中国管内におけるかんがいの歴史
日本では古くから水田に農業用水を送るためのかんがい施設を建設しており、長い歴史を経て日本全国に張り巡らされた農業水路の長さは地球10周分に相当する延長40万キロメートルに及んでいます。
中国管内においても、江戸時代において、岡山県の干拓による新田開発や鳥取県弓浜半島の米川用水路等の建設が行われ、地域の発展に多大な貢献をしています。
ここでは、中国管内におけるかんがいの歴史をまとめましたので、ご覧ください。
1.世界かんがい施設遺産
(1)倉安川・百間川かんがい排水施設群(岡山県岡山市)※中調だより(第9号)にも記載しています。
(2)常磐湖(山口県宇部市)
※中調だより(第10号)にも記載しています。
2.土地改良の偉人
(1)鳥取県 米村所平(よねむらしょへい)(2)島根県 大梶七兵衛(おおかじしちべえ)
(3)岡山県 津田永忠(つだながただ)
(4)広島県 咽声忠左衛門(のどごえちゅうざえもん)
(5)山口県 岩崎想左衛門重友(いわさきそうざえもんしげとも)
3.水土里の文化遺産
(1)三永の石門(広島県東広島市)(2)中の峠隧道(広島県東広島市)
(3)江畑溜池堰堤(山口県山口市)
(4)周防灘干拓遺跡(山口県山陽小野田市)
4.日本農業遺産
(1)たたら製鉄に由来する奥出雲の資源循環型農業(島根県奥出雲町)※中調だより(第11号)にも記載しています。
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