釧路市牧場で入牧が始まりました!
晴天の中、釧路市牧場で一斉入牧が行われました。 釧路市牧場は釧路市が設営する公共牧場で、牧草の刈り取り等で忙しくなる酪農家の負担軽減のため、搾乳が始まる前の育成牛*1や哺育牛*2を預かります。
牧場には、12戸の酪農家からおよそ200頭の牛がトラックで運び込まれ、次々とおろされていきます。今後入牧する牛を合わせると、総計300頭前後の牛が運び込まれます。運び込まれた牛は、市の職員が管理のために写真を撮り、体重測定を行い、病気を防ぐための消毒やワクチン接種を行った後、放牧地へ放されます。
約280haの放牧地では、初めての場所に戸惑う牛もいますが、時間の経過とともに徐々にリラックスし、草を食み横臥*3する等、自由に過ごしています。
預けられた牛の多くは、酪農家に代わって釧路市牧場が牛の発情周期を見定めるなど細かい管理を行いながら最適の時期に人工授精をし、分娩前に酪農家のもとへ戻る予定です。
*1 離乳してから初めて妊娠するまでの生後6ヶ月齢以上の牛。(釧路市牧場の受入基準)
*2 離乳するまでの生後6ヶ月齢以前の子牛。(釧路市牧場の受入基準)
*3 横たわりながら休息すること。横臥中は牛が反芻し睡眠をとる等、牛が暮らす環境の快適性や牛の健康にとって重要な行動。
撮影データ
◯撮影年月日:令和7年5月16日(金曜日)◯撮影場所:釧路市牧場(釧路市)

トラックが到着

続々と降りてきます

カメラに興味深々

1台に5~10数頭の牛を運搬

列になり順番を待つ牛

一頭ずつ確認しながら作業する市職員

洗浄と消毒

およその月齢ごとに区分け

放牧地へ

リラックスする牛
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