放牧酪農を営む小田牧場の小田治義さんにお話を聞きました。
令和6年5月28日、帯広地域拠点は、広尾町で放牧酪農を営む小田牧場代表の小田治義さんと意見交換を行いました。
小田さんは、平成8年に御夫婦で新規就農し、38haの経営面積(放牧専用地10ha、採草地13ha、放牧採草兼用地15ha)で経産牛50頭、育成牛30頭を飼養しています。
「牛を牛らしく、のびのびと飼いたい」との経営方針で、「家畜を健康に飼うことは畜産の原点であり、牛が健康であれば生産される生乳も良質となり、経営の効率化に繋がる。」と話され、牛たちに、よりストレスがかからないと考える木造の牛舎を見学させていただきました。
小田さんのもとには新規就農を目指し訪問する方が多く、相談先にはJA等を紹介するなどアドバイスを行っています。
今後も、無理のない適正な規模で経営を充実させ、チーズの製造販売等にも取り組みたいと話されました。
撮影データ
◯撮影年月日:令和6年5月28日(火曜日)◯撮影場所:広尾町(小田牧場)

施設の見学と意見交換の様子
小田代表(右)、田中地方参事官(左)

牛舎を改造したアブレストパーラー式の搾乳室の説明

生後1週間ほどの子牛

放牧中の乳牛

木造のフリーバーン牛舎

牛舎と放牧地は自由に行き来が可能で、ロールサイレージを食べたり休んだりします。

牧地でのんびりと青草を食んでいます。
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