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東北農政局

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にんじん

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にんじんの旬はいつ?

日本には、2種類のにんじんが流通しています。

一年中売られているにんじんにも旬があるので、みてみましょう。

種類 特ちょう
西洋にんじん
春夏にんじん 4~7月 ・みずみずしく、やわらかい
・サラダなど生で食べられる
秋にんじん 8~10月 ・身がひきしまっている
冬にんじん 11~3月 ・身がひきしまっている
・加熱すると甘みが強くなる
・シチューや煮物などの加熱調理がおすすめ
東洋にんじん
11~2月 ・おせちなど正月料理で使われる
・金時にんじん、京にんじんともよばれている
・香川県や京都府で栽培され、西日本で流通されている



一年中にんじんが売られているなぞ

旬があるにんじんですが、一年中スーパーや八百屋さんで売られています。
なぜ、旬でない期間も売ることができるのでしょうか?

にんじんのように、全国的に流通し、特にみんなに食べられている野菜は、「指定野菜」として国が定めています。

指定野菜は、安定した出荷をするために、指定された産地で大規模に生産がされています。この産地のことを「野菜指定産地」といいます。

にんじんは、春夏・秋・冬の3シーズンに分かれていて、東北では青森県内の野菜指定産地で生産・出荷されています。





東北の野菜指定産地にんじん(7産地)

資料:東北農政局「東北地域における野菜指定産地一覧(令和5年8月3日現在)」

雪のふとんで冬を過ごす「ふかうら雪人参」

青森県深浦町で栽培されている「ふかうら雪人参」は、雪の下から収穫されます。冬の青森の冷たい風から、雪がふとんのようににんじんを守ることで、にんじんのなかに糖分がたくわえられ、フルーティな甘さのある「ふかうら雪人参」が生まれるのです。

収穫は12月~3月の間に行われます。1mもの雪の下でねむっているにんじんは、はじめにトラクターで雪や土をほり起こした後、雪のついた重い土から1本1本手作業でていねいに収穫されます。

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