道総研道南農業試験場第28回公開デーが開催されました。
令和7年8月6日(水曜日)、函館地域拠点は、地方独立行政法人北海道立総合研究機構道南農業試験場が開催した「道総研道南農業試験場第28回公開デー」に参加しました。
この公開デーは、試験ほ場や研究成果の展示、体験コーナーなど様々な企画を通して、広く一般の方々に、同試験場の業務内容を理解していただくために、毎年度開催されています。
会場では、お米の食味試験体験や、染色・花束づくりなどの体験コーナー、家庭菜園での困りごとなどの相談コーナー、様々なイネの品種やさつまいもの栽培を見ることができる場内見学、農業機械の運転席に座れる展示コーナーなどの企画が催されていました。
お米の食味試験体験では、参加者がお米の特徴の説明書きを見ながら、3種類のお米を食べ比べて、品種あてに真剣に取り組んでいました。
各コーナーで交わされる参加者と担当職員のみなさんとの会話が、同試験場の業務に対する理解醸成に繋がると感じました。
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撮影データ
◯撮影年月日:令和7年8月6日(水曜日)
◯撮影場所:道南農業試験場(北斗市)
【お米の食味試験体験】

食味試験体験に使用されたお米。品種により、柔らかさや粘りに違いがありました。
使用されたお米の品種とその特徴の説明。
【染色・花束づくり】
花束用の色鮮やかなお花たち。カーネーションなど。
染色後のアルストロメリア。毛細管現象と蒸散により、白い花が緑色に染まっています。
【イネとさつまいもの品種】
「きたくりん」(左)「ゆめぴりか」(右)のほか、多くの品種がありました。
栽培品種の1つ「ハロウィンスィート」は、オレンジ色の果肉が特徴のさつまいも。
【農業機械展示】
展示されたトラクターなどの農業機械。
【ユリノキ】
設立当時(1909年頃)に植えられたシンボルツリー。倒木などの危険があり、今年の冬に伐採予定。