「スマート農業推進フォーラム2022 in 東北」 ~「みどりの食料システム戦略」の実現に向けたスマート農業技術の活用~を開催しました
東北地域のスマート農業技術の社会実装をより加速化するため、令和4年11月30日(水曜日)にオンラインにより「スマート農業推進フォーラム2022 in 東北」を開催しました。
農業者、企業、研究機関等約220名が参加(登録)し、「みどりの食料システム戦略」に寄与するスマート農業技術の研究成果や、東北管内のスマート農業実証プロジェクトの実証事例等の紹介が行われました。
参加者からは「大規模水田地域で活用できる技術を知ることができた」、「農業従事者の減少の解決のヒントとなった」等の声がありました。
開催日時及び開催方法
13時10分~16時45分
開催方法:オンライン開催
共催:農林水産省、東北農政局、農研機構東北農業研究センター
協力:東北地域農林水産・食品ハイテク研究会
内容 <次第>(PDF : 78KB)
13時10分~13時20分 | 開会、挨拶 |
13時20分~14時20分 | (1)「スマート農業実証プロジェクト」令和3年度採択コンソーシアムによる事例紹介 |
・東北地域のタマネギ生産の安定化と出荷連携体制の構築に向けた実証(PDF : 1,700KB) 農研機構東北農業研究センター畑作園芸研究領域 実証実施地区:宮城県山元町、秋田県大潟村、岩手県紫波町 作目:露地野菜 品目:タマネギ |
|
・パプリカスマート商流実現と他社間連携による安定出荷体制の構築(PDF : 2,365KB) 宮城県農政部園芸推進課 実証実施地区:宮城県栗原市、石巻市 作目:施設園芸 品目:パプリカ |
|
・通年対応型のスマート水管理による農村地域の減災・生物多様性保全機能向上の実証(PDF : 2,492KB) 農研機構農村工学研究部門施設工学研究領域 実証実施地区:山形県河北町 作目:水田作 品目:水稲(防災) |
|
14時20分~14時40分 | (2)「スマート農業実証プロジェクト」令和4年度採択コンソーシアムによる事例紹介 |
・ICT利用による東北地域における畑作物(大豆・小麦)収量向上サービスの実証・実装(PDF : 2,497KB) 農研機構東北農業研究センター緩傾斜畑作研究領域 実証実施地区:岩手県北上市 作目:畑作 品目:大豆、小麦 |
|
14時40分~15時10分 | (3) 農業支援サービス事業者の取組事例紹介 |
・ドローンによる空中散布防除について(PDF : 2,462KB) 株式会社アルサ |
|
15時10分~15時45分 | (4)スマートサポートチームの紹介 |
・スマートサポートチームの活動について(PDF : 1,885KB) 農林水産技術会議事務局研究推進課 |
|
・東北管内でのスマートサポートチームの今後の取組(PDF : 1,822KB) テラスマイル株式会社 |
|
15時45分~16時45分 | (5)スマート農業技術を活用した「みどりの食料システム戦略」に寄与する研究成果報告 |
農研機構東北農業研究センター水田輪作研究領域 | |
・農地周辺の土地利用情報を用いた斑点米被害予測とハザードマップ(PDF : 437KB) | |
・効率的な栽培管理に利用できる「農業気象見える化システム」(PDF : 1,925KB) | |
・省力除草、安定生産の水田有機栽培体系の実証と支援アプリケーションの開発(PDF : 944KB) |
「スマート農業推進フォーラム2022 in 東北」で紹介するスマート農業技術の提供機関等
*機関名、技術・製品をクリックするとホームページが開きます。
(1)「スマート農業実証プロジェクト」令和3年度採択コンソーシアムによる事例紹介
- パプリカスマート商流実現と他社間連携による安定出荷体制の構築
短期収量予測ロボット(FARBOT) (GINZAFARM株式会社) - 通年対応型のスマート水管理による農村地域の減災・生物多様性保全機能向上の実証
ほ場水管理システム(WATARAS) (株式会社クボタ)
(2)「スマート農業実証プロジェクト」令和4年度採択コンソーシアムによる事例紹介
- ICT利用による東北地域における畑作物(大豆・小麦)収量向上サービスの実証・実装
圃場簡易診断ツール (農業・食品産業技術総合研究機構)
収量計測コンバイン ( ヤンマ-アグリジャパン 株式会社クボタ)
(3)農業支援サービス事業者の取組事例紹介
- ドローンによる空中散布防除 (株式会社アルサ)
(4)スマートサポートチームの紹介
- 経営管理システム (テラスマイル株式会社)
(5)スマート農業技術を活用した「みどりの食料システム戦略」に寄与する研究成果報告
- 農地周辺の土地利用情報を用いた斑点米被害予測とハザードマップ
農地周辺の土地利用情報を用いた斑点米被害予測システム (農研機構東北農業研究センター(農研機構問い合わせ窓口)) - 効率的な栽培管理に利用できる「農業気象見える化システム」
農業気象見える化システム (農研機構東北農業研究センター) - 省力除草、安定生産の水田有機栽培体系の実証と支援アプリケーションの開発 (農研機構問い合わせ窓口)
両正条植え田植え機 (農研機構農業機械研究部)
有機農業に関する栽培技術、機械除草等 (農研機構東北農業研究センター)
病虫害抵抗性品種、有機質肥料利用技術 (農研機構九州沖縄農業研究センター)
お問合せ先
生産部生産技術環境課
担当者:花田、佐藤
代表:022-263-1111(内線4398)