待望の晴天に、昆布干しが盛ん
釧路町昆布森地区では、晴天が続いた6月20日から棹前昆布漁が始まり、水揚げされた昆布を各干場で天日干しにする作業が盛んに行われています。
6月上旬に解禁された棹前昆布漁は、波が高い日や晴天に恵まれない日が続いたため順延されていましたが、昆布を干すために必要な晴天が続いた6月20日からは多くの漁船が漁に出て、船いっぱいの昆布が港に水揚げされています。水揚げされた昆布は干場まで運ばれ、よじれや重なりがないように一本ずつ並べ、天日干しします。
棹前昆布とは、7月から本格的に始まる長昆布漁の前に間引く昆布で、成熟する前に採取されるため薄いのが特徴で、早く柔らかく煮あがるため「早煮昆布」とも呼ばれています。サラダ、昆布巻き、佃煮やおでん等に人気の高い昆布です。
撮影データ
◯撮影年月日:令和5年6月21日(水曜日)◯撮影場所:釧路町

晴天の中作業が行われます

一本ずつ並べ干します

長いものでは20mにもなる
長い昆布
お問合せ先
北海道農政事務所 釧路地域拠点
〒085-0017 釧路市幸町10丁目3番地 釧路地方合同庁舎
☎:0154-23-4401:お問合せ入力フォーム