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東北農政局

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秋田フォトレポート(令和7年度)

令和7年度

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フォトレポート新着情報

秋田内陸線の車窓から田んぼアートが見頃を迎えました(7月10日)NEWアイコン

秋田県北秋田市の鷹巣駅から仙北市の角館駅を結ぶ秋田内陸線沿いで、2012年から始まった田んぼアートの取組が今年で14年目を迎えました。カラフルな稲で絵を浮かび上がらせる田んぼアートは、秋田内陸線の車窓から一番綺麗に見えるようにつくられており、8月下旬まで5箇所の田んぼで楽しめます。また、週末に自然豊かな風景と田んぼアートが楽しめる観光列車を運行するなど各種イベントも企画されています。秋田内陸線沿線の夏の風物詩を是非、車窓からご覧になってみてはいかがでしょうか。

(1) 縄文小ケ田駅ホーム (2) 阿仁前田温泉駅~前田南駅間 (3) 小渕駅~阿仁合駅間
「クレヨンしんちゃん家族都市プロジェクト」 (C)U/F・S・A・A
(4) 上桧木内駅ホーム (5) 角館駅~羽後太田駅間
(提供:北秋田市内陸線再生支援室)
秋田内陸線車両

秋田市の農業法人と意見交換を行いました(7月7日)NEWアイコン

秋田市金足地区で水稲や大豆などを生産する株式会社かなあし農園の小野基代表取締役と意見交換を行いました。
小野代表は父親の代から始めた農業を引継ぎ、平成31年2月に法人化しました。従業員は雇用していませんが、人手のかかる5月から6月は息子さん夫婦の協力を得て農作業をこなしているそうです。今年の2月には、令和6年度秋田市農業大賞(経営体部門土地利用型の部)を受賞しました。小野代表からは「特に変わったことをしているわけではないが、土づくりを大切にしてきている。」とのお話がありました。
また、小野代表は周囲で耕作が難しくなった田んぼを引き受けるなど、これからも精力的に農業をやっていきたいとのことです。

小野代表(右)と県拠点職員 小野代表と相棒のトラクター 株式会社かなあし農園のほ場

ふじさと粕毛地域活性化協議会主催の講演会に参加しました(7月1日)NEWアイコン

ふじさと粕毛地域活性化協議会では、令和5年度から農村RMO形成推進事業を活用し、外部から講師を招いて、地域の課題解決に資する講演会を開催しています。今回は、小田切徳美明治大学農学部教授を迎え「地域再生の道~にぎやかな過疎をつくる~」と題して講演会が開催されました。講演会には、地域住民の他、秋田県や藤里町、農村RMO事業に取り組む他の町からの参加もあり、熱心に耳を傾けていました。講演後の意見交換では、参加者から、活性化推進に当たっての留意点や課題解消に向けたヒント、優良事例の紹介など様々な質問があり、とても有意義な時間となっていました。

小田切教授の講演 熱心に受講する参加者 講演終了後の意見交換

秋田県立農業科学館のバラフェスタ2025(6月19日)NEWアイコン

「バラフェスタ2025」(6月7~22日)開催中の秋田県立農業科学館を訪問し、齋藤シニアエキスパートからお話を伺いました。バラフェスタは毎年開催されており、今年は昨年に引き続きABS秋田放送と協力し「グリクラパーク」を土日に開催。週末には3,000人を超える方々が来場したそうです。
9ヘクタールの敷地の一角にある花壇広場には、200種類、300株のバラが植えられており、ちょうど満開となっていました。バラ以外にも美郷町から提供されたラベンダーや、果樹園、樹木園、熱帯温室等でたくさんの植物が観賞できます。
農業科学館では、研究機関の紹介展や、仙北平野の農業用水解説模型が展示されているほか、ガーデニングやフラワーアレンジメント等の体験型の企画もあります。9月の「オータムフラワーフェスタ」では、秋に咲くバラとダリアとのコラボが楽しめるそうです。是非一度足を運んではいかがでしょうか。
展示イベント情報はこちら→  https://www.obako.or.jp/sun-agrin/#event

花壇広場(バラ園) 美郷町提供のラベンダー
(紫色:濃紫早咲、白色:美郷白華)
館内を案内していただきました!

アースデイ能代~高校生が環境に優しい野菜栽培に取り組む~(6月16日)

アースデイ能代は、秋田県能代市の高校生が主体となって、地球環境や持続可能な開発目標(SDGs)について考える活動を始め、今年で4年目を迎えます。これまでペットボトルの回収、フードドライブ、海岸の清掃、未利用魚の加工(缶詰・レトルトパウチ)などの取組を行っています。今年から新たに、家庭から出る生ごみを堆肥化して、環境に優しい野菜の栽培に取り組みます。この日、梅雨の晴れ間に高校生4人が、能代市轟地区の畑でハックルベリー、落花生、赤しその苗の定植作業を行いました。秋には、轟保育園の園児とともに収穫祭を予定しているそうです。

地域の方から作業の手順を聞いています 落花生の定植 定植後の水やり

日本政策金融公庫秋田支店との令和7年度業務推進会議を開催しました(6月13日)

日本政策金融公庫秋田支店と県内農業の課題解決に向けた令和7年度業務推進会議を開催しました。
日本政策金融公庫秋田支店からは、令和6年度の業務実績や各種重点取組事項等について説明いただき、当拠点からは、新たな食料・農業・農村基本計画の概要説明、統計データ分析支援チームの紹介、令和7年産に向けた水田農業の取組方針について情報提供を行いました。
意見交換では、政策金融公庫によるみどり認定への融資支援が措置されているため、秋田県と他県の認定状況について質問がありました。当拠点からはグループ申請による認定が行われると件数が増加、秋田県でも令和7年産からサキホコレが全量特別栽培に切り替わり、今後認定の件数が増えることを期待していると説明。また、みどり認定については更なる行政支援をお願いしたいと要望がありました。

日本政策金融公庫の皆さん
(中央:鈴木事業統轄)
挨拶をする推野地方参事官 日本政策金融公庫の皆さんと
推野地方参事官(左)

由利本荘市とにかほ市の女性農業委員が合同で研修を行いました(6月6日)

現在、由利本荘市では女性の農業委員3名、農地利用最適化推進委員3名、にかほ市でも女性の農業委員4名が活動しています。今回は由利本荘市の女性農業委員とにかほ市の女性農業委員が合同で研修を行い、総勢12名の女性農業委員等が集まりました。にかほ市で花苗を栽培している渡辺農園の施設見学を行ったあと、お互いの農業委員会の活動や悩みについて語り合いました。参加した農業委員からは「女性の農業委員はまだまだ少ないので、今回は意見交換ができて良かった。今後の農業委員の活動に活かしていきたい。」とのお話がありました。
なお、由利本荘市農業委員会では、事務局の女性職員1名を加えた女性7名で令和6年1月に「ゆりほん農委レディース7」を立ち上げ、農業委員会の仕事や活動について情報発信をしています。

熱心に説明を聞く参加者の皆さん 渡辺農園のハウス前で記念撮影 和やかな雰囲気の意見交換

令和6年度「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」(GAP部門)の東北農政局長賞の授与を行いました(6月5日)

本賞の授与は秋田県雄勝地域振興局において行いました。
推野地方参事官からお祝いの言葉と表彰状の授与のあと、受賞者の株式会社そば研と雄勝地域振興局幹部を交え、意見交換を行いました。
株式会社そば研の藤原洋介代表取締役から「東京オリンピック・パラリンピックにそばを提供するため、食材調達基準としてGAP認証が要件となっていたことから、JGAPを取得した。」と認証取得の経緯や、「生産工程管理を行っていることから、製品に対するクレーム対応の際、迅速な原因追及ができた。」と認証取得の効果を語っていただきました。

出席された方々と記念撮影 (左から)株式会社そば研の渡部さん、
藤原代表
意見交換の様子

秋田市のダリア農家と意見交換を行いました(5月28日)

秋田市雄和地域でダリア栽培に取り組む杉山正彦さんと意見交換を行いました。
杉山さんは秋田市総合振興公社を定年退職後、「自分はまだ働ける」と思い、自宅近くの農業法人(秋田市)のほ場を借りてダリア栽培を始めました。今年で就農から10年となりますが、満足した花ができるようになるまでは4、5年程度かかったそうです。昨年開催された第147回秋田県種苗交換会では、杉山さんが栽培した秋田県オリジナル品種の「NAMAHAGE MOMO」が秋田魁新報社賞・秋田県知事賞・1等賞を受賞しました。
また、杉山さんはダリア栽培のほかに水稲栽培にも取り組んでおり、周囲で耕作が難しくなった田んぼを引き受けるなど、今後も自分が動ける間は農業を続けていきたいとのことです。

ダリア栽培について話す杉山正彦さん NAMAHAGE MOMO
(提供:杉山さん)
杉山さん(右)と県拠点職員

「つなぐ棚田遺産」に認定されている藤里町横倉の棚田で田植え体験に参加しました(5月25日)

白神ぶなっこ教室(佐尾和子代表)は、横倉の棚田の保全を目的に棚田オーナー制度の取組を始めて、今年で15年目を迎えました。田植え体験では、棚田の一筆に、参加者12名が手作業であきたこまちRの苗を植えました。関東からの参加者は、「藤里町の自然と白神ぶなっこ教室のメンバーと再会することが、毎回楽しみ。」と体験イベントの魅力について話していただきました。黄金色の稲穂へと成長した実りの秋が心待ちとなる1日になりました。

作業の説明を行う棚田所有者の市川さん(右) 田植えスタート! 田植え終了後の記念写真

秋田県立大学で「みどり戦略」と「農林水産統計データの活用」について意見交換を行いました(5月19日)

秋田県立大学本荘キャンパスを訪問し、システム科学技術学部経営システム工学科の星野満博准教授、荒谷洋助助教、学生5名とみどりの食料システム戦略や農林水産統計データの活用等について意見交換を行いました。
出席した学生からみどりの食料システム戦略に関しては、「環境に配慮した商品にラベルを表示する『見える化』の取組に興味を持った。今後、この取組が消費者の購入意欲や購入量を高めていくことに寄与していくのか関心がある。」との感想をいただきました。また、農林水産統計データの活用に関しても、学生から「データがとても整理されおり、今後も研究に活用していきたい。」とのお話がありました。

説明する県拠点職員 ご意見をいただいた星野准教授 ご質問をいただいた学生の皆様

三種町でスマート農業実演会が開催されました(4月22日)

三種町農業再生協議会主催によるスマート農業実演会が開催されました。当日は天気に恵まれ、春作業の合間をぬって、町内生産者約50名が実演ほ場に集まりました。
近年急激に高騰している資材費等の影響を受け、農業全般で省力化・低コスト化が求められているなか、三種町では、情報通信技術を活用した自動操舵技術等の更なる利用拡大を目的に今年3月にRTK基地局を設置し、生産者の方々が無償で利用できる環境を整備しました。
今年の実演は、RTK後付装置を用いたトラクターでの耕起作業や畔塗作業、ドローンによる薬剤散布のデモンストレーションを行いました。食い入るように実演作業を見学しつつ、メーカーに細かく質問していた参加者の姿が印象的でした。

説明を熱心に聞く参加者の皆さん 散布実演用ドローン ドローンの操作実演
キャビン上部の後付けGSSアンテナ 自動操舵による耕起作業実演 自動操舵による畔塗作業実演


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