幻のアスパラ「ラスノーブル」を取材しました。

   美瑛町の「本山農場」では、美瑛独自品種のグリーンアスパラ「ラスノーブル」が栽培されています。「ラスノーブル」はすでに種子の供給が終了し、絶滅の危機に瀕しているため「幻のアスパラ」と言われており、美瑛町が全国唯一の産地となっています。通常のグリーンアスパラに比べ柔らかく曲がりやすいため、生産に手間がかかりますが、ブランド化に成功しており、人件費や肥料代など高騰した経費も価格に転嫁することができています。
   普通のグリーンアスパラは皮を剥いたり、根元を切り落とすのが一般的ですが、「ラスノーブル」はシャキシャキ食感を残しつつも根元まで柔らかいので余すことなく食べられるのが特徴です。うまみが段違いで、噛めば噛むほど濃厚な甘みと旨味が溢れ出します。
   また、本山農場で生産した「ラスノーブル」は半分以上をふるさと納税の返礼品として出品しており、美瑛町のPRとして大きく貢献しています。

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撮影データ

◯撮影年月日：令和7年5月26日（月曜日）
◯撮影場所：美瑛町

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