フォトレポート(令和8年度)
香川県拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。
6月
収穫を待つネギ坊主の集団
- 撮影場所:香川県三豊市
- 撮影日:令和8年6月17日
香川県はタマネギ種子(採種)の産地です。特に、県西部の観音寺市や三豊市を中心に盛んで、ミツバチを利用した交配や、地域の気候に合った品種改良が行われています。
採種の工程は、種をまいて苗を育て、一度タマネギ(球)を収穫します。そして、収穫したタマネギを再び畑に植え直します。この採種株の定植は、タマネギの球根を冬の寒さにさらすことで、株が春の訪れを感じ種をつける準備を始めるためです。
翌年の春からネギ坊主と呼ばれる花芽が伸び、5月末から6月上旬に白い花が咲き、ミツバチ等による授粉が行われます。青々とした畑にポツポツと並ぶネギ坊主は、7月に入り花が枯れた後に収穫が始まり、その後、乾燥・調整を行い翌年以降の栽培用の種子となります。

初夏風物詩「満濃池初ゆる抜き」
- 撮影場所:香川県まんのう町
- 撮影日:令和8年6月15日
令和8年6月15日、まんのう町にある日本最大級のため池「満濃池」で、初夏の風物詩である「初ゆる抜き」の式典が満濃池土地改良区の主催により行われました。
満濃池を見下ろす高台にある神野(かんの)神社本殿では、満濃池土地改良区の黒木理事長をはじめ、香川県の池田知事や中国四国農政局の郷局長ほか多くの関係者が玉串を捧げ、農業にかかせない水に感謝するとともに今秋の豊穣を祈願しました。
午前11時に水門が開放されると、放水口から勢いよく水が流れ出し、見物の方々から歓声が沸き上がりました。
香川県拠点は、初ゆる抜きの見物に足を運ばれた方々に対し、四国土地改良調査管理事務所と連携して、農業への関心をさらに深めてもらおうと食料の安定供給などの施策PR活動を実施しました。

第42回香川用水水口祭の開催
- 撮影場所:香川県三豊市
- 撮影日:令和8年6月11日
「香川用水水口祭(みなくちさい)」は、毎年6月11日に徳島県境に近い香川用水導入口近くにある香川用水記念公園で開催されている伝統行事です。
水口祭の「水口(みなくち)」とは、田に水を引き入れる入口のことを表します。水問題が深刻な讃岐平野では、昔から田植えの準備作業をして地ごしらえを行ったときに、水口へ氏神様から戴いた「お札」(護符)を立て季節の花や焼き米をお供えして水への祈りと感謝を捧げる風習があり、これに因んで、吉野川の水が阿讃トンネルを通り最初に水面を見せる香川用水東西分水工を水口に見立てて実施される、重要なイベントです。
梅雨の晴れ間の中、多くの関係者の皆さまが参列して、水源地域である高知・徳島県への感謝の気持ちを新たにし、配水の安全と豊潤を祈願する神事が厳かに行われました。
香川県拠点は、このような参列者の方々に対し、四国土地改良調査管理事務所と連携して、農業への関心をさらに深めてもらおうとPR活動を実施しました。

5月
今年も大盛況!石田高校「真清水市場」
- 撮影場所:香川県さぬき市
- 撮影日:令和8年5月29日
香川県立石田高等学校(さぬき市寒川町)は、同校の生徒が育てた農産物を販売する実習の場として、恒例の「真清水市場」を市内のショッピングセンター駐車場で開催しました。市場名は、同校正門前の湧き水にちなんでいるそうです。
初日の店長を務める生徒代表が「心を込めて栽培した野菜などを、毎日の学びの成果として地域の皆様に直接届けたい。」とあいさつをしました。
この日を待ち望んでいた来場者は正午の開場前から列を作り、開場と同時にお目当ての商品を次々とかごの中に入れていました。トマトや寄せ植えなど人気商品はわずか5分足らずで完売するほどの盛況ぶりでした。
本市場は6月5日(金曜日)および12日(金曜日)にも開催予定です。生徒自慢の農産物をぜひご賞味ください。

収穫を迎えた黄金の大地
- 撮影場所:香川県綾川町、さぬき市
- 撮影日:令和8年5月26日、6月1日
綾歌郡綾川町、丸亀市周辺で、やわらかな風に揺れる小麦「さぬきの夢2023」。従来の「さぬきの夢2009」の風味を受け継ぎながら、粒の充実と安定した品質を兼ね備えた新しい小麦です。うどんにすると、しっかりとしたコシと心地よい喉ごしが広がります。生産者の丁寧な栽培に支えられながら大切に育てられ、今収穫の時期を迎えています。
また、東かがわ市、さぬき市周辺では、「さぬきの夢2009」のほかパン用小麦「はるみずき」の収穫も最盛期です。
「はるみずき」は、タンパク質含有率が高く、パン生地にすると弾力性が強い品種で、さぬき市の法人では、約20ヘクタールを栽培、数日かけて収穫されます。
是非、これらの香川県産小麦を使用した製品をご賞味ください。

坂出市市民ギャラリー「かもめ」でのパネル展示の開催
- 撮影場所:香川県坂出市
- 撮影日:令和8年5月19日
中国四国農政局香川県拠点は、令和8年5月19日(火曜日)から5月28日(木曜日)の間、坂出市市民ギャラリー「かもめ」において、みどり戦略学生チャレンジなどのパネル展示を行っています。
みどり戦略学生チャレンジのパネルでは、令和7年度に県内の高校生等が取り組んだ、「官民学の連携で取り組む地産地消の給食」、「環境型農業の確立として生産物ロス等活用による有機栽培」、「ため池の底泥を活用した持続可能な農業の実践」や「地域とともに自分たちの手で学食を発展させた自主活動」に加え、令和8年度第3回みどり戦略学生チャレンジ募集の紹介も行っています。
また、みどりの食料システム戦略に係るパネルでは、人々の生活や行動が地球温暖化などの環境に大きな影響を与えること、農業は地球温暖化の影響を最も受ける産業のひとつであり、農産物の生産や流通段階で環境負荷の低減を図ることが重要であることが、環境にやさしい農林水産物や食品の消費行動を推進していることを紹介するとともに、香川県内で環境負荷を低減した農産物の生産に取り組んでいる生産者の方々を紹介したパンフレットを設置していますので、是非お立ち寄りください。

紫色の穂が風にたなびく讃岐平野!!
- 撮影場所:香川県善通寺市
- 撮影日:令和8年5月15日
麦秋を迎えた讃岐平野の一部地域では紫色の穂をつけた麦畑が広がっています。
善通寺市では、はだか麦の一種「ダイシモチ」が53ha(令和8年産)栽培されており、収穫作業が始まりました。
「ダイシモチ」は通常のはだか麦に比べ、早生で短稈のため倒伏に強いという特性があります。また、精白米の約30倍の食物繊維を含み、生活習慣病の予防に寄与するとされる水溶性食物繊維(β-グルカン)が豊富に含まれています。
収穫されたダイシモチは、善通寺市農地管理公社の施設に搬入され、乾燥・調製された後、製粉等を経てうどんや焼酎への加工、地元高校生が開発したチュロスなどの商品化が進められており、地域活性化の一翼を担っています。

4月
青空に咲き誇る梨の花
- 撮影場所:香川県丸亀市
- 撮影日:令和8年4月8日
香川県内の梨栽培は西部に位置する観音寺市が有名ですが、中部の丸亀市内でも多く栽培されています。生産者によると、約40年前から栽培を始め、現在は豊水という品種を栽培しているとのこと。
今後は、梨の花に花粉をつける人工授粉作業、甘くて大きな梨にするために形の悪い実や小さな実を摘み取る摘果作業や病害虫から実を守るための袋掛け作業等を行い、8月下旬から9月中旬にかけて収穫・出荷時期を迎えるとのこと。
当地は桃の産地でもあり、いずれの作業も大変だが、甘くて水々しい大きな桃や梨を消費者に届けたいとの思いで頑張っているので、是非、多くの方々に味わっていただきたいとのことでした。
お問合せ先
香川県拠点
〒760-0019 香川県高松市サンポート3番33号
電話:087-883-6500




