中標津農業高校で「みどりの食料システム戦略」をテーマに出前授業
釧路地域拠点では、農林水産省が令和3年5月に策定した「みどりの食料システム戦略」について、令和5年10月17日に中標津農業高等学校生産技術科の2年生を対象に「みどりの食料システム戦略の実現に向けて」と題して出前授業を開催しました。
授業では、はじめに、「みどりの食料システム戦略」動画を生徒に視聴してもらい、拠点職員から「みどりの食料システム戦略」の概要を説明しました。その後、本戦略の目標を達成するために何をすればいいか生徒たちに考えてもらうため、「温室効果ガス削減」、「化学農薬の使用量の低減」、「化学肥料の使用量の低減」、「有機農業の取り組み面積の拡大」、「環境にやさしい持続可能な消費の拡大や食育の推進」の5つのテーマの中から1つを選び、2グループに分かれてグループワークを行いました。グループワークではメジャーリーガーの大谷選手が取り入れた「目標達成シート」をディスカッション方法に活用し、各グループが取りまとめた意見を発表しました。
グループワークでは、若い発想でユニークなアイデアが出され、また、目標達成シートを通じたディスカッションの感想として、「まだまだ日本には課題があり、自分たちも当事者であることを認識することが大切であると感じた」、「グルーブワークで、様々な角度から意見が出たので参考になった。また、世界の課題として考えることができた」などの発表がされました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和5年10月17日(火曜日)
◯撮影場所:中標津農業高校(中標津町)

荒木地方参事官から挨拶

「みどりの食料システム戦略」動画を視聴

「みどりの食料システム戦略」の概要を説明

「目標達成シート」について解説

2グループに分かれ
グループ討議

話し合いながら
マスを埋めます

意見発表
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北海道農政事務所 釧路地域拠点
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