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中国四国農政局

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フォトレポート(島根県)令和4年度

県域拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。

3月

MagicPickles(魔法のピクルス)~地元産品を中心に開発しました~

  • 撮影場所:島根県益田市
  • 撮影日:令和5年3月10日

マジックピクルス
「MagicPickles(魔法のピクルス)」とレシピ本

ひまわりの家
就労継続支援B型事業所ひまわりの家

 益田市にあるNPO法人きずなひまわりの家は、障がいのある方が就労的自立・経済的自立を目指しながら働くことを訓練する就労継続支援B型事業所であり、地元の生産者や企業等から受託した作業のほか、製菓事業など様々な仕事を行っておられます。

 ひまわりの家は、地元産品を中心に使用した商品「MagicPickles(魔法のピクルス)」をホテル運営などを行う地元企業のレシピ監修のもと開発しました。

 MagicPicklesは、ハーブやスパイス、オイルをふんだんに使用した自家製調味料のようなピクルスで、萩・石見空港や地元スーパーの「キヌヤ」で販売しているほか、ふるさと納税の返礼品となる予定とのことです。

 益田市に立ち寄られた際には是非、購入されてみてはいかがでしょうか。

2月

島根県立邇摩高等学校で施策説明を実施

  • 撮影場所:島根県大田市
  • 撮影日:令和5年2月15日

施策説明の様子
施策説明の様子

説明者
講義をする渡部主任農政推進官

 令和5年2月15日(水曜日)、中国四国農政局島根県拠点は、島根県立邇摩高等学校において、総合学科で農業を選択している1年生23名を対象に、「日本の農林水産業の未来に向けて」と題し、我が国の食料、農業をめぐる課題と、みどりの食料システム戦略をはじめとする農林水産省の主な施策について説明を行いました。

 講義後のアンケートでは、「食品ロスをなくすために自分もできることは取り組もうと思った。」、「今の農業には様々な課題があることがわかった。」、「農業と食料自給率は関係があることがわかった。」などの感想が寄せられました。


島根県立松江農林高等学校で施策説明を実施

  • 撮影場所:島根県松江市
  • 撮影日:令和5年2月8日

施策説明の様子
施策説明の様子

説明者
講義をする渡部主任農政推進官

 令和5年2月8日(水曜日)、中国四国農政局島根県拠点は、島根県立松江農林高等学校において、生物生産科1年生38名を対象に、「日本の農林水産業の未来に向けて」と題し、我が国の食料、農業をめぐる課題と、みどりの食料システム戦略をはじめとする農林水産省の主な施策について説明を行いました。

 講義後のアンケートでは、「お米をたくさん作っても消費者がたくさん食べていかないといけないことが分かった。」、「スマート農業で、人材不足を改善するためにロボット技術を行うというところに感動した。少人数で効率よく仕事ができてとても良いなと思った。農家の方が作った食材が無駄にならないように、食品ロスを防ぐために私も日々生活の中で出来ることをしていきたい。」、「今の農業の現状やこの先どういうことを考えているのかなどがよく分かって良かった。」などの感想が寄せられました。


令和5年度予算概算決定及び令和4年度補正予算に係るWeb説明会を開催

  • 撮影場所:島根県松江市
  • 撮影日:令和5年2月2日、令和5年1月31日

Web説明会2月2日
Web説明会の様子(令和5年2月2日:島根県拠点会議室)

Web説明会1月31日
Web説明会の様子(令和5年1月31日:島根県拠点会議室)

 中国四国農政局島根県拠点は、令和5年1月31日(火曜日)と2月2日(木曜日)に、令和5年度予算概算決定及び令和4年度補正予算に係るWeb説明会を開催し、各政策担当者から予算案及び主な事業の概要について説明を行いました。

 今回の説明会は、適切な時期に情報提供を行うことを目的にWebで開催することとし、県、市町村、JA等から74名の方に参加いただきました。

 また、食料・農業・農村基本法の検証・見直し、消費税のインボイス制度、中国四国農林水産データ集などについて情報提供を行いました。

 今後は、当日参加されなかった機関やコアパーソン等への個別説明を順次行うこととしています。

【関連リンク】
 令和4年度農林水産関係第2次補正予算の概要(農林水産省へリンク)
 令和5年度農林水産予算概算決定の概要  (農林水産省へリンク) 

1月

島根県立出雲農林高等学校で施策説明を実施

  • 撮影場所:島根県出雲市
  • 撮影日:令和5年1月26日

出雲農林高校で施策説明
施策説明の様子

説明者
講義をする渡部主任農政推進官

 令和5年1月26日(木曜日)、中国四国農政局島根県拠点は、島根県立出雲農林高等学校において、「日本の農林水産業の未来に向けて」と題し、我が国の食料、農業をめぐる課題と、みどりの食料システム戦略をはじめとする農林水産省の主な施策について説明を行いました。

 講義は1年生120名を対象に、植物科学科と食品科学科及び環境科学科と動物科学科の2回に分けて行いました。

 講義後のアンケートでは、「農業は高齢化が進んでおり、スマート農業の導入や若者が増えていかないといけないことが分かった。」、「もっと女性が働きやすい環境づくりが大切だと分かった。」、「すぐに食べるなら、手前をえらぶ”てまえどり”をすることで食品ロスが減るとわかった。私も“てまえどり”をしていきたい。」などの感想が寄せられました。
 


中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証授与式(社会医療法人正光会さんさん牧場)

  • 撮影場所:島根県益田市
  • 撮影日:令和5年1月11日

授与式
さんさん牧場の皆さんと関係者

やぎ
馬とヤギがお迎えします(さんさん牧場提供写真)

ふれあい
馬とのふれあい風景(さんさん牧場提供写真)

 令和5年1月11日(水曜日)、益田市において、中国四国農政局島根県拠点は、社会医療法人正光会さんさん牧場に対し中国四国農政局「ディスカバー農山漁村の宝」選定証授与式を行いました。

 さんさん牧場は、老朽化等のため存続が危ぶまれた「益田市立馬事公苑」を、特別支援学級や養護学校に対する支援を行う場、また就労継続支援A型事業所として馬を使った事業を運営することになり、更には就職先にもなり得る複合施設として設立されました。

 引退後の行き場が少ないことが問題となっている引退競走馬を4頭飼養し、乗用馬としてだけでなく、ホースセラピーや地域の流鏑馬神事など様々な活動を行っています。

 更に、飼育馬の馬糞を活用して野菜等を生産する循環型農業も実践しており、同法人のB型事業所と市内の卸売業者と手を組んだ「農・商・福連携事業」も実施し、障がい者の社会参加や地産地消の推進に貢献しているなど、様々な分野での取組が高く評価されました。

 さんさん牧場では、乗馬体験だけではなく、ヤギの「おり姫」やウサギたちとエサやりなどで触れ合うことができるほか、牧場内にあるカフェ「まうまうcafe」ではホットサンドや、さんさん牧場で生産したハーブである「バタフライピー」を使ったドリンクを味わうことができます。

【関連リンク】

中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の選定について

さんさん牧場ホームページ:https://sansanfarm.jp/(外部リンク)

12月

島根県立益田翔陽高等学校で施策説明を実施

  • 撮影場所:島根県益田市
  • 撮影日:令和4年12月6日

益田翔陽講義風景
施策説明の様子

益田翔陽講師
講義をする渡部主任農政推進官

 令和4年12月6日(火曜日)、中国四国農政局島根県拠点は、島根県立益田翔陽高等学校生物環境工学科の1年生40名を対象に「日本の農林水産業の未来に向けて」と題し、我が国の食料、農業をめぐる課題と、みどりの食料システム戦略をはじめとする農林水産省の施策について説明を行いました。

 講義後のアンケートでは、「日本の農業をもっと良いものにするために、農産物の輸出やスマート農業などを活用させ、課題を解決するよう取り組んでいることが分かった。」、「農家の方は67歳以上が多いことを知り、若い人が必要なことが分かった。」、「農林水産省がどんなことをしているのか、何を目的としているのかを知ることができて良かった。」などの感想が寄せられました。

11月

しまね農業女子の交流会開催

  • 撮影場所:島根県益田市
  • 撮影日:令和4年11月11日

バタフライピー
松尾さん(右)からハウスの作物(バタフライピー)の説明を聞くメンバー

サンサン牧場
牧場の取組に聞き入るメンバー

 令和4年11月11日(金曜日)、島根県益田市でしまね農業女子の交流会が開催されました。 参加者は浜田市、益田市及び津和野町在住のメンバー5名と、メンバーのもとで産業体験として農業をしているIターンの女性も加わり賑やかなものとなりました。

 交流会の場は、しまね農業女子の松尾さんが勤務し、応援団でもある「さんさん牧場」にご協力いただき、施設やほ場を見学しました。ランチをはさんで午後の部は施設長も同席され、農福連携をはじめとする「さんさん牧場」の取組について説明を聞き、障害者雇用の課題や工夫している点などについて意見交換をするなど、たいへん有意義な時間となったようです。

 その後も、作業用手袋や草刈り鎌など各自自慢の使いやすい農作業道具を持ち寄って情報交換をし、時間を忘れるほど盛り上がっていました。作物や就業形態は様々ですが、農業女子ならではの話題は尽きることなく、楽しい交流会となりました。


益田市に食と遊のテーマパーク「持石海陽王国」がオープンします!

  • 撮影場所:島根県益田市
  • 撮影日:令和4年11月10

黒船をモチーフとした建物
黒船をモチーフとした持石海陽王国の外観

レストランからの展望
日本海が一望できる2階レストラン

農師の額
直売所に掲げられている「農師」の額

 益田市持石(もちいし)海岸に食と遊のテーマパークをコンセプトにした「持石海陽王国」が令和4年11月22日(火曜日)(いい夫婦の日)にオープンします。是非、ご家族で訪れてみてはいかがでしょうか。 
 「持石海陽王国」は2階建てのお店で、1階に島根県西部の農林水産物直売所、2階では、地元の生産物を活用したレストランを展開します。

 檜谷代表は、『益田市の人口が減少している。「持石海陽王国」で、子どもたちに色々な体験を通してふるさとの風景を覚えてもらい、将来、その風景を思い出して益田市に帰ってきてほしいとの思いと益田市を食品産業都市として発展させていきたいとの思いで設立した。農林水産物直売所では、規格品だけでなく、規格外品も「農師」ブランドとして販売し、生産者の所得向上に繋げていきたい』と設立のきっかけを熱く語ってくれました。

 「農師」という言葉は直売所にメッセージとして掲げられており、「漁師」や「美容師」などその道のプロには、「師」という言葉がついている一方、農業は「農家」と表現されており、人々の発展を支える食を扱う農家は「農師」と呼ぶべきとして、広く知っていただきたいという檜谷会長の思いが込められています。

 今後は、持石海岸の豊かな自然の中でのレジャーやバーベキューなどで楽しんでもらう構想を持たれ、食と遊のテーマパークの実現を目指しておられます。


統計調査への協力に対して農林水産大臣感謝状を伝達

  • 撮影場所:島根県松江市、奥出雲町
  • 撮影日:令和4年11月4日(松江市)、令和4年10月27日(奥出雲町)

奥出雲町の佐藤さん
奥出雲町の佐藤治巳さん(右)と渡部地方参事官(左)

松江市の福井さん
松江市の福井満義さん(左)と渡部地方参事官(右)

 統計の重要性に対する国民の関心と理解を深め、統計調査に対する国民のより一層の協力をいただくことを目的として、毎年10月18日を「統計の日」と定められています。農林水産省ではこの日を記念し、永年にわたり農林水産統計調査にご協力いただいた農林漁家の方々並びに、農林水産統計調査の実施等に多大な功績のあった個人又は団体に対して感謝状を贈呈しています。

 今年度、島根県内では、農林水産大臣感謝状が11名に、また、中国四国農政局長感謝状が11名の方に授与されます。

 10月27日には、農業経営統計調査農家として20年にわたり協力をいただいている奥出雲町の佐藤治巳さんに対し、また、11月4日には農業経営統計調査農家として10年にわたりご協力をいただいている松江市の福井満義さんに対し、島根県拠点の渡部地方参事官から農林水産大臣感謝状を伝達しました。

 佐藤さんは、奥出雲町で仁多米の生産と奥出雲和牛の繁殖飼育をされており、和牛の生産に関しては、先般の全国和牛能力共進会にも参加され、島根県の成績が良かったことや、共進会後の子牛市況が良かったとのお話をお聞きしました。

 福井さんは、80歳になられますが元気にご夫婦で水稲を約2.4ヘクタールを栽培されています。統計調査を引き受けたことがきっかけでパソコンを使うようになったと笑って話しておられました。

10月

全国初の集落営農法人「おくがの村」が35周年記念大会

  • 撮影場所:島根県津和野町
  • 撮影日:令和4年10月22日

糸賀代表の挨拶
糸賀代表理事の主催者あいさつ

山本局長の挨拶
中国四国農政局山本局長のあいさつ

リレートークの様子
出席者によるリレートークの様子

 農事組合法人おくがの村35周年記念大会が10月22日(土曜日)津和野町の法人事務所で開催されました。

 式典では、主催者を代表し糸賀代表理事が「食料安全保障の面でも中山間地域は重要であり、守らなければならない。」とあいさつ。島根県知事、中国四国農政局長及びJAしまね組合長の来賓あいさつ、その後、おくがの村と縁の深いみなさんによるリレートークなどが行われました。

 昭和62年に設立された同法人は、全国初の集落営農型の農事組合法人で、糸賀代表理事が全国に講演に歩かれた縁で誕生した法人も各地にあり、まさに集落営農法人の草分け的存在です。

 全国各地から農事組合法人の代表、行政機関、JAなど130名を超える方々が集い、おくがの村35周年を祝う和やかな一日となりました。


りんごのおいしい季節です

  • 撮影場所:島根県飯南町
  • 撮影日:令和4年10月17日

りんご園
たわわに実ってます

新世界
収穫期を迎えた「新世界」

 広島県との県境に位置する飯南町にある「赤来高原観光りんご園」では、今季のりんご狩りが9月から始まり、現在は「新世界」が収穫期を迎えています。
 
 赤来高原観光りんご園では、例年約6千人の来園者があるようですが、コロナ禍の昨年は、屋外で「3密」を避けられることから県内外から約9千人の来園があったとのことです。

 今年は収穫期の異なる品種を9種類栽培されており、りんご狩りは11月6日まで楽しめ、期間を通じて旬のりんごを味わうことができます。
 

つなぐ棚田でライトアップ

  • 撮影場所:島根県奥出雲町
  • 撮影日:令和4年10月14日

棚田
灯りが点灯し始めた棚田の風景

棚田夜景
ほのかな灯りが棚田を幻想的に照らす

 つなぐ棚田に選定されている奥出雲町の追谷地区では、棚田の周りを8千個の小さな灯りでライトアップする「たたらの灯」のイベントが、10月9日から10月29日までの予定で開催されています。

 この催しは、神奈川県の企業や鳥取県の団体などの支援・協力も受けながら、平成29年から毎年、刈取の終わったこの時期に行われています。県内外から多くの来場者があり、さらに昨年からは、開催初日に花火の打ち上げも行い、好評を得ているとのことです。ライトアップに使用する灯りは、ペットボトル状の容器の中にLEDを組み込んだもので、そのやわらかな灯りが夜の棚田を幻想的に照らしていました。

 追谷地区では、ほかにも農作業体験や米のインターネット販売などにも取り組んでおり、今後もこれらの活動を通じて地域の農業・農村を守っていくこととしています。

9月

しまね農業女子応援団への参加依頼

  • 撮影場所:島根県松江市
  • 撮影日:令和4年9月27日

依頼
(有)京羅木農産での打合せ

シフォンケーキ
(有)京羅木農産に製造委託しマルシェに出品したシフォンケーキ

 しまね農業女子の活動に対して支援・協力してくださる応援団は、現在、12の企業・団体等がありますが、この度、しまね農業女子の事務局である島根県拠点地方参事官室では、松江市で地元の農林産物を使用した加工食品の製造・販売をされている(有)京羅木農産を訪問し、新たに応援団に参加いただくようお願いしました。

 (有)京羅木農産では、これまでも、しまね農業女子メンバーの生産した農産物を使用したシフォンケーキの製造に関わっていただくなど、しまね農業女子の活動に協力をいただいており、応援団参加についても快諾をいただきました。

 今後は、島根の資源(人・物・コト)を通じてしまね農業女子と連携を図り、「島根の食」の展開、拡大を目指したいとされています。


大根島で一年を通してハマボウフウを栽培しています

  • 撮影場所:島根県松江市
  • 撮影日:令和4年9月13日

ハマボウフウ
セリ科の野菜「ハマボウフウ」

栽培方法の説明
栽培方法を説明する吉岡伊予さん

 令和4年9月13日(火曜日)、島根県の中海に浮かぶ「大根島」(島根県松江市八束町)でハマボウフウの生産を行う吉岡伊予さんのほ場を訪問しました。

 ハマボウフウとは、セリ科の野菜で、料理のツマなど高級食材として知られています。かつては日本各地で自生していましたが、根に薬効があるため乱獲されてしまい、現在では見かけることが少なくなっています。

 大根島では30年ほど前から栽培され、西日本で唯一出荷されているそうです。コロナ禍で減少した需要も少しずつ回復に向かっており、5戸の農家で生産が行われ毎週出荷されています。植え付けの時期を分けることや、ハウスの構造に工夫を凝らすことで、夏や冬の急激な温度変化に対応し、一年を通して収穫ができる環境づくりを行っているとのことです。

8月

地域自治組織「二条里づくりの会」との意見交換

  • 撮影場所:島根県益田市
  • 撮影日:令和4年8月4日

意見交換の様子
意見交換の様子

取組について語る佐藤会長
取組について語る佐藤会長(中央)

 中国四国農政局は、令和4年8月4日(木曜日)、益田市二条公民館において二条地区地域自治組織「二条里づくりの会」佐藤伸廣会長、豊田実事務局長および堀江宗仁地域魅力化応援隊員(集落支援員)との意見交換を行いました。

 二条地区では、鳥獣被害防止に向け、捕獲のみでなく、専門員による住民参加の講習・勉強会の実施や、住民による鳥獣の出没・目撃情報を地図にマッピングすることで見える化し、被害の未然防止に効果を発揮しています。
 意見交換では、鳥獣被害対策を含めた現在の取組状況や中山間地域が抱える様々な課題についてお話を伺いました。


令和4年度「中国四国農政局・島根県石見地域9市町意見交換会」開催

  • 撮影場所:島根県吉賀町
  • 撮影日:令和4年8月3日

3年ぶりに開催された意見交換会
3年ぶりに開催された意見交換会

星川企画調整室長のあいさつ
中国四国農政局星川企画調整室長のあいさつ

 令和4年8月3日(水曜日)吉賀町において、石見地域の農業の振興に寄与することを目的とした、島根県石見地域9市町と中国四国農政局との意見交換会が3年ぶりに開催されました。

 意見交換会には石見地域の9市町と島根県から30名の出席があり、はじめに、本年の事務局を担当する吉賀町の副町長から「石見地域は人口減少、担い手不足、耕作放棄地の増加など共通の課題を抱えている。本日の意見交換を各市町で活かしていただきたい。」とあいさつがあり、各市町から農政の現状と課題、担い手対策などについて説明を行い、その後意見交換が行われました。

 この意見交換会は平成24年からスタートし、各市町を一巡したところですが、有意義な意見交換であることから、来年度以降も引き続き実施していくこととなりました。

7月

島根県オリジナルぶどう「神紅」が出荷最盛期

  • 撮影場所:島根県出雲市
  • 撮影日:令和4年7月29日

目合わせ会
目合わせ会

島根オリジナルぶどう「しんく」
島根県オリジナルぶどう「神紅」

 島根県オリジナルぶどう「神紅(しんく)」は、シャインマスカットとベニバラードを掛け合わせて「赤色で高糖度、香りがよく、皮ごと食べられる大粒系ぶどう」を目標に10年の歳月をかけ育成された品種です。「神紅」は、令和4年6月9日に品種登録され、現在、島根県内の7市町で生産者39名により約3.8ヘクタールが栽培されています。

 盆前の出荷最盛期を前に目合わせ会が開催され、生産者や検査員が出荷規格(形状、糖度、着色、果粒の大きさ等)を確認しました。今年は、天候に恵まれ着色や糖度の高い品質の良いものが出荷できる見込みです。
 島根県だけで生産している希少なぶどうを是非ご賞味ください。

6月

環境負荷低減に向け、スマート農業機器による取組を実証中

  • 撮影場所:島根県奥出雲町
  • 撮影日:令和4年6月15日

水田カメラ
水田カメラ

水田センサー(水温・水位)
水田センサー(水温・水位)

 日本農業遺産にも登録され資源循環型農業に取り組んでいる島根県奥出雲町では、環境負荷低減の取組を推進するため、今年度からみどりの食料システム戦略交付金を活用し、水稲栽培において、中山間地域でも実践可能なスマート農業機器を導入し、作業の省力化と収量の向上を図ることを目的とした実証事業を実施しています。

 実証事業では、ドローン及び衛星カメラを活用したセンシング技術と、水田センサー及び水田カメラを活用したモニタリング技術を組み合わせ、スポット施肥による肥料使用量の削減と作業の効率化、水位・水温の計測による水管理の省力化、防除・刈取適期の予測による効率的な栽培管理などの効果が期待されています。



お問合せ先

中国四国農政局島根県拠点
担当者:地方参事官室
電話:0852-24-7311(代表)