平成30年度食育セミナー「生きることは食べること~命を育む体験から~」を開催しました
本セミナーは、大学生がじゃがいもや人参、香辛料などカレーライスの材料を自分達の手で一から育て、作り、食べるというドキュメンタリー映画を通して、命をいただくこと、命を引き継ぐことを考え、食料の生産から消費に至る食の循環について考えるとともに、食についての知識や関心を深めてもらうことを目的に開催しました。開催概要
日 時:平成30年8月28日(火曜日) 13時15分~16時15分 場 所:せんだいメディアテーク 7階 スタジオシアター 参加者数:食育に関心のある方 97名 内容: 1 映画上映 ドキュメンタリー映画「カレーライスを一から作る」(農林水産省タイアップ映画) |
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「生きることは食べること~命を育む体験から~」
コーディネーター 仙台白百合女子大学 人間学部健康栄養学科 教授 佐々木 裕子 氏(食育ネットとうほく会員)
パネリスト 映画「カレーライスを一から作る」 監督 前田 亜紀 氏
有限会社蔵王マウンテンファーム山川牧場 代表 山川 喜市 氏(食育ネットとうほく会員)


パネルディスカッション要旨
<パネリスト 前田 亜紀 氏>
学生達は、野菜を収穫した喜びや感情の波は何も無く淡々とした作業だった。トリというものと向き合いだした時に凄く変わった。トリを殺すか殺さないかと考えたところで、全部のカレーライスの食材についてもう1回想像すると「米は生きものじゃないの」「米は命じゃないの」となり「これ全部そうだったんだね」とやっとたどり着いた。そう言う意味では、トリのおかげでいろんなことを学ぶことができた。
<パネリスト 山川 喜市 氏>
命が生まれ育ち、収穫されて食べものに変わって食べられて行く。そこに命を作り育てた物語、人間との関わりや繋がり、そして自然や自然の恩恵との関わりや繋がり、そういう物語を探して学ぶことがとても大切だと思う。物や食材を食べれば体を育て命を作り維持する。命の回りにある物語や関わり、繋がりを学んで食べると心が作られる。その物語の中に、心になる大切な要因がいっぱい入っている。それを学びとして子ども達に伝えていきたい。
<コーディネーター 佐々木 裕子 氏>
綺麗にあっさり、広くまんべんなくという感じの食の講演会が多いが、今日は、食についてちょっと違う切り口で深く広く、いろんな視点から行った。食育が大きく変わった気がする。そのきっかけを作ってくれたお二人と、このような機会に大変感謝する。
パネルディスカッション全記録(PDF : 663KB)
学生達は、野菜を収穫した喜びや感情の波は何も無く淡々とした作業だった。トリというものと向き合いだした時に凄く変わった。トリを殺すか殺さないかと考えたところで、全部のカレーライスの食材についてもう1回想像すると「米は生きものじゃないの」「米は命じゃないの」となり「これ全部そうだったんだね」とやっとたどり着いた。そう言う意味では、トリのおかげでいろんなことを学ぶことができた。
<パネリスト 山川 喜市 氏>
命が生まれ育ち、収穫されて食べものに変わって食べられて行く。そこに命を作り育てた物語、人間との関わりや繋がり、そして自然や自然の恩恵との関わりや繋がり、そういう物語を探して学ぶことがとても大切だと思う。物や食材を食べれば体を育て命を作り維持する。命の回りにある物語や関わり、繋がりを学んで食べると心が作られる。その物語の中に、心になる大切な要因がいっぱい入っている。それを学びとして子ども達に伝えていきたい。
<コーディネーター 佐々木 裕子 氏>
綺麗にあっさり、広くまんべんなくという感じの食の講演会が多いが、今日は、食についてちょっと違う切り口で深く広く、いろんな視点から行った。食育が大きく変わった気がする。そのきっかけを作ってくれたお二人と、このような機会に大変感謝する。
パネルディスカッション全記録(PDF : 663KB)
参加者アンケート結果
<主な意見、感想>
・今回参加して、自分たちが食べている食材は全て生きているものから命をいただいて私たちがいきることができるんだということを感じることができたとともに、毎日食べている食材に対し感謝して命をいただくということを常に考えて今後勉学にはげみたいと思いました。(10代 女性 学生)
・昨年のはなちゃんの味噌汁も観せて頂きました。前回同様とても興味深い内容でした。食育の原点は命。これを忘れずにいたいと思った。保育園で子どもたちにしっかり伝えていきたい。次回も楽しみにしています。(20代 女性 教育関係者)
・本当にきれいごとではない食について学ぶことができました。鳥の映像では、見たら食べられなくなるのでは、と思いましたが、私も見た後でもやっぱり美味しく食べられる、と思いました。楽しく、考えさせられることの多い研修でした。参加できて良かったです。(40代 女性 教育関係者)
・命を食べている、という一番大切なことを思い出させていただきました。職業柄、健康のために食べることを重視しがちでしたが、もっと根本にあるものを大切にしたいなと思いました。食育を伝えていく立場として、命についても伝えられるようになりたいです。(30代 女性 栄養士・調理士)
・食べることは命をいただくこと。その命で自分の命をつなげていくので、もっと考えること、考えなければいけないことがたくさんあると気づかされました。(50代 女性 教育関係者)
アンケート結果(PDF : 1,053KB)
・今回参加して、自分たちが食べている食材は全て生きているものから命をいただいて私たちがいきることができるんだということを感じることができたとともに、毎日食べている食材に対し感謝して命をいただくということを常に考えて今後勉学にはげみたいと思いました。(10代 女性 学生)
・昨年のはなちゃんの味噌汁も観せて頂きました。前回同様とても興味深い内容でした。食育の原点は命。これを忘れずにいたいと思った。保育園で子どもたちにしっかり伝えていきたい。次回も楽しみにしています。(20代 女性 教育関係者)
・本当にきれいごとではない食について学ぶことができました。鳥の映像では、見たら食べられなくなるのでは、と思いましたが、私も見た後でもやっぱり美味しく食べられる、と思いました。楽しく、考えさせられることの多い研修でした。参加できて良かったです。(40代 女性 教育関係者)
・命を食べている、という一番大切なことを思い出させていただきました。職業柄、健康のために食べることを重視しがちでしたが、もっと根本にあるものを大切にしたいなと思いました。食育を伝えていく立場として、命についても伝えられるようになりたいです。(30代 女性 栄養士・調理士)
・食べることは命をいただくこと。その命で自分の命をつなげていくので、もっと考えること、考えなければいけないことがたくさんあると気づかされました。(50代 女性 教育関係者)
アンケート結果(PDF : 1,053KB)
お問合せ先
消費・安全部 消費生活課
担当者:食育推進班
代表:022-263-1111(内線4323、4326)