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東北農政局

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令和5年5月

おにぎりマン 「食育ブログ」食(ク)リックひろば

グリーンピース      R5.5.26 

グリーンピース
親戚が、家庭菜園で収穫した
“さやつき”のグリーンピースを
送ってくれました。



嬉しいけれど、かなりの量です。
家族総動員で“さや”から取り出しました。

むいているところ
むいたあと
こんなにたくさんありました。


まずは、グリーンピースご飯にしてみます。
ご飯を炊くときに一緒に炊いても良いそうなのですが、
きれいな緑色を活かしたかったので、今回は先にゆでて
昆布や少々のお酒・塩で炊いたご飯と最後に混ぜ合わせることにしました。

鍋
塩をまぶしてから、2~3分ゆでます。
ゆでたお湯につけたまま冷ますと、
豆がしわにならないそうです。
つやつや、いい感じに
ゆであがりました。
コロコロしてかわいらしいです。
ゆでたグリーンピース
豆ご飯
できあがりです。
豆の風味豊かで、ほっくりおいしい。
スープにも入れてみました。
ゆでておくと、いろいろな料理に
手軽に加えられて便利です。
スープ


     料理に緑の彩りを添えてくれるグリーンピースですが、
     実は食物繊維が豊富なうえ、たんぱく質、糖質、ミネラル、ビタミンなども含む、
     栄養価の高い野菜なのだそうです。
     缶詰や冷凍の状態で一年中手に入りますが
     生からゆでたグリーンピースは甘くてほくほくして、とってもおいしいので
     春から初夏にお店で“さやつき”のものを見かけたら、ぜひ手に取ってみて下さい。

    【おまけ】

さやをゆでるところ
大量に残った“さや”がもったいなかったので、
前回のMさんのブログで紹介された
「ベジブロス」に挑戦してみました。
鍋で煮出してみたら・・・ さやをゆでている鍋
グリーンピースのベジブロス
こんないい色のお出汁になりました。
えぐみや苦みもなく、
グリーンピースご飯やスープを作る時に
加えるととても風味が良くなり、
おいしかったです。
いつもなら捨ててしまう部分が活用できて、
少しばかり得した気分です。
いろいろな野菜の残りで
試してみたくなりました。


令和5年5月26日

べ・じ・ぶ・ろ・す      R5.5.19 

今回は、食育班に4月から加わったフレッシュなMさんからのお届けです!
******************

野菜くず
これは何だと思いますか?
生ごみ??
いやいや、宝の山かもしれませんよ??

突然ですが、皆さんは「SDGs」とは何か説明できますか?
SDGs:Sustainable Development Goals

S:Sustainable:持続可能な
D:Development:開発
G、s:Goals:目標

「2030年までに持続可能で、よりよい世界を目指す国際目標」のことです。
私達には、私達の世代だけではなく、将来の子孫達が安全で、健康な暮らしができる環境を残す責任がありますね。
一人一人が一歩踏み出して、行動を起こせば大きな力になると思います。
できることから、一緒に始めてみませんか?

さて、今回は、SDGsの目標の12で掲げられている
「つくる責任、つかう責任」の食品ロス問題に関連し、
家庭でできる食品ロス対策として、料理で余った食材を使用して「べジブロス」を作ってみましたので、ご紹介したいと思います。
(べジは、野菜のVegetable。ブロスは出汁broth)
作り方は、驚くほど簡単で、お味は抜群に美味しく、家計にも優しい一石三鳥な(笑)お出汁です。

【準備するもの】
野菜くず(両手いっぱい)、水(1リットル)、酒(少々)、
ざる、ボウル、クッキングペーパー、圧力鍋(普通のお鍋も可)を準備します。

【作り方】
1. 圧力鍋に、野菜くず、水、酒を入れます。
圧力鍋

2. 加圧し、おもりが揺れたら、火を止めます。

3. ざると、クッキングペーパーを使って、ろ過します。
  (クッキングペーパーの在庫が無かったため、コーヒーフィルターを使用(^^;
ろ過しているところ

4. 完成です!!
ベジブロスできあがり

いいお色で、コクのあるお出汁ができました。
お味噌汁や、カレー、おうどんなどいろいろな料理に使えますので、ぜひ、みなさんも作ってみてください。
ベジブロスを使った料理は、後日ブログで紹介しますので、ご期待ください。

令和5年5月19日

端午の節句      R5.5.12 



ゴールデンウィーク、
皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか。
我が家の場合は、子どもたちが部活や
友達との約束などで家にいないことが多く、
家族で一緒にお出かけしたりする事は
ありませんでしたが、
5月5日のこどもの日には兜を飾り
柏餅を食べて、ささやかですがお祝いをしました。
兜


こどもの日は、五節句(ごせっく)のひとつ、端午(たんご)の節句にあたります。
五節句というのは

1月7日の人日(じんじつ)の節句
3月3日の上巳(じょうし)の節句
5月5日の端午(たんご)の節句
7月7日の七夕(しちせき)の節句
9月9日の重陽(ちょうよう)の節句

の五つを指し、もともとは中国から伝わった習慣で、
季節の変わり目に豊作や子孫繁栄や無病息災などを祈り、
お供えや食事をして邪気を払うもの。
「五節句」という言葉にはなじみがなくても、
七草がゆ、ひなまつり、こどもの日、などと言われれば、
皆さんよくご存じなのではないでしょうか。

季節ごとの行事やお祝いの日に食べる特別な料理「行事食」には、
家族の幸せや健康を願う意味がこめられているのだそうです。

端午の節句の柏餅は、新しい芽が出るまで古い葉が落ちない柏の木のように
親から子、孫へ命がつながることを願って食べるのだとか。
そんな意味を考えながら食べると、
昔の人の願いや家族を思う気持ちが感じられて、心があたたかくなりますね。

柏餅
ちなみに、私は柏餅では
“みそあん”が一番好きです!


行事食を一緒に作ったり味わったりする経験は、
子どもの食や和食文化への興味を育てる良い機会にもなります。
忙しい毎日ですが、楽しみながら生活に取り入れて、
次の世代に伝えていきたいですね。

令和5年5月12日