「令和3年度 東北そば研究会」(令和4年2月9日開催)の開催概要
1.概要
東北そばの生産拡大、安定生産等の振興方策について意見交換を行うことを目的に開催し、東北地域の生産者をはじめ、研究者、実需者等の皆様に参加していただきました。
研究会では、(国研)農研機構 研究員 竹島亮馬氏から、「生態型に着目したソバ品種系統の栽培適性と東北地域における湿害対策の取り組み」として、農研機構におけるソバ育種の状況、高品質化に向けた取り組み、湿害対策栽培技術の取り組み等について報告していただきました。
農事組合法人宝谷 理事 本間与一氏からは、「そばを核とした村おこし(小さな集落が美味しいそばを創った)」として、そば生産組織の設立経緯、地域での各種イベント、排水対策の強化等の栽培技術上の工夫、山形県オリジナル品種を地域のブランド品として商品化した経緯等について報告していただきました。
また、情勢報告として、そばをめぐる状況については、そばの需給状況、生産動向、価格動向、単収等。各県そば振興の現状と課題等については、各県の生産状況ほか、取組事例として町と大学が連携協定を締結し、そば生産性の向上や町のPRを推進、隣接ほ場の肥料の違いで生育状況や品質・収量を比較する実証試験の実施等、担当者から報告がありました。
2.日時
令和4年2月9日(水曜日) 13:30~15:30
3.開催形式
Web会議形式(Zoom)
4.内容
(1)基調報告
(ア)生態型に着目したソバ品種系統の栽培適性と東北地域における湿害対策の取り組み
(国研)農業・食品産業技術総合研究機構
作物研究部門 研究員 竹島亮馬 氏
(イ)そばを核とした村おこし「小さな集落が美味しいそばを創った」
農事組合法人宝谷 理事 本間与一 氏
(2)情勢報告
(ア)そばをめぐる状況について
農林水産省(東北農政局)
(イ)各県のそば振興の現状と課題等について
各県担当者
お問合せ先
生産部園芸特産課
担当者:農政調整官(畑作経営)/ 花き・特産係
代表:022-263-1111(内線4189 / 4430)
ダイヤルイン:022-221-6169