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東北農政局

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いわて四季折々(令和7年度)


岩手の「農山漁村の季節の風物詩」、「農産物直売所、農漁家民宿等の取組」、「村おこしイベント」、「農山漁村の行事、お祭り」、「郷土料理」など四季折々の取組や様子などを紹介します。

老人クラブ連合会が農作業(田植え)体験を主催 -岩手県・花巻市- (2025年7月7日掲載)

岩手県花巻市太田地区の老人クラブ連合会では、花巻市立太田小学校の5年生(15名)及び富士大学経済学部海邉ゼミの学生(11名)を迎えて田植え(手植え)体験を行いました。同連合会の堀岡正康会長は、「平成2年から次世代を担う小学生に田植えを始めとする農作業体験を実施(大学生は今回が初めて)、農作業への関心を高めるとともに収穫の喜びを味わってもらいたい。」と話していました。
参加者は、裸足で田んぼに入り、足をとられながらも丁寧に苗を植えていました。10アールに植えられた“ひとめぼれ”は、秋に収穫作業(稲刈り、脱穀など)の体験を行う予定となっています。
田植え終了後、質問・感想などを話す“交流”が行われ、小学生からは、「田んぼの水はどこから来るの」、「米作りはどんなところが大変ですか」。大学生からは「裸足での田んぼは初めてで新鮮だった」、「多くの人たちで作業したが時間を要した。機械化など技術革新のありがたみを感じた」など、“水”そして“お米”のありがたさ、作業の大変さを経験豊かな大先輩から実際の体験を通して学んだ、実り多い体験となりました。
海邉教授は、「地域の皆様にご協力をいただきながら農業への理解を深めてきた。県外出身の学生も多く、田んぼでの手植えは貴重な経験。米の価格高騰等がニュースとなる中で、米を国内で生産することの意味を考えるきっかけになることを期待している。食べ物のありがたみを感じ、また農業の魅力にも触れる機会になったと思う」と話していました。

田植えの説明をする老人クラブ連合会の方々
田植えの説明をする
老人クラブ連合会の方々
田植えをする小学生
田植え作業をする小学生
田植えをする大学生
田植え作業をする大学生
田植えの様子
田植え作業の様子

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