国内産農産物銘柄設定等の申請について

(1)提出書類等
    銘柄の設定等を要望する場合は、別紙様式の申請書を作成の上、受付期間内に北海道農政事務所長へ提出してください。
    なお、銘柄設定を申請する場合は、申請する農産物のサンプル(米穀・麦～100g程度、豆類・雑穀～300g程度)及び粒
  形等がわかる写真(1粒を拡大したもの)を添えて、提出してください。

(2)銘柄設定の要件（水稲うるち玄米の品種銘柄を除く）
    次に掲げる要件の全てを満たした場合に、銘柄として設定することができます。
  ア  農産物検査において、銘柄の鑑定が可能であること。
  イ  品種銘柄及び産地品種銘柄は、農産物規格規程に定める品位規格の適用が可能であること。
  ウ  品種銘柄及び産地品種銘柄は、当該品種が、種苗法(平成10年法律第83号)第19条に規定する育成者権の侵害の行為
    を組成するものでないこと。
  エ  品種群については、品種特性、品質の観点から、複数の品種を品種群として同一の銘柄とすることが適当であること。
  オ  品種銘柄及び産地品種銘柄については、当該品種に係る銘柄検査を行う1以上の登録検査機関の見込みがあること。
  カ  大豆の産地品種銘柄については、品種特性の粒の大きさ（大粒・中粒・小粒・極小粒）を踏まえたものであること。

(3)銘柄廃止の要件（水稲うるち玄米の品種銘柄を除く）
    次に掲げる要件のいずれかに該当した場合に、銘柄を廃止することができます。
  ア  設定要件のいずれかを満たさなくなること。
  イ  他の銘柄等への作付転換等により検査数量が減少すること。
  ウ  前年産及び前々年産の検査実績が10トン未満であること。 

申請先：農林水産大臣
提出先：北海道農政事務所 生産経営産業部 業務管理課
住所：〒064-8518 札幌市中央区南22条西6丁目2-22 エムズ南22条第2ビル
電話番号：011-330-8808(直通)  担当者：岡部、瀬戸
受付期間：令和7年10月1日（水曜日）から令和7年10月31日（金曜日）まで （ただし土日祝日は除く）   

(1)北海道農政事務所長は、農産物検査に関する学識経験者、北海道、生産者団体、実需者団体及び登録検査機関並びに必要
 と認める関係機関等を参集し、意見聴取会を12月末までに設けることとなっています。

(2)意見聴取会は原則、銘柄の設定等の産地毎(北海道)に行い、有識者等の同意により申請者の同席も可能です。
    なお、北海道農政事務所長が、広く意見を募集する必要があると判断した場合には、意見聴取会前に生産者等から意見を
 募集することもあります。

(3)北海道農政事務所長は、申請書及び意見聴取会の結果を農林水産省農産局長に報告し、農林水産省農産局長は報告により
 銘柄の設定等を行う必要があると認める場合、農林水産大臣が行う農産物規格規程の一部改正のための事務手続きを3月末
 までに行います。

(4)申請者は、申請された農産物が銘柄として登録された場合、申請に係る農産物のサンプルを登録検査機関への配布用等と
 して、北海道農政事務所長が指定する量（1kgを下限）を提出していただきます。     

（参考）：農産物検査法及び関係通知等（農水省リンク）

             作成時のポイント(PDF : 138KB)