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おにぎりマン「食育ブログ」食(ク)リックひろば

パプリカ     R3.9.16

最近、葉物やナスなどの野菜が高いですね。
8月に続いた長雨や曇天の影響のようですが、もやしや豆苗などついついお手頃価格のものを選んでしまいます(^^


そんな中、スーパーで宮城県産のパプリカの特売をやっていました。
赤と黄色の2個セットで198円!しかも新鮮(^o^)
良い買い物ができました(^^)v
オレンジ色のものは個別に買ってみました。
パプリカ

パプリカは韓国やオランダからの輸入が多く流通していますが、国内の生産量のトップは宮城県とのこと。
冬は温暖で夏は比較的気温が低い宮城県の気候はパプリカの栽培に適していて、大規模園芸施設の導入によって一年を通して出荷されているそうです。

ところで、パプリカとピーマンは形がそっくりですよね。
パプリカはピーマンの一種で、ナス科トウガラシ族に分類されます。
緑色をしたピーマンは未熟の状態で収穫されるので、独特の青臭さや苦みがあリます。
ちなみに完熟すると赤ピーマンになるとのこと。
一方パプリカは、100グラム以上の大型で肉厚、甘みがあってジューシーなのが特徴。熟すにつれ、緑色から黄色やオレンジ、赤などカラフルな色に変わるそうです。
赤が一番甘みが強く、黄色はさっぱりとした甘みで少し酸味があり、オレンジはその中間の味なのだとか。
生のまま食べ比べてみましたが、それぞれに甘くてみずみずしく美味しいですよ(^o^)

また、ピーマンにはビタミンCβ-カロテンが多く含まれていますが、パプリカにはピーマンの2倍以上のビタミンCが、特に赤パプリカには3倍近いβ-カロテンが含まれているとのこと。
油との相性が良く、パプリカと油を一緒に食べることでβ-カロテンが吸収されやすくなるそうです。

そこで、今回ご紹介するのは鶏肉とパプリカの甘酢炒めです。
何気に、振り付きで有名なパプリカの歌を口ずさみながら楽しく作りました


【鶏肉とパプリカの甘酢炒め】
〇材料
鶏もも肉1枚、塩こしょう少々、片栗粉大さじ1
ピーマン2個、パプリカ(赤、黄)各2分の1個、
ごま油大さじ1
調味料(砂糖、酢、しょうゆ、酒各大さじ2
断面

1.ピーマン、パプリカ(赤、黄)はヘタと種を取り除き、一口大の乱切りにします。
2.鶏肉は一口大に切り、塩こしょうをふり、片栗粉を全体にまぶします。
3.フライパンにごま油をひき2の鶏肉を炒め、焼き色がつき火が通ったら1のピーマン、パプリカを加えて軽く炒めます。
4.調味料を加え中火で炒め合わせ、全体に味が馴染んだら出来上がり。


鶏肉 野菜投入 甘酢炒め

 

赤パプリカを使ったつもりが、熱を加えたらどういうわけかオレンジ色になりました(^^
甘酢のバランスがちょうどいい感じです。

そのほか、パプリカは生のままサラダにしても、シンプルに炒めるだけでも美味しいです。彩りが良く食卓が華やかになりますよ(*^_^*)
和食、洋食、中華、イタリアンと幅広く活用できるので、色々な料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。

令和3年9月16 日

重陽の節句(菊の節句)     R3.9.9

本日99日は「重陽(ちょうよう)の節句」です。

あまり馴染みがないかもしれませんが、17日の人日(じんじつ)の節句、33日の上巳(じょうし)の節句、55日の端午の節句、77日の七夕の節句と同じ五節句の一つとされています。

古来から奇数を縁起の良い陽数とし、陽数の中でも一番大きい「9」が重なる日の99日を「重陽」と呼び、無病息災や長寿を願う日とされてきました。
また、旧暦の99日頃は菊の咲く季節であったことから、「菊の節句」とも言われています。
平安時代には、菊の花が邪気を払い長寿に効くと信じられ、菊を愛でたり菊の花びらを浮かべた菊酒をたしなんだりしていたそうです。
今でも菊料理や、栗ご飯、秋なす、和菓子などを食べてお祝いする習慣があるようです。

子供の頃は庭にたくさんの花が咲いていて、菊も植えていました。
食べ頃になると大きな竹ザルいっぱいに、黄色や紫色の花びらをむしったものです。
お浸しや酢の物にして食べると美味しいですよね。
実はそれしか作ったことがないのですが(^^

そこで重陽の節句に先立って、食用菊を探してみました。
出回るにはまだ早いかなぁと思ったら、なんと、お店にありました!
ラッキーです♪
食用菊

菊の茹で方はとても簡単ですが、ポイントは酢を入れること。
色が鮮やかに仕上がります。

【食用菊の茹で方】
1.菊100グラムの花びらをむしります。芯の部分は苦みがあるので使いません。
2.鍋に1リットルの水を沸かし、酢大さじ1を加えます。1の花びらを入れ、浮いてくる花びらを箸で返しながら2030秒ほど茹でます。
3.ザルにあけ、冷水で冷やし色止めします。水気を絞って出来上がり。

花びら取り 茹で 冷やし

 

そのままお浸しとして、しょうゆやポン酢で食べても良し。
きゅうりの薄切りと一緒に酢のもの(酢大さじ3、砂糖大さじ12、しょうゆ大さじ1)にしても良し。
菊のほのかな香りとキュッとした独特の食感が楽しめます。
お好みの食べ方でどうぞ♪

浸し     酢のもの

菊酒はこんな感じでしょうか。
お酒に菊の花びらを浮かべてみました。
節句前でしたが、健康を願ってちびちびといただきました(^^
菊酒

加熱ムラが出るので1本ずつ加熱します。加熱後はとても熱くなっているので注意してください。

遊び心があるユニークなネーミングですよね(^o^)

生菓子 また、和菓子屋さんで菊になぞらえた生菓子を見つけたので買ってみました。
商品名が「重陽」でした(^o^)
風情を感じますね。

ところで、皆さんは「後の雛(のちのひな)」という風習をご存じですか?
桃の節句で飾ったひな人形を半年後の重陽の節句に再び飾り、健康、長寿などを願うというもので、貴重なひな人形を1年間しまい込まず、虫干しをして痛みを防ぎ長持ちさせようという先人の知恵が込められているとのこと。
大人の雛祭りとも言われているそうですよ。
年を重ね、自分のために雛人形を飾るというのも素敵ですよね。

令和3年9月9 日

秋田の郷土料理「あさづけ」     R3.9.2

今回ご紹介するのは、秋田県に伝わる郷土料理「あさづけ」です。
あさづけと言っても、漬物の「浅漬け」ではありません。
ヨーグルトや杏仁豆腐のようにも見えますが、これはお米を使った甘酸っぱいデザートなのです
あさづけ

簡単に説明しますと、すり潰した米を煮込んで甘酸っぱく味付けしたものを冷やして、野菜や果物を盛り付けた料理です。
元々は、米農家が精米した時に出る「砕米」を無駄にしないで活用するために作ったのが始まりとのこと。
古くから農家のお茶請けやさなぶり(田植え終わりの慰労会のこと)、冠婚葬祭の取り回し料理などとして食べられてきました。
農家の知恵が詰まった、米どころ秋田ならではの料理ですね(^o^)
今では秋田県内のスーパーや産直でも販売されていますが、地域によっては、こざきと言われる砕米を煮込んで練ることから「こざき練り」、酢で味付けすることから「粉なます」とも呼ばれているそうです。

食感としてはおかゆのような感じ。
冷たくてさっぱりしているので、夏の暑さで食欲をなくした時にもおすすめです。
病院食として出されることもあるそうですよ。

さて、「あさづけ」のレシピをご紹介します。
産直で売っていたものを食べたことはありましたが、作ったのは初めてです(^^

【あさづけ】

○材料(約4人分)
0.5合(米粉や上新粉でも可)、砂糖50グラム、塩ひとつまみ、酢30cc
500cc、きゅうり、みかんの缶詰各適量
(調味料はお好みで調整)

1
.米を研いで一晩(3時間以上)水に浸し、ざるにあけて水気を切ります。
21の米をすり鉢で粒々が少し残る程度にすり潰します。
*ミキサーを使う場合は、分量内の水1カップも一緒に入れて30秒程度。
3.鍋に2の米、水、砂糖、塩を入れ中火にかけ、かき混ぜながらのり状の半透明になるまで練り、火を止めます。(約10分)
*すり鉢に分量内の水を入れ洗うようにかき混ぜると、すり鉢に残った米の粉を無駄なく使えます。
43に酢を加えてかき混ぜ、保存容器に入れ粗熱をとったら、冷蔵庫で冷やします。
5.器に盛り、みかん、塩揉みして薄切りしたきゅうりをトッピングして出来上がり。
*みかんの缶詰ときゅうりが定番のようですが、お好みの果物でどうぞ♪

すり潰し 煮込み 冷やし 出来上がり


素朴で優しい味です。
秋田に馴染みのない方はイメージできない味かとは思いますが、秋田県出身の知り合いの方がいらっしゃいましたら聞いてみてください。
懐かしんでいただけるかもしれませんよ(*^_^*)

 

【おまけ】
秋田県には「ババヘラアイス」と呼ばれるご当地アイスがあります。
その名の由来は、おばあさん(ババ)が金属のヘラでアイスをコーンに盛り付けることから(^o^)
秋田県の方言ではおばあさんのことを親しみをこめて「ババ」と呼ぶのだとか。
イチゴ味のピンク色とバナナ味の黄色の2色からなるシャーベット状のアイスで、甘さ控えめ、とてもさっぱりしています。

カラフルで大きなパラソルと大きなステンレス缶、ほっかむりをした女性が目印♪
ババヘラアイス

春から秋にかけて、道路脇やイベント会場など秋田県内のあちこちで販売されています。
秋田にお立ち寄りの際、見かけたらぜひ食べてみてくださいね(^o^)


 

令和3年9月2日

とうもろこし     R3.8.26

お盆の肌寒さから一転、暑さが戻ってきました。
まだまだ夏は終わりませんね(^o^)

先日、知り合いから朝採りのとうもろこしをいただきました。
とうもろこしは好物なので、この夏も何度も買って食べましたが、採れたてだからか、いただいたものが特に美味しく感じました。
旬のものを美味しく食べられるって、幸せなことですね(*^_^*)

とうもろこし

そういえば小さい頃は、とうもろこしのことを「とうみぎ」と呼んでいたのを思い出しました。
地域によっては、「とうきび」とか「きみ」などと呼ばれたりもするようです。
皆さんはどんな呼び方をしていますか?

とうもろこしは、米、麦とならぶ世界三大穀物のひとつですが、私たちに馴染みのある食用のとうもろこしは「スイートコーン」という品種で、未成熟な状態で収穫されるので「野菜」に分類されるそうです。

とうもろこしは鮮度落ちが速いので、買う際には皮付きのままで、ひげが茶色くふさふさしているものを選ぶといいそうですよ。
このひげは、とうもろこしの粒一つひとつに1本ずつ繋がっていて、ひげの数と粒の数は同じなんです。
ご存じでしたか?

とうもろこしは糖分やデンプン質などの炭水化物を多く含む高エネルギー食材。
食物繊維のほか、ビタミンB1B2Eやカリウム、コレステロール値の低下作用を持つリノール酸なども豊富に含まれていると言われています。
また、とうもろこしの芯には実の胚芽が残っている状態で、胚芽部分には特に栄養素が詰まっているので捨てるのはもったいないそうですよ。

今回は、とうもろこしのいろんな食べ方をご紹介します。
茹でて食べるのがシンプルで美味しいけれど、茹でるのが面倒という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方には電子レンジ調理がおすすめです♪

とうもろこしのレンチン
1.とうもろこしの皮をむき、数枚残した状態でラップで包みます。
2.電子レンジで5分程度加熱して出来上がり。

お手軽ですが、皮を残すことで風味が逃げず美味しく仕上がります。
皮がない場合は、そのままラップして大丈夫。
レンチン

加熱ムラが出るので1本ずつ加熱します。加熱後はとても熱くなっているので注意してください。

次に、ほんのり甘くサクっと揚げたとうもろこしの天ぷら♪
おかずにも、つまみにも、お子さんのおやつにもピッタリです。
茹でたとうもろこしを使います。

とうもろこしの天ぷら】
1.茹でとうもろこしを半分に折り、ばらばらにならないよう包丁で厚めにそぎ落とします。
芯が硬いのでなかなか切れません(汗)
2.天ぷらの衣にとうもろこしをくぐらせ、180度の油でからっと揚げて出来上がり。

 

天ぷら

芯も捨てずに有効活用してみました。

とうもろこしご飯】
1生のとうもろこしを半分に折り、包丁で芯から実をそぎ取ります。
22合分の米を研ぎ分量の水を入れ、酒大さじ1、塩小さじ1、とうもろこしの実を入れ軽く混ぜます。
32にとうもろこしの芯を加え、炊飯して出来上がり。
とうもろこしご飯

*芯は食べられないので炊きあがったら取り出します。あくまで出汁として使用します。

そぎ取り 炊飯前 炊飯後

 

甘い香りと旨みで食が進みます(*^_^*)お子さんが喜びそうです♪

仕上げにバターを入れて混ぜると、コクが出るそうですよ。

とうもろこしの芯はほかにも、スープや冷製ポタージュ、味噌汁の出汁代わりにも活用できるそうです。
余すところなく上手に使って、とうもろこしの旨みや栄養をまるごといただきましょう。


令和3年8月26 日

宮城の郷土料理「ずんだ餅」     R3.8.12

枝豆が美味しい季節です。
スーパーで「湯上がり娘」という枝豆を見つけました。
なんてユニークなネーミングなんでしょう(*^o^*)
その名につられ買ってしまいました(^^
枝豆

さて、宮城県には枝豆を使った郷土料理「ずんだ餅」があります。

ずんだ餅とは、茹でた枝豆をすり潰し、砂糖と塩で味付けした餡をからめた餅のことです。

ずんだ餅の「ずんだ」の語源は諸説あり、
*豆を打って作ることから「豆打(ずだ)」がなまったという説
*伊達政宗公が陣太刀の柄で枝豆を砕いたからという説
*「甚太(じんだ)」という人が作ったからという説
など。
ずんだ餅は岩手や山形、福島でも作られ、広く親しまれていますが、地域によっては「じんだ」「じんだん」「ぬた」などと呼ばれているそうです。

今でこそずんだ餅は一年を通して販売されていますが、元々はお盆やお彼岸のお供物の定番料理でした。
子供の頃、お盆になると祖母がよく作ってくれて、畑から採ってきたばかりの枝豆をもいだり、茹で上がった枝豆をはじいたり、つまみ食いをしながら手伝ったものです。
餅が苦手だった私も、ずんだ餅だけは美味しくておかわりしていた記憶があります。

そこで今回は、昔を懐かしみながらずんだ餅を作ってみました(^.^)
餅つき機が無いので「おはぎ」にしました(^^

【ずんだおはぎ】
〇材料(約12個分)
もち米、うるち米各1
枝豆(さや付き)600g
砂糖50グラム
塩少々
*もち米とうるち米の割合はお好みで。
もち米100%でも可。
ずんだおはぎ

1.もち米、うるち米を合わせてとぎ、炊飯器に入れ普通の水加減にし、30分以上おいてから炊きます。
2.炊き上がったら10分蒸らし、ボウルに移して水に濡らしたすりこぎ棒でご飯粒が少し残る程度に潰します。熱いうちに食べやすい大きさに丸めます(約12個)。

米 半ごろし 丸め

 

3.枝豆を柔らかめに塩茹でし、さやから豆を取り出し、薄皮をむきます。
*簡単な作業ですが数が数なので、根気を要します。指先がふやけました(^◇^;)
43の枝豆をある程度刻んでから、すり鉢で粒が少し残る程度にすり潰し、砂糖、塩を加え滑らかになるまで混ぜ合わせます。
*フードプロセッサーを使ってもいいですよ♪
524のずんだ餡をからめて出来上がり。

薄皮むき 刻み すりこぎ

 

懐かしい優しい味に仕上がりました(*^_^*)
市販の冷凍枝豆でも作ることもできますが、採りたての枝豆の美味しさは格別です♪
枝豆は栄養価が高くタンパク質、ビタミンB1、カリウム、食物繊維、鉄分などを豊富に含んでいます。
消化も良く枝豆の栄養を沢山摂れるずんだ餅は、体に嬉しい郷土料理ですね(^o^)

【おはぎ豆知識】
「おはぎ」は「ぼた餅」とも呼ばれますが、春は牡丹の花、秋は萩の花と季節の花に見立てたことから春に「ぼた餅」、秋に「おはぎ」の名が付いたと言われています。
日本らしい風情を感じますね(*^_^*)

一方で、粒が残る程度にご飯を潰すことから、「半ごろし」と呼ばれている地域もあるそうですよ。

令和3年8月12日

心太(ところてん)を作ってみました     R3.8.5

夏真っ盛り!毎日暑いですね。
皆さん、体調など崩されていませんか?

夏の涼味といえば「心太(ところてん)」♪
キラキラした透明感と、ツルッとしたのど越しの良さが、暑い季節にぴったりですよね(^o^)
俳句では、夏の季語にもなっているそうですよ。
ところてん

心太の原料は天草(テングサ)で、紅藻類テングサ科の海藻の総称のこと。

赤紫をした天草を水にさらして天日乾燥を数回繰り返し、退色して白色になったものを利用するそうです。
その天草を煮溶かし、冷まして固めたものが「心太」
「天突き」という専用器具を使って、細かく麺状に押し出し(突き出し)ていただきます。

てんぐさ     天突き

ちなみに、心太を凍らせたあと、溶かして不純物を除き乾燥させたものが「寒天」で、磯の香りがする心太と比べほとんど無臭なので、料理やお菓子などに幅広く利用されます。

心太も寒天も低カロリーで、腸内環境を整える水溶性食物繊維と、腸のぜん動運動を活発にする不溶性食物繊維の両方の性質をもち、ふくらんだ食物繊維はお腹の働きを助けると言われているので、便秘の方には嬉しい食材かもしれませんね(*^_^*)

心太は古く奈良時代から食べられていたそうで、名前の由来も諸説あり、もともと「こころふと」と呼ばれていたものに漢字で「心太」が当てられ、こころてい→こころてん→ところてんに転じたのだとか。

また、心太は地域で味付けが異なり、全国的には酢醤油や三杯酢に和がらしなどを添えた食べ方が多いようですが、関西地方では黒蜜、四国地方ではだし汁を使った食べ方がポピュラーのようです。
皆さんの食べ方はどんな感じでしょうか?

お箸が高価で貴重だった時代に2本揃えることができず1本で食べていたものが、後に粋な食べ方として広まった(諸説あり)として、今でも箸1本で食べる地域もあるそうですよ。

早速、天草を入手したので、心太を作ってみました。
「天突き」が欲しくて百均やホームセンターを探し歩きましたが見つからず、結局ネットで購入。
木製(ひのき製)でいい香り。風情が感じられます(*^_^*)

【ところてん】
○材料
天草25g、水1.3リットル、酢小さじ1.5
1.天草を水で洗って鍋に入れ、水を加えて火にかけます。
2.沸騰したら酢を加え、吹きこぼれない程度の火加減でとろみが出るまで3040分煮ます。
3.ボウルにザルを重ね、ガーゼを敷いたところに2を流し入れ、煮汁が熱いうちに濾し(こし)ます。

煮溶かし こし 固め

 

4.バットなどの容器に注いで粗熱を取り、冷めたら冷蔵庫で冷やします。
5.固まったら、天突きに入る大きさにカットして、突き出し棒で押し出して出来上がり。

切分け 突出し 突出し後

 

天突き、楽しいです

まさに文明の利器。これを考えた人凄いですね。
火加減が強かったのか、ちょっと固めに出来あがりましたが、まずまずの出来栄え(^_^)v
きちんと心太になって感動しました!

三杯酢と生姜でいただきましたが、手作りの心太は、磯の風味豊かで市販品より格別に美味しいです(*^_^*)
天突きも買ったことだし、これから何回も作らないと・・・(^^
まだまだ厳しい暑さが続きそうですが、皆さんも心太を食べて「涼」を感じてみてはいかがでしょうか。 

令和3年8月5日

ダークホース     R3.7.29

オリンピックが始まって一週間。

連日、テレビ観戦に熱くなっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
選手の皆さんの一生懸命な姿には胸を打たれます(*^_^*)

さて、皆さんは「ダークホース」というかぼちゃをご存知でしょうか?
先日の昼休みに、宮城県庁玄関ホールで催していた地場産品販売会でダークホースを見つけました。
初めて見たそのかぼちゃは、黒みがかったツヤのある緑色をした皮で、お尻部分が尖った珍しい形。
ダークホース

その名に惹かれたのと、販売員の方から「ホクホクして甘いよ」と勧められたこともあり、迷わず購入しました♪

このかぼちゃの名「ダークホース」は、皮の黒さとダークをかけて、見た目に反して美味しいことから、競馬で予想外の結果を出す意味を持つ「ダークホース」に由来するそうです。
遊び心があるユニークなネーミングですよね(^o^)

断面 断面は尖っているお尻を下に向けるとハート型に見えるそうですが、私が買ったダークホースは、かぼちゃそのものの断面ではなく、なんと、断面の果肉とワタの境目部分がハート型でした!
しかも、尖った部分は反対に上向きにした状態(^^
綺麗なハート型で、何だか嬉しくなっちゃいます♪

ちなみに、スーパーなどで売られているかぼちゃのほとんどは西洋かぼちゃで、ダークホースも西洋かぼちゃの一種とのこと。
収穫時期は普通のかぼちゃと同じで夏から秋。
一般的に、かぼちゃの収穫直後は甘みがなく、23ヶ月寝かせて追熟させることで、でんぷんが糖に変わり甘みが増し美味しくなるそうです。

かぼちゃと言えば冬至の定番ですが、「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」と言われるほど栄養価が高く貯蔵もきくため、昔から重宝されてきました。
普通のかぼちゃ同様、ダークホースは代表的な緑黄色野菜で、β-カロテンやビタミン類のほか、カリウム、食物繊維が含まれていて、免疫力を高めたりむくみや便秘などを改善する働きがあると言われています。

食べ方としては、煮物、温野菜、ソテー、コロッケなどお好みで楽しめますが、ダークホースは強い粉質で煮崩れしやすいので注意が必要です。

そこで今回は、20年位前に友人から教わったお気に入りレシピをご紹介します。
料理名は今回考えました(^^

【かぼちゃとちくわのマヨソース焼き】
〇材料
かぼちゃ4分の1
ちくわ23
ソース、マヨネーズ各適量

材料

1かぼちゃを切りわけ、種とワタをスプーンで取り除きます。
2.かぼちゃを5ミリ幅の薄切りにし、少量の水を入れた容器に入れ、ラップをして34分電子レンジで加熱します。(今回は百均で買った蒸し器を使用)
*崩れない程度に柔らかくなればOK
3.アルミ箔に、2のかぼちゃと、斜め薄切りにしたちくわを交互に並べ、ソースとマヨネーズをトッピングします。
4.オーブンで、マヨネーズに少し焼き色がつくまで数分焼いて出来上がり。(ガスコンロのグリルでも可)

蒸し 並べ トッピング

 

使いきれなかったかぼちゃは、種とワタを綺麗に取り除いた後にキッチンペーパーなどを詰め、ラップをして冷蔵庫で保存しましょう。
切ったかぼちゃは、種とワタの部分が傷みやすいそうですよ。

手軽に出来て見栄えもいいので、おすすめです♪
普通のかぼちゃでOKなので試してみてくださいね(^o^)

令和3年7月29 日

「食育活動表彰」募集しています♪      R3.7.21

東北では例年より早い梅雨明けで、お日様パワー全開です!
やっぱり、青空は気持ちいいですね(^○^)
暑い日が続きますので、体調管理にはお気をつけくださいませ。

さて、今回は「食育活動表彰」についてのお知らせです。
農林水産省では食育を推進するあらゆる取組を募集し、その功績を称えるとともに、全国に展開していくことを目的として「食育活動表彰」を行なっています。
今年度で第6回目を迎え、優れた取組は、第 17 回食育推進全国大会(令和4618(土曜日)愛知県開催)で表彰する予定です。
食育活動を行っている皆さま、奮ってご応募ください(^o^)/

【募集締切】
令和 3 9 10 (金曜日)必着
チラシ表

【募集対象】
○ボランティア部門(都道府県、政令指定都市、大学等の長からの推薦)
○教育関係者・事業者部門(自薦及び他薦)

応募方法等詳細については、農林水産省 HP をご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/hyousyo/6th/boshu.html
皆さまのご応募を心からお待ちしております <(_ _)>

昨年度の「第5回食育活動表彰」では、東北地域からなんと、青森県と宮城県の2団体が映えある農林水産大臣賞を受賞しました(^o^)
○ボランティア部門
食生活改善推進員の部 :  青森市食生活改善推進員会(青森県)
○教育関係者・事業者部門
地方公共団体の部    東松島市食育推進協議会(宮城県)

受賞された団体、関係者の皆様、おめでとうございました!
地道な活動の積み重ねが受賞に繋がったのだと思います。
ここで、受賞された方々の活動について、少しご紹介しますね♪

【青森市食生活改善推進員会】*活動期間30
親子の食育で健康寿命延伸へチャレンジ!
~だし活親子料理教室・食育おはなしセミナー・こども食育レッスン123♪

青森市食改
フェルト生地で手作りした「青森県たべものマップ」をはじめ、会員オリジナルの方法や教材で子供たちと保護者などに向けた様々な食育活動を行なっています。
家庭で食べものに関する会話が増えたり、子供たちが野菜をたくさん食べるようになったりと、未来を担う子供たちの食に対する意識と行動の変化に繋がっている素晴らしい取組です。

【東松島市食育推進協議会】*活動期間13
スマホでも・紙面でも・お店でも
~いつでもどこでも健康な食事に触れることができるまちづくり~

東松島市協議会
新しい生活様式やそれぞれのライフスタイルに対応するため、紙媒体やオンラインを通じて情報発信を行いながら様々な食育活動を展開しています。
市公式キャラクター「イートくん」を活用した市公式ユーチューブチャンネルを開設し、イートくんが料理や箸使いなどに挑戦する様子は子供から大人まで関心を引き、学びや食育に無関心な層へのアプローチに繋がっている素晴らしい取組です。


受賞結果など詳細については、農林水産省HPをご覧ください。
(第5回活動表彰結果)
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/hyousyo/5th/result.html
(食育活動表彰事例集)
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/hyousyo/5th/result.html#5jirei

また、受賞者の方々からご提供いただいた素材等をもとに、わかりやすく動画でもご紹介しています。

青森動画     東松島動画
      【青森市食生活改善推進員会】                【東松島市食育推進協議会】

青森市食生活改善推進員会の紙で作った大きな野菜、特にバサラコーン(とうもろこし)のクオリティは素晴らしいです(^o^)
東松島市食育推進会議のイート君は、とにかく可愛いです(*^_^*)
どちらの動画もほっこりした気持ちになりますよ♪
ぜひ、ご覧ください。
(取組紹介動画)
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/hyousyo/5th/movie.html


令和3年7月21日

しそを使った郷土料理     R3.7.15

前回に引き続き、今回もしそがテーマです。
今回は、東北に伝わる「しそ」を使った郷土料理2品をご紹介します。
しそ郷土料理

まず1品目は、青森県津軽地方の夏の定番料理「なすのしそ巻き」

津軽地方の一部では赤じそのことを「じさ」と言い、「なすのじさ巻き」とも呼ばれています。
これは、なすを棒状に切り味噌を付けて、赤じその葉で巻いて焼くシンプルな料理。
夏場に大量に採れるなすと赤じその葉を組み合わせ、各家庭で日常的なおかずとして作られてきました。

津軽の赤じそは大きいのが特徴で、17センチ程度もあるとのこと。
手のひらサイズですね!
この時期になると、スーパーや産直になすと赤じそが一緒にならび、惣菜コーナーでもなすのしそ巻きが売られているそうです。
赤じそを使うのが一般的ですが、青じそ(大葉)で作ることもあるようです。

大きな赤じそは買えないので、前回のブログ「赤紫蘇」でも使った赤じそと青じそで作ってみました。

【なすのしそ巻き】
○材料
なす2本、赤じそまたは青じそ16枚、
みそ大さじ4、砂糖、みりん各小さじ1
材料1

1.なすを棒状に切り、調味料をからめます。
2.しその表側を下にして、裏側に1のなすをのせて巻きます。
3.フライパンにやや多めの油をしき、巻き終わりを下にして焼き、色が変わったら裏返しして焼きます。なすが柔らかくなったら出来上がり。

なす赤 なす青 巻き 出来上がり1

味が濃くさっぱりしているので、食欲がなくなりがちな夏場に、ぴったりな一品です♪

そしてもう一品は、宮城県の「しそ巻き」です。
味噌にごまやくるみを入れて練ったものを、青じその葉で包み爪楊枝を刺して揚げたもので、スーパーや道の駅などで通年販売されています。
しそ巻きの歴史は古く、藩政時代に伊達藩では仙台味噌の製造を奨励し、伊達政宗公がしそ巻きを作らせたのだとか。

青じそは、ハウス栽培などもあり通年市場に出回っていますが、露地物は初夏から夏にかけて旬なので、この時期は思い思いのレシピで作る家庭も多いようです。
ちなみにしそ巻きは、岩手県や山形県、福島県でも作られ、広く親しまれています。

 

【しそ巻き】
○材料
青じそ18枚、
くるみ(素焼き)、みそ各50グラム、
砂糖30グラム、白すりごま、薄力粉、サラダ油大さじ1、七味唐辛子少々

*すりごまが無かったので、いりごまをすりました(^_^)v
材料2

1.くるみをみじん切りにし、他の調味料とよく混ぜ合わせ、18等分にして棒状に形を整えます。
2.しその表側を下にして、裏側に1の合わせみそをのせて巻き、31組にして爪楊枝を刺します。
3.フライパンに底から1センチ程度のサラダ油を入れ、170度に加熱して裏返しながらカラッとするまで揚げたら出来上がり。

みそ しそみそ しそ巻き 出来上が2


ちょっと油の温度が高かったのか、固めに仕上がりました(^^
風味豊かな青じそと、甘じょっぱい味噌、くるみの食感がマッチしてクセになる一品です。
ご飯やお弁当のおかずだけでなく、お茶請けやおやつにもおすすめです♪

しそは、油ものとの相性が抜群!
しそに多く含まれるβ-カロテンは、油に溶ける脂溶性ビタミンなので、揚げ物などにすることで体内への吸収率が高まるそうですよ(^o^)
前回のブログ「赤紫蘇」(前回のブログへジャンプ)でもご紹介しましたが、しそは栄養満点な食材です。
今が旬のしそを積極的に取り入れ、暑い夏を乗り切りましょう(^o^)/

 

令和3年7月15日

赤紫蘇     R3.7.7

本日77日は「赤しその日」です。
七夕の織姫と彦星伝説が1年に一度蘇ることに通じるとの思いから、赤じそのふりかけを製造する企業がこの日を記念日として制定したそうです。
「紫蘇(しそ)」の語源は、その昔、中国でカニを食べて食中毒を起こした人に、紫色の葉を煎じて与えたところ、元気に蘇ったことに由来するとのこと。
赤じそ

しそは大きく分けて、葉が緑色の青じそと紫色の赤じその2種類があり、いずれも葉だけでなく成長段階に合わせて芽や花も食用とされます。
漢字で「紫蘇」と書くことから赤じそが本来のしそで、青じそは変種したものと考えられ「大葉」とも呼ばれています。

青じそは年間を通して流通し、薬味や刺身のつま、天ぷらなどに使われます。
一方、赤じそは67月にしか出回らず、梅干しや紅しょうがの色付け、ふりかけ、しそジュースなどに使われます。

しそは、抜群の栄養成分を誇り、ビタミン類と、ミネラル類を豊富に含んでおり、特にβ-カロテンとカルシウム、ビタミンB2の多さは野菜の中でもトップクラスとのこと。
赤じそと青じその栄養成分に大きな差はなく、赤じそはβ-カロテンが少ないだけで、疲労回復や貧血予防、免疫力を高める働きがあると言われています。
夏バテ防止にぴったりですね♪
特有の香り成分「ペリルアルデヒド」には、食欲を増進させるほか、健胃作用や殺菌作用があり食中毒予防効果が知られています。

また、赤じそに含まれる色素成分「アントシアニン」には抗酸化作用があり、酸と反応することにより鮮やかな赤色になります。

今回はしそジュースに挑戦です♪
早速、赤じそを求めてスーパーへ行きましたが、夕方だったせいか3軒回っても売りきれ。赤じそって人気があるんですね(^^
休日の朝、張り切って買いに行き、ついにゲット(^-^)v
2束買いました。

【しそジュース】
〇材料
赤じそ(葉)300グラム、砂糖400グラム、水2リットル、クエン酸20グラム
(クエン酸がなければ、酢2カップでも代用可)

1.赤じその葉を茎からちぎり取り、たっぷりの水で洗い、ざるにあげて水気をきります。
2.大きめの鍋に分量の水を沸かし1の赤じそを入れ、葉が緑色に変わるまで煮出します。(約5分)
3.ざるでこしてボウルにあけ、赤じそを押して汁気をしぼります。

茎付き 茎 ゆで 絞り


4.こした液を鍋に戻して火にかけ、砂糖を加えてアクを取りながら5分ほど煮ます。

5.火を止めて、クエン酸を入れかき混ぜて出来上がり。

クエン酸 クエン酸投入 クエン酸投入前後  


黒っぽい液が、クエン酸を入れることによって綺麗な赤色に変わります。

まるで実験でもしているような感じですが、色が変わる瞬間は感動的ですよ♪

 しそジュース 砂糖を控えめにしましたが、お好みで調整して下さい。
冷ましてから、保存容器に入れ冷蔵庫で保管し、炭酸や水で薄めていただきます。

鮮やかな赤。目でも楽しめ、赤じその風味が広がり後味爽やかです(*^_^*)
夏の来客のおもてなしにいかがでしょうか?

2
日続けて飲んでみたら、持病の肩こりと偏頭痛が軽くなり調子がいいような気がします♪
たまたまかもしれませんが、しそジュース効果と信じて毎日飲んでみることにします(^o^)

また、しそジュースを作った後の出がらしの葉、捨てるのがもったいないので佃煮を作ってみました。

【出がらししその佃煮】

1.上記しそジュースの出がらしの葉を適当な大きさに刻み、しょうゆ、酒、みりん各大さじ4、砂糖大さじ2と一緒に鍋に入れ、煮詰めます。
2.汁気が少なくなってきたら、輪切り切った鷹の爪2本分を加えて煮詰め、仕上げに白ごまを適量加えて出来上がり。

ご飯のお供にぴったりですよ(*^_^*)
ぜひ、お試しくださいね。
佃煮

 

令和3年7月7日

夏の味覚「ホヤ」     R3.7.1

最近、スーパーで殻付きのホヤを見かけます。
馴染みのない方は、謎の物体でちょっと敬遠したくなるビジュアルかもしれませんね。

今回は、夏の味覚「ホヤ」をご紹介します。
ホヤはその見た目から「海のパイナップル」とも呼ばれていますが、実は脊椎動物ってご存知ですか?
ホヤ

幼生期にオタマジャクシのような姿で数日間遊泳した後、海底の岩などに付着し、プランクトンを食べて成長します。

34年かけてこぶし位の大きさになり、5月から8月に旬を迎えるそうです。

ホヤ食の歴史は古く、平安時代から親しまれて、伊達政宗公も好んで食べていたことが文献に記されているとのこと。
明治時代に宮城県で養殖が始まり、現在は宮城県のほか北海道、岩手県、青森県などで水揚げされ、宮城県の生産量は日本全体の約5割を占め、全国第1位となっています。

ホヤにはリン、鉄、亜鉛などのミネラルや、ビタミンE、ビタミン12のほかタウリンやグリコーゲンなども豊富に含まれていて、栄養満点!
夏バテ防止におすすめの食材です

また、ホヤは味覚の基本要素である甘味、塩味、酸味、苦味、旨味が全部揃った食材。
その複雑な味に加え、独特な匂いからか好き嫌いが分かれるようですが、この匂いはシンチアールという成分によるもので、水揚げから時間が経つにつれてホヤの体内で生成されていくそうです。
私は、初めて食べた時にこの匂いが苦手になり長年避けてきたのですが、23年前に冷凍ホヤをいただいたのをきっかけに、美味しさに魅了されハマりました(*^^*)
新鮮な殻付きホヤだけでなく、水揚げ後すぐ捌いて冷凍されたホヤはクセがなく食べやすいので、苦手な方ももう一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
好みは変わるかもしれませんよ?

さて、皆さんは殻付きホヤを捌いたことはありますか?
初めての試みですが、勇気を出して殻付きを買ってみました。

画像では少々わかりづらいですが、ホヤには二つの突起物があり「+」の形をした「入水口」からプランクトンなどを含んだ海水を吸い込み、「-」の形をした「出水口」から排泄物とともに余分な水を排出しています。
不思議な生き物ですよね。
捌くときにはここがポイントになりますよ♪
プラスマイナス

【ホヤの捌き方】
一気に包丁を入れると、勢いよく水が飛び出しますのでご注意ください。
1.ホヤの二つの突起のうち、「+」の方を切り落とし、中から出てくるホヤ水をボウルにぎゅっと潰すよう絞り出します。
2.もう一方の「-」の方を切り落とし、別のボウルに排泄物を含んだ水を絞り出し捨てます。
3.水を出し切ったら、ホヤの根元部分を切ります。(この工程は省略可)
この部分はへそホヤといい、臭みがなく旨味が濃い部分です。
4.切り落とした「+」の部分から底に向かって縦に包丁を入れ、殻から手で身を取り出します。
殻が固いのでキッチンばさみを使うと切りやすいです。
5身を切り開き、内臓や排泄物を取り除きます。
61で絞り出したホヤ水で洗って出来上がり。
水で洗ってもいいですが、ホヤ水で洗うと、よりホヤの風味を味わえます。

へそホヤ むき身 むき身内側

 

捌きながら写真を撮るのはとても大変です(>_<)
ホヤ水の写真は撮れませんでした(^^
食べ方としては、刺身や酢の物、蒸しホヤ、から揚げなどいろいろ楽しめます。

ホヤ刺 蒸しホヤ から揚げ

 

わかめを添えて、ポン酢でいただいてみました。
プルプル食感で臭みがありません(*^_^*)
蒸しホヤとからあげは、前に食べた時の写真です。

冷凍も美味しいですが、殻付きの新鮮なホヤは一味違いますね。
ちなみに、ホヤを食べたあとに水を飲むと水が甘く感じるとのこと。
不思議なことに本当に甘いんですよ!
ご存知でしたか?
皆さんも、ぜひ試してみてくださいね(^o^)

【おまけ】
昨年のブログでご紹介しましたが、出来心で買ってしまったホヤランプ♪
あらためて良く出来ていると思います。今回、妙に愛着が湧いてしまいました(*^_^*)
以前のブログ「仙台食堂2020」へジャンプ

 

ほやランプ     ほやランプ点灯


令和3年7月1日

毎月19日は食育の日です♪     R3.6.17

皆さんは「食育の日」をご存じでしょうか。
農林水産省は、食育推進基本計画において毎月19 日を「食育の日」と定め、一年を通じて継続的に食育推進運動を展開することとしています。
そこで、東北農政局では、毎月19日に「毎月19日は食育の日」と書いたのぼり旗を仙台合同庁舎内に設置しPRしています。
また、全国各地でも様々な食育の普及啓発活動に取り組まれていますので、参考にご覧下さい。


農林水産省HP 食育の日の取組(令和2年度)
食育旗

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/gekkan/r02/r02_3.html

普段から「食」を意識している方も多いと思いますが、「食育の日」を機会ととらえ、普段の食生活を振り返ってみましょう。
例えば、
料理やお弁当を作ってみる
朝ご飯をしっかり食べる
家族そろって食卓を囲む
残さずに食べる
地場産の野菜を買う
郷土料理を食べてみる
など、どんなことでもいいので、身近なところから行動に移してみてはいかがでしょうか。

そこで今回ご紹介するのは、今が旬の「みょうが」の「葉」を使った郷土料理。
宮城県栗原市や岩手県一関市などに伝わる「みょうがの葉焼き」です。

料理名からはおかずをイメージするかもしれませんが、実はほんのり甘いお菓子なのです。
みょうがの葉焼き


みょうがの葉が大きくなる夏頃、かつては農作業の合間の間食や子供たちのおやつとして食べられていたとのこと。
また、お盆には盆棚にお供えし、迎え火でご先祖を迎えたらそのお下がりを食べる風習がある地域もあるそうです。
作り方は、小麦粉、砂糖、味噌に水を加えて練ったものにくるみを混ぜ、みょうがの葉に包んで焼くだけ。とても簡単です♪
みょうがの葉は夏バテ効果と殺菌作用があると言われており、暑い夏場に包むことで食欲をそそり保存食にも適しているという、先人が生み出した知恵なのでしょう。

材料や作り方は地域や家庭によって様々なようです。
食べたことはありませんが、ネットのレシピを頼りに作ってみました。
みょうがの葉は職場のTさんからいただきました(*^_^*)
形も大きさも笹の葉に似ていますが、笹よりも薄くて柔らかいです。
みょうがの葉

【みょうがの葉焼き】
〇材料(10個分)
みょうがの葉10枚、薄力粉150グラム、砂糖50グラム、味噌大さじ1、
120cc、くるみ50グラム

材料 混ぜ2 混ぜ3

 

1.くるみを小さめに刻んでおきます。
2.ボウルに小麦粉と砂糖を入れ混ぜ合わせます。
3.味噌を水で溶いて2に加えて練り、1のくるみを加えて混ぜ合わせます。
スプーンから落とすとゆっくり落ちる位の硬さに水の分量は加減します。
4.みょうがの葉に生地を乗せ、葉を二つ折りにして、少量の油を引いたフライパンで両面を中火で焼いて出来上がり。
ホットプレートやガスコンロのグリルで焼いてもいいそうです。

生地のせ 焼き 中身

 

食べる時には、みょうがの葉をはがしていただきます。
みょうがの葉のさわやかな香りが移り、味噌と砂糖の甘じょっぱさが良い感じです。

不思議なことに、食べてみて懐かしさがこみ上げてきました。

みょうがの葉には挟まないけれど、子どもの頃に食べた小麦粉を練って焼いたものに味が似ているのです。
菓子類があまりなかった時代、いろんな地域で同じようなおやつを作って食べていたのかもしれませんね(*^_^*)

さて、農林水産省では、全国各地の郷土料理を次世代に継承していくことを目的として、令和元年度からデータベース「うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~」を公開しています。
現在の掲載情報は27道府県(東北では青森県、宮城県、山形県の3県)786品目で、令和3年度末までに47都道府県の情報掲載を完了する予定です。
皆さんの馴染みのある郷土料理も掲載されているかもしれませんよ♪ぜひご覧下さい。

農林水産省HP うちの郷土料理https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/index.html


令和3年6月17 日

カレーのお供     R3.6.10

皆さん、この画像を見て何だかわかりますか?
正解は「らっきょう」
この時期になると、スーパーなどで土付きらっきょうを見かけます。
甘酢漬けでも作ってみようかなと思い、買ってみました。
らっきょう

あとで知ったのですが、私が買ったらっきょうは既に芽が伸びてしまっていて、新鮮なものは芽が出ていない状態。
成長が早いので、買ったらその日のうちに処理してしまわないと味が落ちるそうです。

ちなみに、らっきょうの生育途中で土寄せして軟白栽培(食用となる白い部分を多くして、堅くなる前に収穫する栽培法)し、若いうちに収穫したものが「エシャレット」

ご存じでしたか?

らっきょうは「畑の薬」と言われるほど、栄養がぎっしり詰まっています。
らっきょうのニオイ成分は、ニラなどにも含まれる硫化アリル(アリシン)によるもので、ビタミンB1の吸収を助け血液をサラサラにするほか疲労回復や滋養強壮などに効果があると言われています。
また、らっきょうに含まれるフルクタンは食物繊維のひとつでコレステロール値を下げたり腸内環境を整えてくれるそうです。
この食物繊維は、ごぼうの約4倍、キャベツの約11倍も含まれていて、「食物繊維の王様」とも呼ばれているのだとか。
他にカリウムやビタミンCなど栄養たっぷりのらっきょうですが、水に溶けやすく熱に弱いので生で食べるのが効果的とのこと。
甘酢漬けの場合は漬け汁ごと食べるといいそうですよ。
食べ過ぎると胃の粘膜を刺激して、胸焼けや胃もたれをおこすこともあるので注意しましょう。

早速、らっきょうを漬けてみました。
作り方は様々あるようですが、簡単そうなレシピを参考にしました。

【下処理】
1.ボウルに土付きらっきょうを入れ流水でもみ洗いし、薄皮をむきます。
2.らっきょうの頭の部分(茎)と根を切り落とし、大きめの鍋に湯を沸かし沸騰したら10秒茹で殺菌します。
3.ザルに上げ、温かいうちにキッチンペーパーで拭き取ります。

皮むき 切り落とし 茹であがり

 

らっきょうの甘酢漬け

水を加えず加熱しない方法で作りました。
〇材料
皮付きらっきょう500グラム、赤唐辛子2本、
〈漬け汁〉
175cc、砂糖100グラム、
はちみつ・塩各30グラム、みりん30cc
らっきょう甘酢

1.容器に漬け汁の材料を全部入れ、溶けるまでかき混ぜます。
2.煮沸消毒した瓶に、下処理したらっきょうと、赤唐辛子を入れ、1の漬け汁を注ぎ入れます。(唐辛子には抗菌・殺菌効果があるそうです。)
3.冷蔵庫に入れて2週間くらいしたら、出来上がり。

材料
瓶注入 漬け込み


密封して保存すれば1年くらいは食べられるそうです。
鮮度が落ちていたせいか食感が若干硬めですが、甘さ控えめで美味しくできました(^-^)v

さて、らっきょうと言えばカレーの付け合わせの定番♪
らっきょうには前述のとおり、ビタミンB1の吸収を助ける効果があるので、豚肉の入ったカレーとの相性は抜群なのです!

ということで、我が家の定番カレー【キーマカレー】を作りました。

作り方は通常のカレーと同じで、具材は豚ひき肉と細かく切った玉ねぎ、ピーマン、赤パプリカだけ。
材料、水、カレールウの分量は、適宜加減します。
野菜がすぐ煮えるので、急いでいる時にもおすすめですよ(^o^)
ピーマンが味を引き立ててくれます♪
カレー

カレーには、隠し味やオリジナルの食材を使うなど家庭の味があると思いますが、皆さんのご家庭ではどんなカレーを食べていますか?
農林水産省のwebマガジン「 aff(あふ)」では、6月からの連載「旬を食べるカレー旅」で、47都道府県の特産品とそれらを組み合わせた絶品カレーを隔週でご紹介します。興味のある方、ぜひご覧下さい。
(農林水産省HP  aff(あふ)最新号)https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/index.html

また、残ったカレーは次の日に食べると更に美味しく感じたりしませんか?
でも、カレーの保存には注意が必要です。
カレーや煮物などを室温で放置し、再び加熱することを繰り返すと「ウェルシュ菌」による食中毒が発生しやすくなるそうです。
冷蔵庫や冷凍庫で保存し、再加熱する際にはよくかき混ぜながら全体を十分にあたため、早めに食べきるようにしましょう。
詳しくはこちら↓
(農林水産省HP  ウェルシュ菌(細菌))
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/f_encyclopedia/clostridium.perfringens.html


令和3年6月10日

6月は食育月間です     R3.6.4

毎年6月は「食育月間」です♪

食育月間では、国、地方公共団体、関係団体などが協力して、食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し、食育の一層の浸透を図ることとしています。
一口に食育といっても、ピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんね。
食育は、子どもの頃から様々な経験を通じて食に関する正しい知識などを身に付けて、健全な食生活ができる人を育てようというもの。
バランスよく食べることだけではなく、料理をしたり、野菜を収穫したり、食事マナーを身につけたり、食材を選ぶことも「食育」なんですよ。

ポスター

その中で忘れてはいけないのが、食事を楽しむこと♪

一人で食べるのもおいしいけれど、誰かと一緒に楽しく食事をすると、一層おいしく感じることはありませんか?
みんなで一緒に食卓を囲んでともに食べることを「共食(きょうしょく)」と言います。

食育推進基本計画では、食育の推進に当たっての目標の中で、
朝食又は夕食を家庭と一緒に食べる「共食」の回数を令和7年度までに週11回以上(R2年度9.6回)
地域等で共食したいと思う人が共食する割合を令和7年度までに75%以上(R2年度70.7%)
とすることを掲げています。
※第4次食育推進基本計画啓発リーフレットはこちらから
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/plan/4_plan/index.html

家で過ごす時間が増えている今、ご家族と一緒に料理を作ったり会話を楽しみながらおうちで共食(食育)を実践してみてはいかがでしょうか。

そこで今回ご紹介するのは、「手打ちうどん」
大変なようで、やってみると意外に簡単です♪
お子さんなどと一緒に生地をこねたり切ったりしながら、自分たちで作って食べる「うどん」は格別ですよ!達成感も味わえます(*^_^*)
ぜひ、挑戦してみてください (^o^)/
手打ちうどん


【手打ちうどん】 3人分
1強力粉、薄力粉各150グラムを一緒にふるいます。

2.ボウルに1の粉を入れ、塩水(水135ccに塩15グラムを溶かしたもの)を少しずつ加えながらかき混ぜます。
塩分が心配な方、塩分は茹でる時に9割以上お湯に溶け出すから大丈夫!
3.生地がボソボソしてきたらひとまとめにして厚地のビニール袋に入れ、15分ほど生地を寝かせます。
43の生地をビニールの上から足で20分踏みます。薄く伸びたらその都度折り返し踏みます。(手でこねても可)
直接踏むのは気が引けたので、包み紙の間にビニール袋を挟みその上から踏みました。
結構な運動量です(^^

水回し ボソボソ 塊1 踏み


5
.袋に入れたまま丸くまとめて1時間半ほど生地を寝かせ熟成させます。(夏は1時間、冬は2時間程度)

64の手順と同様に軽く踏み、5分くらい寝かせます。しっとりなめらかになります。
7.ビニールを張った台と麺棒にたっぷり打ち粉(片栗粉)をして、生地を台の上に取り出し、縦横左右に薄く3ミリの厚さになるようにのばします。
塊2

8.伸ばした生地の上に打ち粉をして、びょうぶたたみにし、包丁で3ミリ幅に切ります。
9.大きな鍋で大量のお湯を沸かし、8の麺の粉を軽くふるい落としてから1213分ほど茹で、茹で上がったら、冷水で麺が冷たくなるまで洗い流し出来上がり。

伸ばし 切り 切り終わり 茹で


出来たては、ツルツルモチモチでおいしいですよ♪
私は、ざるうどんにしていただきました(*^_^*)
お好みの食べ方でどうぞ(^o^)


【お知らせ】

6月の東北農政局「消費者展示コーナー」(仙台合同庁舎B棟1階行政情報プラザ)では、食育月間及び牛乳の日・牛乳月間をテーマに、食育月間の取組として、食育推進基本計画の概要や東北の郷土料理、バランスのとれた食事例、第5回食育活動表彰における東北管内の事例等を紹介しています。また、牛乳の日に関する情報や牛乳・乳製品を使ったレシピ等も紹介しています。


展示コーナー

どなたでも気軽にご覧いただくことができますので、ぜひお立ち寄りください。

(東北農政局HP 消費者展示コーナー)https://www.maff.go.jp/tohoku/syouan/soudan/corner/2021tenzi/210603.html


令和3年6月4 日


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