JA釧路地区女性協議会部員研修会で講演を行いました
北海道農政事務所釧路地域拠点は、令和7年3月24日(月曜日)に開催された令和7年度JA釧路地区女性協議会通常総会後に開催された部員研修会において、「『令和の米騒動』から読み解く改正食料・農業・農村基本法」と題し、部員等25名に講演を行いました。
講演は、研修会の一環として行われ、前半ではJA北海道女性協議会の国内視察研修の報告で、JAくしろ丹頂女性部の水本さんが、いまだ震災の爪痕が残る石川県を視察した事例が報告されました。
後半で、改正された「食料・農業・農村基本法」、米の生産・価格の動向や備蓄米の放出、食品アクセス確保のための子ども食堂設立支援等について講義を行いました。
受講した部員からは、「新聞では、次年度の学校給食用の米も確保できない学校があると掲載されていた。消費者としては、米の価格が高く店頭にも並んでいないのは本当に困っている。米農家が暮らしていけず、生産者が減るのは悪循環。米農家が自身の子どもに継がせたいと思えるような経営ができるような支援を国に要望する。」、「これから子どもがどんどん少なくなる時代に、子ども食堂の取組は重要。会としても出来るだけの支援はしたいと考えているので、国にも継続的な支援を期待している。」との声がありました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和7年3月24日(月曜日)◯撮影場所:釧路農業会館(釧路市)

全景

水本さんの視察の報告

写真も交えながら説明

食料・農業・農村基本法改正のポイントについて説明する今野総括農政推進官

聞き入る部員

質問する部員

時間を超過するほど多数の質問が
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