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東北農政局

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世界農業遺産・日本農業遺産


  

世界農業遺産及び日本農業遺産は、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、ランドスケープ(※1)及びシースケープ(※2)、農業生物多様性(※3)などが相互に関連して一体となった、将来に受け継がれるべき重要な農林水産業システムを認定する制度です。

1 ランドスケープ:土地の上に農林水産業の営みを展開し、それが呈する一つの地域的まとまり
2 シースケープ:里海であり、沿岸海域で行われる漁業や養殖業等によって形成されるもの
3 農業生物多様性:食料及び農業と関わりのある生物多様性及び遺伝資源が豊富であること

お知らせ

FAO(国際連合食糧農業機関)へ世界農業遺産への申請書類を提出しました。

農林水産省は、令和3年10月7日(木曜日)にFAOへ世界農業遺産への申請書類を提出しました。東北農政局管内からは、山形県最上川流域が提出されました。(詳細はこのリンク先をご覧ください。)
 

 
<今後の予定>
今後はFAOにおいて、書類審査、現地調査を経て認可可否が決定されることとなります。

東北管内における認定地域

世界農業遺産

持続可能な水田農業を支える「大崎耕土」の伝統的水管理システム

冷害や洪水、渇水が頻発する自然条件を耐え抜くために、巧みな水管理や屋敷林「居久根」による災害に強い農業・農村を形成。
 

(※宮城県大崎地域は日本農業遺産にも認定)

日本農業遺産

歴史と伝統がつなぐ山形の「最上紅花」~日本で唯一、世界でも稀有な紅花生産・染色用加工システム~

染色利用を目的とした紅花生産と染色用素材である「紅餅」への加工技術が、約450年にわたり農家に代々受け継がれてきた、世界的にも珍しい農業システム。
  山形県最上地域


束稲山麓(たばしねさんろく)地域の災害リスク分散型土地利用システムNEWアイコン

洪水害や干ばつなどの自然災害から生命(いのち)と生活(くらし)を守るため、各農家が山麓地と低平地の両方に農地を分散所有し、自然災害のリスクを軽減。
  岩手県束稲山麓地域

農業遺産認定地域農業遺産認定地域(全国)

世界農業遺産

世界で24カ国78地域、日本では15地域が認定されています。(令和5年7月現在)
国内の世界農業遺産認定地域

日本農業遺産

24地域が認定されています。(令和5年1月現在)

日本農業遺産認定地域

世界農業遺産・日本農業遺産

世界農業遺産・日本農業遺産(農林水産省ホームページ)

お問合せ先

農村振興部農村環境課

担当者:農業遺産担当
代表:022-263-1111(内線4340、4132)
ダイヤルイン:022-221-6256