香川ぴっぴ通信 第192号 2023(令和5)年12月18日 中国四国農政局香川県拠点
もくじ
- 1【お知らせ】
・香川県における中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証の授与式について
・令和5年度第4回中国四国地域産地向けセミナーの開催について
・令和5年度農林水産関係補正予算が成立しました
・「食料・農業・農村基本法」の検証・見直しについて
・「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」に係る検討会等について
・みどりの食料システム法について
・鳥インフルエンザ及び豚熱等の監視体制の強化について
・「令和5年度病害虫発生予報第9号」について
- 2【報道発表資料】
・農林水産省及び中国四国農政局 - 3【AFFクイズ】
- 4【コラム】
・我が家のSDGs……行政専門員 児山
1【お知らせ】
★香川県における中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証の授与式について
中国四国農政局では、中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第10回選定)として優良な取組事例を選定し、管内の農山漁村の活性化に資することを目的に、これらの事例を広く発信することとしています。
この度、令和5年11月10日に公表した中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定の団体部門1地区と、また、奨励賞の団体部門3地区に対し、中国四国農政局香川県拠点が主催する選定証授与式において選定証を授与します。
中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定地区
・一般社団法人さぬき市津田地区まちづくり協議会(さぬき市)(ビジネス・イノベーション部門)
日時:令和5年12月21日(木曜日) 16時00分~
会場:一般社団法人さぬき市津田地区まちづくり協議会
(香川県さぬき市津田町鶴羽1520-130)
中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」奨励賞選定地区
・満濃池土地改良区(琴平町)
日時:令和5年12月20日 (水曜日) 10時30分~
会場:満濃池土地改良区
(香川県仲多度郡琴平町榎井500-1)
・株式会社安岐水産(さぬき市)
日時:令和5年12月25日 (月曜日) 10時30分~
会場:株式会社安岐水産
(香川県さぬき市津田町津田1402-23)
・たどつまちLabo(多度津町)
日時:令和5年12月27日 (水曜日) 13時00分~
会場:香川大学経済学部
(香川県高松市幸町2-1)
・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/tosi_noson/231206_10.html
★令和5年度第4回 中国四国地域産地向けセミナーの開催について
中国四国農政局は、みどりの食料システム戦略の目標達成に貢献しうる技術等のうち、中国四国地域における共通の課題として、高い波及効果が期待される技術等を紹介するセミナーを農研機構西日本農業研究センターとの共催により開催しています。
今回は第4回の開催についてご案内します。
【開催日時】
令和6年1月12日(金曜日)13時30分~15時00分
【開催形式】
オンライン形式(Microsoft teams)
【セミナー申込期限】
令和6年1月10日(水曜日)
・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/se_kankyo/231122.html
★令和5年度農林水産関係補正予算が成立しました
令和5年11月29日、令和5年度補正予算が成立しました。
農林水産関係予算の重点事項は、「1 食料安全保障の強化に向けた構造転換対策」「2 物価高騰等の影響緩和対策」「3 「総合的なTPP等関連政策大綱」に基づく施策の実施」「4 持続可能な成長に向けた農林水産施策の推進」「5 防災・減災、国土強靱化と災害復旧等の推進」の5項目です。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/budget/r5hosei.html
★「食料・農業・農村基本法」の検証・見直しについて
農政の根幹を定める「食料・農業・農村基本法」は、平成11年に制定されましたが、制定時から、我が国の食料・農業・農村をめぐる情勢は、大きく変化しています。
このため、食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会は、昨年10月以降、同法の総合的な検証を行い、5月29日に「中間取りまとめ」を示しました。また、政府は「中間取りまとめ」を踏まえ、6月2日の食料安定供給・農林水産業基盤強化本部において「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」を決定しました。
また、7月14日から8月9日にかけて全国11都市で「食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会 地方意見交換会」が開催され、9月11日には「食料・農業・農村基本法の見直しに関する最終取りまとめ」を決定し、農林水産大臣に答申されました。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/basiclaw/index.html
(議事概要)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kensho/chiho/gaiyou.html
★「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」に係る検討会等について
6月2日の食料安定供給・農林水産業基盤強化本部の「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」の決定を受け、各種検討会等を設置しています。
また、12月6日の不測時における食料安全保障に関する検討会(第6回)において、検討結果の取りまとめが行われました。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
(不測時における食料安全保障に関する検討会)
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kentoukai.html
(適正な価格形成に関する協議会)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/kikaku/kakaku_keisei/imdex.html
(食品産業の持続的な発展に向けた検討会)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/kikaku/jizoku/index.html
★みどりの食料システム法について
環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(みどりの食料システム法)が成立し、令和4年7月1日に施行されました。
この法律は、農林漁業及び食品産業の持続的な発展等を図るため、環境と調和のとれた食料システムの確立に関する基本理念等を定めるとともに、農林漁業に由来する環境への負荷の低減を図るために行う事業活動等に関する認定制度の創設等の措置を講じるものです。
また、この法律に基づく計画の認定を受け、化学肥料・化学農薬の使用低減に必要となる設備を導入した場合に、所得税・法人税の特別償却の摘要が受けられますので、ご関心のある方は以下の資料をご覧ください。
さらに、環境負荷の低減に取り組む農林漁業者に役立つ技術の提供を行う機械・資材メーカー等の事業計画(基盤確立事業実施計画)については、令和5年12月15日に1事業者が認定され、計60事業者となりました。
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/houritsu.html
(基盤確立事業実施計画に関する情報)(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/midorihou_kibann.html
・「みどりの食料システム戦略」に関連する資料は、こちらにまとめています。(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
★鳥インフルエンザ及び豚熱等の監視体制の強化について
令和5年11月25日以降、佐賀・茨城・埼玉・鹿児島県内の養鶏場において、高病原性鳥インフルエンザが確認され、まん延を防止するため防疫措置が実施されています。また、東かがわ市をはじめ本年の野鳥での発生状況を見ると本病ウイルスは自然環境中に相当程度存在すると思われ、厳重な警戒が必要です。
さらに、県内においても豚熱に感染した野生イノシシが拡大しており、飼養豚への豚熱感染リスクが高まっています。
このため、飼養者の皆様におかれましては、飼養衛生管理基準の遵守をお願いします。万が一、飼養する家きん及び豚の異常を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
・詳しくは、こちら(中国四国農政局ホームページ)
(鳥インフルエンザに関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/inf/index.html
(豚熱(CSF)に関する情報)
https://www.maff.go.jp/chushi/anzen/kobetsu/butanetsu_jouhou.html
★「令和5年度病害虫発生予報第9号」について
令和5年11月15日、農林水産省は「令和5年度病害虫発生予報第9号」を発表しました。
野菜・花き類では、ハスモンヨトウの発生が、四国の一部の地域で多くなると予想されています。
・詳しくは、こちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/231115.html
2【報道発表資料】
★農林水産省の報道発表
・詳しくはこちら(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/press/index.html
★中国四国農政局の報道発表
・詳しくはこちら(中国四国農政局ホームページ)
https://www.maff.go.jp/chushi/press/index.html
3【AFFクイズ】
★今回のクイズは、麦に関することを出題します。
令和5年11月29日、農林水産省は 「令和5年産麦類(子実用)の作付面積及び収穫量」を公表しました。
この中で、令和5年産香川県小麦の作付面積は昨年に比べて何ヘクタール増加したでしょうか?
(1) 140ヘクタール(2)180ヘクタール(3)270ヘクタール
(解答は次号)
★前回のクイズは、「香川用水の水を貯水する宝山湖は、通常時に香川用水から県内に供給される水道用水の何週間分に当たる量を貯水することができるでしょうか。」でした。おわかりになったでしょうか。
正解は(2)2週間分でした。
宝山湖の有効貯水量は、約300万立方メートルであり、近年の慢性的な渇水状態の緩和対策や大地震などの不測の事態に対処するため、香川用水から供給される水道用水を一時的に貯留しています。
4【コラム】
★我が家のSDGs
SDGs(持続可能な開発目標)という言葉をよく耳にしますが、それって何。17の世界的目標等があるようですが、そのうちの一つにカーボンニュートラル(炭素中立=排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量にする目標)という考え方があります。
我が家では2年ほど前から冬の間、薪ストーブで暖をとっています。
薪ストーブを設置してから「通学路の木を伐採したので取りに来て」、「畑の横の山の木が伸びすぎて日陰になるから切ったので取りに来て」、「ぶどうを改植するため切ったので取りに来て」、「庭木を切るのでいりますか」等、近所の人から声がかかり、玉切りした木を持ち帰り薪にしています。
畑は手入れができず山になりつつあり、家は山に囲まれ、薪の調達はその気になれば可能です。ひとりの力では限りがありますが、冬の間の昼は木こり、夜は薪ストーブでまったり。
薪を作るために車やチェーンソー、薪割り機を使うことで完全なカーボンニュートラルにはならないと思いますが、快適な冬の生活と少しでもSDGsに貢献できればいいな。と思っています。
行政専門員 児山
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