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東北農政局

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食育イベント全国キャラバン「環境にやさしい農業をZ世代が学ぶ!サスティナ東北食育交流会」開催概要

開催概要

東北農政局は令和6年9月29日(日曜日)、「環境にやさしい農業をZ世代が学ぶ!サスティナ東北食育交流会」を開催しました。
SDGsや環境を重視する動きが加速していく中で、持続可能な食料システムを構築することが急務となっています。食育交流会では、午前中に学生と東北農政局の若手職員が稲刈り体験を行い、午後から農作業体験を行ったZ世代と環境にやさしい農業に取り組む生産者が意見交換を行いました。


開催日時・場所

開催日時:令和6年9月29日(日曜日)
開催場所:世界農業遺産「大崎耕土」(宮城県大崎市鳴子地区)※意見交換会はオンラインで配信

内容

【農作業体験】
世界農業遺産「大崎耕土」において、学生及び東北農政局の若手職員が「鳴子の米 ゆきむすび」の稲刈りを体験しました。

【グループ討議・意見交換会】
農作業体験参加者が4班に分かれ、環境にやさしい農業や有機農業の取組、農作業体験を通じて感じたことなどについてグループ討議を行いました。
その後、有機農業などの環境に配慮した先進的な農業に取り組んでいる生産者と、農作業体験参加者及びオンライン参加者とが意見交換を行うことで、環境にやさしい農業の魅力や大切さについて考えました

ファシリテーター:佐々木 裕子 氏(仙台白百合女子大学教授)
パネリスト:上野 健夫 氏(NPO法人鳴子の米プロジェクト 理事長)
パネリスト:中鉢 守 氏(大崎市農業委員)

参加者の皆さんからは

・はじめての稲刈りだったが、思っていたより足場が悪く、重労働であることが分かった。
・普段、あたり前に食べているお米はこんなに大変な作業を通して私たちの元へたどりつくのだと思うと、感謝
 でいっぱいになった。
・大人になってから農作業体験をすることで、現在の状況や問題点を知ることができるため、このような場を増
 やすと良いと思う。
・生産者の方々への感謝の思いや、環境にやさしい未来へつなげることができる農業の大切さについて伝えてい
 ける管理栄養士になりたいと感じた。
・直接農家の方のお話を聞き、実際に環境にやさしい農業を推進していくためには消費者の理解も必要と感じた。
・農場にいる虫や鳥なども大切な生き物であり、上手く共生していく必要があると思った。

といった感想が寄せられ、有意義な意見交換となりました。


食育交流会の様子

「ゆきむすび」ほ場   作業の説明を受ける参加者   農薬・化学肥料節減栽培農産物宮城県認証制度生産ほ場の印
農作業体験会場は
冷涼な気候に強いお米
「ゆきむすび」のほ場(宮城県大崎市)
  上野氏から稲刈りの説明を受ける
学生と東北農政局若手職員
  農薬・化学肥料節減栽培農産物
宮城県認証制度生産ほ場
稲刈りの様子   稲刈りの様子   杭がけの様子

稲刈りの様子1

  稲刈りの様子2   杭がけ
一人が一日に食べる稲の量を説明する上野氏   稲刈り後の集合写真   ゆきむすびのお弁当
一人が一日に食べるお米の量となる
約12束分の稲について
説明する上野氏
  午前中の農作業体験終了
お疲れさまでした
  お昼は冷めても美味しい
低アミロース米
「ゆきむすび」のお弁当
4班に分かれてグループ討議   グループ討議の様子   ふせんで整理された意見
午後は4班に分かれ
グループ討議
 
熱心な討議の様子

  参加者の意見を
付箋で整理して取りまとめ
意見交換会場   ファシリテーターの佐々木裕子教授   大崎耕土の説明をする大崎市小玉室長
意見交換会場の鳴子公民館   ファシリテーターの
仙台白百合女子大学教授
佐々木裕子氏
  「大崎耕土」について紹介する
大崎市世界農業遺産未来戦略室長
小玉康裕氏
パネリスト上野健夫氏   パネリスト中鉢守氏   意見を発表する学生代表
パネリスト 上野健夫氏
(NPO法人鳴子の米プロジェクト理事長)
  パネリスト 中鉢守氏
(大崎市農業委員)
  グループ討議でまとめた意見を
発表する学生代表
発言する二人の学生代表 発言する東北農政局若手職員 意見交換の様子

発言する学生代表

発言する東北農政局若手職員 有意義な意見交換が
行われました

お問合せ先

消費・安全部 消費生活課

担当者:髙橋、武田
ダイヤルイン:022-221-6095