図っています。
お問合せ先
東北農政局経営・事業支援部食品企業課
担当者:課長補佐(再生可能エネルギー)、バイオマス事業係
代表:022-263-1111(内線4551、4553)