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秋田フォトレポート(令和7年度)

令和7年度

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フォトレポート新着情報

鹿角市で桃の収穫が最盛期を迎えています(9月3日)NEWアイコン

鹿角市で、水稲と桃を生産する奈良一平さんの桃畑では、収穫作業が本格化しています。今年の桃は、少雨や高温の影響で例年よりも少し小ぶりですが、糖度の高い桃に仕上がったそうです。また、クマによる食害防止対策も欠かせないとのことです。奈良さんからは、「これからは、水稲生産をメインとした法人化を考えている。植樹から35年以上経過している桃の木は、改植を行い、品質にこだわりながら生産を続けていきたい。」と今後の経営について話していただきました。

奈良 一平氏 収穫間近の桃 鳥獣害から桃を守るための電気柵

ふじさと粕毛地域活性化協議会から農村RMOの取組についてお話を伺いました(9月2日)NEWアイコン

ふじさと粕毛地域活性化協議会(事務局:特定非営利活動法人ふじさと元気塾 藤原弘章理事長)は、農村型地域運営組織(農村RMO)に取り組み、3年目を迎えました。この日は、空き家を活用した宿泊施設の整備や農家民宿の運営、クマによる被害防止のための監視カメラシステムの導入等についてお話を伺い、現地を見学しました。今後について藤原理事長からは、「経営者の高齢化に伴う農家民宿の存続や監視カメラシステムの精度向上等の課題をクリアして、地域が元気になれば」と話していただきました。また、令和7年10月23、24日に藤里町で、農泊地域の課題解決に向けたネットワークを推進する「第4回農泊推進大会2025in藤里」が開催されるそうです。(「第4回農泊推進大会2025in藤里」の申込は、8月31日で締め切りました。)

藤原理事長(右奥) 個性的な民宿が建ち並ぶ「粕毛はなの民泊通り」を案内してもらいました クマ出没を監視しているカメラの設置場所を見学

「オーガニックフェスタinあきた2025」に参加しました(8月24日)NEWアイコン

16回目の開催となった「オーガニックフェスタinあきた2025」に参加しました。フェスタは、8月17日に秋田駅前大屋根通りとアゴラ広場を、24日にあきた芸術劇場ミルハスと秋田市文化創造館を会場に開催されました。有機農法や自然農法で育てられた野菜や果物、それらを原料に作られたパンやお菓子などの展示販売のほか、農民アンサンブルによるコンサートや自然農法に取り組む生産者のトークショーなど多くの催しが行われました。朝から家族連れなど多くの方が来場し、出展者から説明を受け商品を真剣に選ぶ様子から、食品の安心・安全に対して関心の高さを伺い知ることができました。秋田県拠点では24日のフェスタに参加し、「ころころまるとさがす ちきゅうにいいこと」、「eaTOHOKU Action」の2つのパンフレットを持ち込み、環境にやさしい持続可能な消費について紹介しました。農林水産省の取組を多くの方に知っていただく良い機会となりました。

フェスタの開会を告げる横断幕 来場者で賑わう会場 東北農政局のブース

由利本荘市の花き農家と意見交換を行いました(8月19日)

由利本荘市大内地区で小ぎくを生産する「おおうち小菊ヴィレッジ」の金子弥生さんと意見交換を行いました。金子さんは、秋田県の「未来農業のフロンティア育成研修」を修了し、3年前に農地を借りて就農しました。新しく農業を始める人からは、「地域農業の担い手になる」や「農地を守る」といった使命感のようなものを感じることが多いそうですが、ご自分は、ただ「きくの栽培が好きだから」、「農作業が楽しいから」農業を始めたのだそうです。今は農地の拡大よりも、単位当たりの収量を増やすため技術の習得や土地に適した品種選びに熱心に取り組んでいます。肩肘を張らずに、80歳になっても農業を続けて、年金に頼らない生活をすることが目標だと話してくださいました。

「農業は楽しい」と話す金子さん 出荷目前の小ぎく 秋彼岸用のほ場で県拠点職員と

秋田県の輸出産地推進フォーラムが開催されました(8月8日)

秋田県が令和7年8月8日に開催した「輸出産地推進フォーラム」に参加しました。フォーラムは、「秋田県産農畜産物輸出促進協議会」の設立総会に併せ、輸出拡大に向けた産地の意識醸成を目的に開催され、秋田県内から多くの関係者(自治体・JA・農業法人等約130名)が参加しました。基調講演では、アクセンチュア株式会社プリンシパル・ディレクター  小栗史也氏が「1億人ではなく100億人を見据えた農林水産業へ」と題し、様々な角度から秋田県産農畜産物の輸出の可能性について話されました。また、事例紹介では(ア)秋田牛輸出コンソーシアム会長  土田正広氏が「秋田牛の販売拡大と輸出の取り組み」、(イ)詩の国秋田株式会社代表取締役社長  伊藤晋宏氏が「詩の国秋田株式会社の取り組みについて」、(ウ)宮城大学准教授  兼田朋子氏が「青果物の海上輸出を支えるポストハーベスト技術」と題し、これまでの取り組みや課題等について報告がありました。農畜産物の輸出には、行政の関わりや商社コンサルタントの活用が必要であること、青果物の特徴に応じた品質保持が必要であることを学ぶ良い機会となりました。

主催者の挨拶をする秋田県農林水産部長 〈基調講演〉アクセンチュア株式会社プリンシパル・ディレクター  小栗史也氏

講演を熱心に聞き入る参加者
〈事例紹介〉
秋田牛輸出コンソーシアム会長
土田正広氏
〈事例紹介〉
詩の国秋田株式会社代表取締役社長
伊藤晋宏氏
〈事例紹介〉
宮城大学准教授  兼田朋子氏

JA秋田やまもと主催の食育イベントが開催されました(8月1日、5日)

JA秋田やまもとでは、地域の食と農業への関心を育むため、管内の園児や小中学生を対象に食育に関する取組を行っています。今回は、「作って学ぼう日本の食と農」と題し、三種町のJA秋田やまもと本店(8月1日)と八峰町の峰栄館(8月5日)の2会場に合わせて小学生16名が参加しました。当日は、「地域の農産物の特徴や育て方」や「美味しい野菜の秘密と金融機関」について学習した後、夏野菜カレーとフルーツゼリーの調理と試食等を行いました。JA秋田やまもとが主催する食育イベントは、参加者からも「次回が楽しみ」という好評の声が多く、これからも野菜の収穫体験やそば打ち体験等、子どもたちが楽しく食と農業について学べるイベントを計画していきたいとのことでした。

地元野菜の説明を熱心に聞く子供たち(三種町)
(提供:JA秋田やまもと)
慣れない包丁さばきで下ごしらえ(三種町)
(提供:JA秋田やまもと)
万華鏡の工作にも挑戦(三種町)
(提供:JA秋田やまもと)
JA秋田やまもと青年部による地元野菜についての勉強会(八峰町) クイズ形式の勉強会は大盛況(八峰町) デザート作りも真剣そのもの(八峰町)

「ころころまるとさがすちきゅうにいいこと」が紹介されました(8月4日)

秋田県内で環境カウンセラーとして活動をしている朝倉孝子さんが、秋田市の桜児童館で「お話会」を行い、夏休み中の子供達に「ころころまるとさがすちきゅうにいいこと」を紹介しました。朝倉さんはボランティアで、環境に関する児童向けの絵本等の読み聞かせを不定期に行っており、環境保護の大切さを子供達に伝えています。今回、児童館に集まった多くの子供達のうち、お話会には小学校低学年の15名が参加。朝倉さんは「のこりものがたり」と「ころころまるとさがすちきゅうにいいこと」を読み聞かせました。子供達は「うちでも野菜の皮をたくさん捨てている!」「お米知ってる!」などと声を上げ、夢中になってお話を聞いていました。最後に「みっちゃんステッカー」を受け取り、大喜びの子供達でした。

お話会が始まりました! ころころまるに夢中 環境カウンセラーの朝倉孝子さん

秋田市の新政酒造株式会社と意見交換を行いました(7月24日)

新政酒造株式会社では、秋田市の中山間地域に位置する鵜養(うやしない)地区で無肥料及び期間中は農薬不使用で酒米(酒造好適米)を栽培し、自社の酒造原料に使用しています。環境負荷を低減する水稲栽培を実践していることから「みどり認定」の申請を行い、令和6年4月に秋田県知事の認定を受けました。また、令和5年に同地区で自社原料乾燥所が稼働しました。
令和5年7月の豪雨で地区を流れる岩見川の増水により用水路の一部が損傷しましたが、復旧工事が進んだ今年は計画どおりに作付けができたそうです。また、栽培技術の向上により酒米の収穫量は近年増加しており、今年も収穫量を増やすため除草作業などに力を入れているとのお話がありました。

(左から)菊地さん、加藤部長、荒川主任、県拠点職員 鵜養地区
(河辺へそ公園から撮影)
新政酒造株式会社のほ場

スマート農業技術活用促進法に基づく生産方式革新実施計画認定証の授与を行いました(7月24日)

秋田県内で初めて「スマート農業技術活用促進に基づく生産方式革新実施計画」の認定を受けた湯沢市の株式会社相川ファームに、秋田県雄勝地域振興局で、認定証の授与を行いました。
認定された実施計画は、水稲において栽培管理システムの活用とシステムからのデータをJAと共有し、データを比較して次年度の可変施肥等に活かし、生産性の向上を図るものです。相川ファームの菅忠一郎代表取締役は「これからの稲作は経験値も大事だが、スマート農業技術を活用し、新規就農者でも迷わず働ける環境を作ることが事業者にとっていちばん大事である。」と話されました。

認定証授与 (左から)秋田県農林水産部大友農林政策課長、菅代表、推野地方参事官 今後の抱負を語る菅代表

大潟村若手農業者と東北農政局若手職員が意見交換を行いました(7月16日~17日)

大潟村において、若手農業者11名と東北農政局の若手職員11名が意見交換を行いました。
今年で5回目を迎える当意見交換は、4年前、大潟村議会議長から東北農政局に対し「大潟村と東北農政局の若者同士で将来の農業などについて話をする機会を設定してほしい。」という要望があり、令和3年から毎年行っています。今年は、前段に若手農業者の方の御協力により、格納庫やほ場を見学させていただき、日頃の作業や栽培方法等についてお話を伺いました。大潟村役場の会議室で行われた意見交換では、東北農政局若手職員から業務内容や入省のきっかけを、農業者から農政に対する質問や国に望むこと等、活発な意見交換が行われました。
大潟村干拓博物館と大潟村カントリーエレベーターの見学、さらに八郎潟地区国営かんがい排水事業関連施設の見学も行い、大潟村への理解を深めた2日間でした。

集合写真 小澤副村長から情報提供いただきました 1回40分の意見交換を2回行いました
大潟村干拓博物館でボランティアの松崎さん(右)から大潟村の歩みを説明していただきました! 東洋一のカントリーエレベーターと言われる株式会社大潟村カントリーエレベーター公社の施設を見学
(円はサイロと同じ大きさ)
防潮水門

大館市で農業の先進技術と市場動向セミナーが開催されました(7月15日)

大館市認定農業者の会主催による農業の先進技術と市場動向セミナーが開催されました。当日は、生産者をはじめ秋田県や大館市などの行政機関関係者、農業資材関連メーカー、食品事業者など県内外から100名を超える参加者で会場が埋め尽くされました。
基調講演では、東北農政局生産部園芸特産課成田輸出産地サポーターが「輸出をめぐる状況について」と題し、また、経営・事業支援部輸出促進課島本輸出産地サポーターが「東北農政局輸出促進に係る取組について」と題し、フードマーケットの大きな可能性や農産品の輸出に対する事業者等への支援策を分かりやすく説明されました。
会場からは、「GIを取得している『とんぶり』の輸出への見通しが知りたい。」や「輸出を行う場合の手続きをサポートしてくれるところはどこか。」などの質問が出され、有意義な講演となりました。

開会のあいさつを行う大館市認定農業者の会会長 基調講演を行う成田、島本両輸出サポーター 講演を熱心に聞く参加者の皆さん

秋田市の農事組合法人種沢ファームと意見交換を行いました(7月10日)

秋田市雄和(ゆうわ)種沢地区で水稲や大豆などを生産する農事組合法人種沢ファームを訪問し、加藤善隆代表理事と意見交換を行いました。地区で暮らす人のほとんどが高齢者であることに加え、若い後継者がいないことなどを背景に将来を見据えて平成16年に法人化しました。加藤代表は3代目の代表を務めています。有機肥料にこだわり、環境に配慮した作物づくりに取り組んでいます。また、昨今の厳しい暑さに対応するため、就業時間を2時間前倒しするなど、従業員が働きやすい環境づくりを行っています。意見交換後には、ほ場で作物の生育状況について説明をしていただきました。
今後は、若い人が持続して農業ができる環境整備をしていきたいとのことです。

法人経営について話す加藤代表 水稲の生育状況を説明する加藤代表(右) 自動操舵システムを用いて播種された大豆

秋田内陸線の車窓から田んぼアートが見頃を迎えました(7月10日)

秋田県北秋田市の鷹巣駅から仙北市の角館駅を結ぶ秋田内陸線沿いで、2012年から始まった田んぼアートの取組が今年で14年目を迎えました。カラフルな稲で絵を浮かび上がらせる田んぼアートは、秋田内陸線の車窓から一番綺麗に見えるようにつくられており、8月下旬まで5箇所の田んぼで楽しめます。また、週末に自然豊かな風景と田んぼアートが楽しめる観光列車を運行するなど各種イベントも企画されています。秋田内陸線沿線の夏の風物詩を是非、車窓からご覧になってみてはいかがでしょうか。

(1) 縄文小ケ田駅ホーム (2) 阿仁前田温泉駅~前田南駅間 (3) 小渕駅~阿仁合駅間
「クレヨンしんちゃん家族都市プロジェクト」 (C)U/F・S・A・A
(4) 上桧木内駅ホーム (5) 角館駅~羽後太田駅間
(提供:北秋田市内陸線再生支援室)
秋田内陸線車両

秋田市の農業法人と意見交換を行いました(7月7日)

秋田市金足地区で水稲や大豆などを生産する株式会社かなあし農園の小野基代表取締役と意見交換を行いました。
小野代表は父親の代から始めた農業を引継ぎ、平成31年2月に法人化しました。従業員は雇用していませんが、人手のかかる5月から6月は息子さん夫婦の協力を得て農作業をこなしているそうです。今年の2月には、令和6年度秋田市農業大賞(経営体部門土地利用型の部)を受賞しました。小野代表からは「特に変わったことをしているわけではないが、土づくりを大切にしてきている。」とのお話がありました。
また、小野代表は周囲で耕作が難しくなった田んぼを引き受けるなど、これからも精力的に農業をやっていきたいとのことです。

小野代表(右)と県拠点職員 小野代表と相棒のトラクター 株式会社かなあし農園のほ場

ふじさと粕毛地域活性化協議会主催の講演会に参加しました(7月1日)

ふじさと粕毛地域活性化協議会では、令和5年度から農村RMO形成推進事業を活用し、外部から講師を招いて、地域の課題解決に資する講演会を開催しています。今回は、小田切徳美明治大学農学部教授を迎え「地域再生の道~にぎやかな過疎をつくる~」と題して講演会が開催されました。講演会には、地域住民の他、秋田県や藤里町、農村RMO事業に取り組む他の町からの参加もあり、熱心に耳を傾けていました。講演後の意見交換では、参加者から、活性化推進に当たっての留意点や課題解消に向けたヒント、優良事例の紹介など様々な質問があり、とても有意義な時間となっていました。

小田切教授の講演 熱心に受講する参加者 講演終了後の意見交換

秋田県立農業科学館のバラフェスタ2025(6月19日)

「バラフェスタ2025」(6月7~22日)開催中の秋田県立農業科学館を訪問し、齋藤シニアエキスパートからお話を伺いました。バラフェスタは毎年開催されており、今年は昨年に引き続きABS秋田放送と協力し「グリクラパーク」を土日に開催。週末には3,000人を超える方々が来場したそうです。
9ヘクタールの敷地の一角にある花壇広場には、200種類、300株のバラが植えられており、ちょうど満開となっていました。バラ以外にも美郷町から提供されたラベンダーや、果樹園、樹木園、熱帯温室等でたくさんの植物が観賞できます。
農業科学館では、研究機関の紹介展や、仙北平野の農業用水解説模型が展示されているほか、ガーデニングやフラワーアレンジメント等の体験型の企画もあります。9月の「オータムフラワーフェスタ」では、秋に咲くバラとダリアとのコラボが楽しめるそうです。是非一度足を運んではいかがでしょうか。
展示イベント情報はこちら→  https://www.obako.or.jp/sun-agrin/#event

花壇広場(バラ園) 美郷町提供のラベンダー
(紫色:濃紫早咲、白色:美郷白華)
館内を案内していただきました!

アースデイ能代~高校生が環境に優しい野菜栽培に取り組む~(6月16日)

アースデイ能代は、秋田県能代市の高校生が主体となって、地球環境や持続可能な開発目標(SDGs)について考える活動を始め、今年で4年目を迎えます。これまでペットボトルの回収、フードドライブ、海岸の清掃、未利用魚の加工(缶詰・レトルトパウチ)などの取組を行っています。今年から新たに、家庭から出る生ごみを堆肥化して、環境に優しい野菜の栽培に取り組みます。この日、梅雨の晴れ間に高校生4人が、能代市轟地区の畑でハックルベリー、落花生、赤しその苗の定植作業を行いました。秋には、轟保育園の園児とともに収穫祭を予定しているそうです。

地域の方から作業の手順を聞いています 落花生の定植 定植後の水やり

日本政策金融公庫秋田支店との令和7年度業務推進会議を開催しました(6月13日)

日本政策金融公庫秋田支店と県内農業の課題解決に向けた令和7年度業務推進会議を開催しました。
日本政策金融公庫秋田支店からは、令和6年度の業務実績や各種重点取組事項等について説明いただき、当拠点からは、新たな食料・農業・農村基本計画の概要説明、統計データ分析支援チームの紹介、令和7年産に向けた水田農業の取組方針について情報提供を行いました。
意見交換では、政策金融公庫によるみどり認定への融資支援が措置されているため、秋田県と他県の認定状況について質問がありました。当拠点からはグループ申請による認定が行われると件数が増加、秋田県でも令和7年産からサキホコレが全量特別栽培に切り替わり、今後認定の件数が増えることを期待していると説明。また、みどり認定については更なる行政支援をお願いしたいと要望がありました。

日本政策金融公庫の皆さん
(中央:鈴木事業統轄)
挨拶をする推野地方参事官 日本政策金融公庫の皆さんと
推野地方参事官(左)

由利本荘市とにかほ市の女性農業委員が合同で研修を行いました(6月6日)

現在、由利本荘市では女性の農業委員3名、農地利用最適化推進委員3名、にかほ市でも女性の農業委員4名が活動しています。今回は由利本荘市の女性農業委員とにかほ市の女性農業委員が合同で研修を行い、総勢12名の女性農業委員等が集まりました。にかほ市で花苗を栽培している渡辺農園の施設見学を行ったあと、お互いの農業委員会の活動や悩みについて語り合いました。参加した農業委員からは「女性の農業委員はまだまだ少ないので、今回は意見交換ができて良かった。今後の農業委員の活動に活かしていきたい。」とのお話がありました。
なお、由利本荘市農業委員会では、事務局の女性職員1名を加えた女性7名で令和6年1月に「ゆりほん農委レディース7」を立ち上げ、農業委員会の仕事や活動について情報発信をしています。

熱心に説明を聞く参加者の皆さん 渡辺農園のハウス前で記念撮影 和やかな雰囲気の意見交換

令和6年度「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」(GAP部門)の東北農政局長賞の授与を行いました(6月5日)

本賞の授与は秋田県雄勝地域振興局において行いました。
推野地方参事官からお祝いの言葉と表彰状の授与のあと、受賞者の株式会社そば研と雄勝地域振興局幹部を交え、意見交換を行いました。
株式会社そば研の藤原洋介代表取締役から「東京オリンピック・パラリンピックにそばを提供するため、食材調達基準としてGAP認証が要件となっていたことから、JGAPを取得した。」と認証取得の経緯や、「生産工程管理を行っていることから、製品に対するクレーム対応の際、迅速な原因追及ができた。」と認証取得の効果を語っていただきました。

出席された方々と記念撮影 (左から)株式会社そば研の渡部さん、
藤原代表
意見交換の様子

秋田市のダリア農家と意見交換を行いました(5月28日)

秋田市雄和地域でダリア栽培に取り組む杉山正彦さんと意見交換を行いました。
杉山さんは秋田市総合振興公社を定年退職後、「自分はまだ働ける」と思い、自宅近くの農業法人(秋田市)のほ場を借りてダリア栽培を始めました。今年で就農から10年となりますが、満足した花ができるようになるまでは4、5年程度かかったそうです。昨年開催された第147回秋田県種苗交換会では、杉山さんが栽培した秋田県オリジナル品種の「NAMAHAGE MOMO」が秋田魁新報社賞・秋田県知事賞・1等賞を受賞しました。
また、杉山さんはダリア栽培のほかに水稲栽培にも取り組んでおり、周囲で耕作が難しくなった田んぼを引き受けるなど、今後も自分が動ける間は農業を続けていきたいとのことです。

ダリア栽培について話す杉山正彦さん NAMAHAGE MOMO
(提供:杉山さん)
杉山さん(右)と県拠点職員

「つなぐ棚田遺産」に認定されている藤里町横倉の棚田で田植え体験に参加しました(5月25日)

白神ぶなっこ教室(佐尾和子代表)は、横倉の棚田の保全を目的に棚田オーナー制度の取組を始めて、今年で15年目を迎えました。田植え体験では、棚田の一筆に、参加者12名が手作業であきたこまちRの苗を植えました。関東からの参加者は、「藤里町の自然と白神ぶなっこ教室のメンバーと再会することが、毎回楽しみ。」と体験イベントの魅力について話していただきました。黄金色の稲穂へと成長した実りの秋が心待ちとなる1日になりました。

作業の説明を行う棚田所有者の市川さん(右) 田植えスタート! 田植え終了後の記念写真

秋田県立大学で「みどり戦略」と「農林水産統計データの活用」について意見交換を行いました(5月19日)

秋田県立大学本荘キャンパスを訪問し、システム科学技術学部経営システム工学科の星野満博准教授、荒谷洋助助教、学生5名とみどりの食料システム戦略や農林水産統計データの活用等について意見交換を行いました。
出席した学生からみどりの食料システム戦略に関しては、「環境に配慮した商品にラベルを表示する『見える化』の取組に興味を持った。今後、この取組が消費者の購入意欲や購入量を高めていくことに寄与していくのか関心がある。」との感想をいただきました。また、農林水産統計データの活用に関しても、学生から「データがとても整理されおり、今後も研究に活用していきたい。」とのお話がありました。

説明する県拠点職員 ご意見をいただいた星野准教授 ご質問をいただいた学生の皆様

三種町でスマート農業実演会が開催されました(4月22日)

三種町農業再生協議会主催によるスマート農業実演会が開催されました。当日は天気に恵まれ、春作業の合間をぬって、町内生産者約50名が実演ほ場に集まりました。
近年急激に高騰している資材費等の影響を受け、農業全般で省力化・低コスト化が求められているなか、三種町では、情報通信技術を活用した自動操舵技術等の更なる利用拡大を目的に今年3月にRTK基地局を設置し、生産者の方々が無償で利用できる環境を整備しました。
今年の実演は、RTK後付装置を用いたトラクターでの耕起作業や畔塗作業、ドローンによる薬剤散布のデモンストレーションを行いました。食い入るように実演作業を見学しつつ、メーカーに細かく質問していた参加者の姿が印象的でした。

説明を熱心に聞く参加者の皆さん 散布実演用ドローン ドローンの操作実演
キャビン上部の後付けGSSアンテナ 自動操舵による耕起作業実演 自動操舵による畔塗作業実演


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